ハワイ旅行に来たら、その土地の文化や歴史に触れたいという方も多いのではないでしょうか。
ハワイ王国繁栄の象徴であり、アメリカ合衆国内に現存する唯一の宮殿がハワイにあるのをご存じですか?
それが、ハワイ・オアフ島ホノルルにある「イオラニ宮殿(イオラニ・パレス/Iolani Palace)」。
ワイキキから車で約25分と気軽に行けるのも魅力的です。
1882年に建てられた宮殿は、2007年に行われた大規模な改修工事を経て、現在も尚美しい姿を維持しています。
今回は、そんな「イオラニ宮殿」への行き方を詳しくご紹介!
ハワイ旅行でイオラニ宮殿へ行くことを検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
Contents
イオラニ宮殿への行き方4通り
ザ・バスで行く場合
ワイキキ宮殿イオラニ宮殿までは、オアフ島を走る公共バスである「ザ・バス(TheBus)」を利用することができます。
ワイキキの人気エリアであるクヒオ通りから乗り換えなしで到着できるのが嬉しいポイント!
利用できるバスの路線は5つ。
イオラニ宮殿に最も近い場所で降車できる路線が2番、13番、E 番の路線。
その次にイオラニ宮殿に近い場所に降車できるのが2L 番、42番 の路線です。
まずは、クヒオ通り(クヒオ・アベニュー)からザ・バスに乗る場合一番便利な2番、13番、E 番 の路線からご紹介。
どの路線であっても乗り換えなしで「イオラニ宮殿前」まで到着できます。
2番(School St - Kalihi Transit Center)と13番(LILIHA - Puunui)のバスは、クヒオ通りのどのバス停からでも乗車が可能。
E 番 のバスは、クヒオ通りの大体のバス停に停車しますが、一部スルーするバス停もあるので注意が必要です。
3つの路線のバスが約5~10分の間隔でやってくるのでは早く来たものに乗車すれば大丈夫です!
ちなみに、E番のバスは30分に1本と運行本数がやや少なめ。
降車するバス停は、2番、13番、E番 の路線いずれも「サウス・ホテル・ストリート+アラケア・ストリート(S Hotel St + Alakea St、バス停ID:46)」。
イオラニ宮殿の西側(ハワイ州立美術館の南側)にあり、イオラニ宮殿のチケット売り場・ハレコアにも最も近いバス停です。
3つの路線の途中のルートは少し違いますが、必ずこのバス停には停車するので安心してご乗車ください。
ちなみに、2番のバスはベレタニアストリートを経由し、13番のバスはカピオラニ通りを経由。
E番のバスはヒルトンハワイアンビレッジ等がある「カリア・ロード」や、プリンス・ワイキキやアラモアナ・センター等がある「アラモアナ・ブールバード」を経由します。
経由地周辺に用事のある方は、それによって利用する路線を決めてもいいかもしれません。
なお、クヒオ通りからイオラニ宮殿までのバスの乗車時間の目安は約26~30分です。(旧フード・パントリーの跡地に出来たワイキキ・マーケット前のバス停「クヒオ・アベニュー+ワリナ・ストリート(Kuhio Ave + Walina St、バス停ID:24)」から乗車した場合)
バス降車後は、来た方向に少し戻るように歩きます。
宮殿敷地の側道であるリチャーズ・ストリートの交差点を横断し右折。
宮殿の脇の入口から敷地に入ることができます。
この入口の正面付近には「ハレコア」というイオラニ宮殿のチケット売り場が。
この建物は元々イオラニ・バラックスという建物で、googleマップにもこの名で載っています。
白く要塞のような見た目をしていますので、目印にすると良いでしょう。
イオラニ宮殿見学の手続きはこちらで行ってくださいね!
