ハワイ諸島の中で2番目に大きな島であり、豊かな自然に恵まれ不思議な魅力を持つことから「マジックアイランド」とも呼ばれるマウイ島。
日系人移民100年を記念して作られた「三重の塔」や「大仏」が必見の、南国ハワイにある日本の仏教寺院をご存じですか?
それが、ハワイ州マウイ島ウエスト・マウイにある「ラハイナ浄土院(Lahaina Jodo Mission)」。
マウイ島の中心地「ラハイナ」の街中にあります。
ラハイナの人気スーパーマーケット「セーフウェイ」から車/レンタカーで約3分、徒歩でも約10分で到着できる抜群の立地ですよ!
この寺院は、2023年に発生した山火事により甚大な被害を受け、2025年6月現在も「臨時休業中」。
今回の記事では臨時休業前の情報を記載しています。
事前に公式サイトから営業情報をご確認の上、訪れるようにしてくださいね。
マウイ島に3ヶ所ある浄土宗寺院の1つである「ラハイナ浄土院」。
まるで日本のような場所ですが、境内(けいだい)には「ヤシの木」が植えられていたりと、南国・ハワイらしさも感じることができます♪
ハワイの日系移民を主人公として描いた、日本のTVドラマ「波の盆」の撮影地になった場所でもありますよ!
今回は、そんな「ラハイナ浄土院」への行き方を詳しくご紹介。
ハワイ旅行でラハイナ浄土院へ行くことを検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Contents
ラハイナ浄土院への行き方4通り
マウイバスで行く場合
マウイ島の公共バスであるマウイバス 。
乗車料金が安く、地域住民の移動手段として重宝されています。
マウイ島の中心地「ラハイナ」から「ラハイナ浄土院」へは、マウイバスを利用して向かうことはできません。
なぜなら、「ラハイナ浄土院」はラハイナの街中にある寺院。
よって、ラハイナの街からラハイナ浄土院へ向かう場合には、マウイバスを利用する必要はありません。
例えば、ラハイナの人気スーパーマーケット「セーフウェイ」を出発地点とした場合には徒歩約10分で到着することができちゃいます!
ラハイナ浄土院までのアクセスには、車/レンタカーなど他の交通手段を利用してくださいね。
車/レンタカーで行く場合
マウイ島の中心地「ラハイナ」 から「ラハイナ浄土院」へは、車/レンタカーを利用して向かうことができます。
車/レンタカーの利用は、移動時の自由度が魅力的!
ラハイナ浄土院は、ラハイナの街中にある仏教寺院。
今回は、ラハイナにある人気のスーパーマーケット「セーフウェイ」を起点とした場合の、ラハイナ浄土院までの行き方をご紹介します!
所要時間は約3分、約1㎞です。
ちなみに、徒歩でも約10分で到着できる距離ですよ。
では、道順の一例をご紹介します。
セーフウェイ横の道であるカプナケア・ストリート(Kapunakea St)を、海へ向かって走行。
突き当りを左折して、フロント・ストリート(Front St)に入りましょう。
南下していき、橋を越えた先の三叉路(三方に分かれる道)で斜め右の道へ進みます。
アラ・モアナ・ストリート(Ala Moana St)を道なりに走っていきましょう。
この道を進んだ左手側に、三重塔が印象的な「ラハイナ浄土院」がありますよ!
敷地内には、無料駐車場が用意されています。
駐車場はあまり広くないですが、目の前の道路であるアラ・モアナ・ストリート(Ala Moana St)沿いの路肩スペースに車を停めることもできますよ。
トロリーで行く場合(運行無し)
オアフ島で主要な移動手段の1つである「トロリーバス」。
ワイキキやホノルル市内の観光スポットを巡回している私鉄のバスのことです。
残念ながら、マウイ島ではトロリーの運行は行っていません。
マウイ島を観光する際は別の移動手段をご利用ください。
オプショナルツアーで行く場合
ハワイを観光する際に、オプショナルツアーに参加するのもおすすめ。
ハワイでの車の運転やバスの乗り方に慣れていなくて不安…という方は、この方法が一番安心でしょう。
他の観光スポットも一緒に巡るツアーであれば、効率よくハワイ観光ができるのも魅力的です!
「ラハイナ浄土院」は、現在「臨時休業中」。
よって、2025年6月時点で、複数の観光スポットを巡るツアーの目的地に「ラハイナ浄土院」が含まれているプランは見つけられませんでした。
しかし「完全貸し切りのチャーターツアー」を利用すれば、出発時間や目的地が自由に決められるので、理想的なツアーを楽しむことができちゃいます!
寺院が復興した際には、ツアーでの行き方も検討してみてくださいね。
ラハイナ浄土院を参拝する時の注意点
御祈祷には事前予約が必要
ラハイナ浄土院では、自由に参拝に訪れることができます。
しかし、それ以外にも各種御祈願や法事を行うことが可能。
希望される場合には、寺院へ事前に連絡してくださいね。
敷地内は走らないは
ラハイナ浄土院は、毎日多くの方が参拝に訪れる場所。
はしゃいだり走ったりして人にぶつかると、トラブルのもとになります。
敷地内では走らずに、落ち着いて参拝してくださいね。
ラハイナ浄土院は約30分~1時間で敷地内を巡れる!初めての方も必見のレビューをご紹介
「ラハイナ浄土院」は、約30分~1時間の滞在でも参拝や敷地内の散策ができる人気の寺院。
実際に参拝した方のレビューを3つご紹介します!
訪れる際の参考にしてくださいね。
1つ目のレビュー
お盆の時期に訪れました。
なんと日本のような「盆踊り」を踊る、お祭りが行われていました!
とても賑わっていました。
屋台も沢山出ていて楽しかったのでおすすめです。
2つ目のレビュー
あまり人が訪れないような静かな場所。
建築物、仏像、鐘を眺めながら、約20~30分敷地内を歩き回り、マウイ島や浄土院の歴史を学びました。
歩いているだけでも楽しめます。
静かなひととき。
美しいサンセットも見られるので、ぜひ夕日の写真を撮りに行ってください。
3つ目のレビュー
観光客が多く訪れるラハイナの町の中で最も素晴らしいと感じる、平和な隠れ家のような場所。
美しい仏教寺院で、美しい敷地には巨大な儀式の鐘や日系人移民100年を記念して作られた大仏があります。
静かな時間を過ごしたい方におすすめです。
ラハイナ浄土院に行くときの服装・持ち物
服装
ラハイナ浄土院へ参拝に行く際、基本的には普段着で大丈夫です!
しかし、仏様のいる神聖な場所であるということを踏まえて、失礼のないような服装を心がけるのは大切なこと。
派手過ぎる服や、タンクトップやノースリーブなどの露出の高い服は控えるのがおすすめです。
襟のあるシャツや、派手過ぎない服を選ぶといいでしょう。
ズボンも、短パンやハーフパンツなど素足の出るものは避けて、長ズボンを着用するのが望ましいですよ。
靴は、服装に合わせた物を選んでくださいね。
ちなみに、帽子やサングラスを着用したまま参拝するのは、非常に失礼な行為です。
敷地内に入る前に必ず外しましょう!
持ち物
参拝するために必要な物は、「お賽銭」。
日本円でもダメではないですが、お賽銭用に 現地のお金 を用意しておくといいですよ。
また、「ハンカチ(ハンドタオル)」を持っていくのもおすすめ。
お寺には「手水舎(ちょうずや)」という手を清めるための水場があります。
この場所で両手と口を清めてから、参拝するのが正しい順序。
清め終わった後は、持参したハンカチ(ハンドタオル)で拭きましょう。
ラハイナ浄土院の基本情報と敷地内の施設
施設名(英名)
施設名(英名)は、ラハイナ浄土院(Lahaina Jodo Mission)。
住所
住所は、12 Ala Moana St, Lahaina, HI 96761 。
営業時間
営業時間は、午前8時~午後6時です。
アクセス
マウイ島の中心地「ラハイナ」の街中。
マウイ島の玄関口「カフルイ空港」から車/レンタカーで約50分です。
料金
ラハイナ浄土院を参拝するのに料金はかかりません。
どなたでも訪問できます。
ウェブサイト
浄土宗の宗教法人が管理する公式ウェブサイトはこちらです。
https://jodo.or.jp/keyword/12135/
ラハイナ浄土院で日本の寺社を感じよう!まとめ
「ハワイ ラハイナ浄土院の行き方|南国で日本を感じる密かな人気スポット!服装・持ち物も」をお伝えしましたが、いかがでしたか?
ラハイナ浄土院は、マウイ島の中心地「ラハイナ」の街にある仏教寺院。
ラハイナにある人気のスーパーマーケット「セーフウェイ」から出発した場合、車/レンタカーで片道約3分。
徒歩でも約10分で行ける場所にあり、他のスポットの観光途中に立ち寄りやすいのも魅力的です!
オプショナルツアーに参加すれば、ハワイに慣れていない方でももっと楽に移動ができますよ。
観光で訪れた参拝客のみならず、地元の人々からも親しまれ、愛される「ラハイナ浄土院」。
毎年7月(お盆の時期)には「盆踊り」のお祭りも行われ、人種・宗教に関わらず多くの人々で賑わっています♪
観光の時期を合わせて、参加してみるのもおすすめですよ。
この寺院は、2023年に発生した山火事により甚大な被害を受けた為、2025年6月現在も「臨時休業中」。
今回の記事では臨時休業前の情報を記載していますので、訪れる前に、公式サイトから営業情報をご確認くださいね。
ハワイの魅力は海だけではありません!
ラハイナ浄土院を訪れて、心落ち着く時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。