また、バス降車後に戻る方向に右折せずに真っすぐ歩き続けると、イオラニ宮殿裏側の入口に辿り着くのでここからも入ることができます。(ハワイ州会議事堂の南側)
なお、降車したバス停からイオラニ宮殿までは距離にして約360mです。
次に、2L番・42番 のバスを利用する場合の行き方をご紹介します。
2L番・42番 バス も、先ほどご紹介した2番、13番、E番を利用する場合と同様にクヒオ通り(クヒオ・アベニュー)のバス停から乗車できます。
ただし、2L番のバスは一部のバス停を飛ばして停車するので注意してください。
ちなみに、2L番・42番 バスともに、先ほどもご紹介した旧フード・パントリーの跡地に出来たワイキキ・マーケット前のバス停「クヒオ・アベニュー+ワリナ・ストリート(Kuhio Ave + Walina St、バス停ID:24)」には停車します。
2L番・42番 バスを利用する場合、降車するバス停は「サウス・ベレターニア・ストリート+パンチボール・ストリート(S Beretania St + Punchbowl St、バス停ID:45)」。
このバス停は2番、13番、E番を利用する場合の降車バス停の1つ手前のバス停で、ハワイ州会議事堂の裏側にあります。
バス降車後イオラニ宮殿までは、ハワイ州会議事堂の脇道を通ってイオラニ宮殿の裏側(北側)入口まで行くルート。
または、降りたバス停のある道路「サウス・ベレターニア・ストリート」を真っすぐ進行方向に歩いていき、左手に見える白い洋館、ハワイ州立美術館まで歩きます。
宮殿敷地の側道であるリチャーズ・ストリートとの交差点を左折し、そのまま直進してイオラニ宮殿の入口に向かうルートのどちらかで向かってくださいね。
車/レンタカーで行く場合
ワイキキからイオラニ宮殿へは、車/レンタカーで向かうことが可能です。
ただし、イオラニ宮殿の駐車場へのアクセスは少し分かりにくいので注意してください。
まずは、サウスキングストリートをワイキキ方面に直進します。
途中で有名観光スポットでもある「カメハメハ大王像」を通りますので、このあたりまで一番左のルートにいるようにしてください。
左折しイオラニ宮殿までの小道に入ります。
入口が分かりにくいので通り過ぎないよう注意して下さい。
直進していくと左手に小さな門が出てくるので、左折して入ります。
門を入って道なりに進んでいけば専用の駐車スペースに到着します。
「reserve(リザーブ)」という看板のある予約されている場所もありますので、その場所以外に駐車するようにしてください。
駐車場は十数台分のスペースがあります。
料金は変動する場合があるので、下記リンクからご確認ください。
https://www.iolanipalace.org/visit/location-directions-parking/
支払機で料金を払い、必ず駐車券をダッシュボードに見えるように置いておきましょう。
支払いには紙幣、25セントコイン、クレジットカードの利用が可能です。
クレジットカードが利用できない時もあるようなので、事前に両替をしておくと安心です。
なお、イオラニ宮殿館内では両替はできません。
トロリーで行く場合
「トロリーバス」とは、ワイキキやホノルル市内の観光スポットを巡回している私鉄のバスのこと。
ワイキキからイオラニ宮殿に向かう場合、トロリーを利用して30分前後で宮殿付近に到着できます。
今回は、ワイキキ内を運行する3社のトロリーをそれぞれ利用する場合の行き方をご紹介します。
行きは、どのトロリーでもイオラニ宮殿北側のバス停「ハワイ州庁舎/州政府」で降りるのがおすすめ。
帰りは、宮殿南側のバス停「カメハメハ大王像」から乗ると、早くワイキキ中心地に戻ることができます。
ダウンタウン方面のルートの都合上、どのトロリーも、行きと帰りの乗車バス停を変えると乗車時間を短縮できる事を覚えておくと便利です!
HIS の レアレアトロリー「LeaLeaトロリー」を利用する場合の行き方からご紹介。
8路線ある内の1つである「マラマライン」で行くことができます。
マラマラインは130分間隔で運行しており、1日の運行本数は4本です。
出発地点は、ワイキキ中心部にある「ロイヤル・ハワイアン・センター」。
乗車後39分、バス停「ハワイ州庁舎前」で降車してください。
バス降車後は、ハワイ州議会議事堂の敷地を横切るように歩いていくとイオラニ宮殿の裏手入口まで行くことができます。
ちなみに、宮殿最寄りのバス停は「 カメハメハ大王像」ですが、このバス停まで乗車していると乗車時間が1時間17分になってしまうため、先ほどのバス停で降りるのがおすすめ。
降車するバス停をうまく選択すると時間を短縮してイオラニ宮殿まで向かうことができますよ。
JTB の「 HiBus(ハイバス)」を利用する場合の行き方をご紹介。
こちらはJTBが運営する巡回バスサービスで、元々はオリオリウォーカーという名前で運行していたもの。
ワイキキからイオラニ宮殿までの場合は、1回乗り換えが必要となります。
まずは、ワイキキ中心部のホテル「モアナサー フライダー ウェスティン リゾート&スパ (MOANA SURFRIDER, A WESTIN RESORT AND SPA) 」から乗車。
ワイキキから出発するので、「アラモアナ・ルート」のバスに乗りましょう。
「アラモアナ・ルート」のバスは25分間隔で運行しています。
その後、乗り換えターミナルである「アラモアナセンター 海側」まで行きます。
乗り換えターミナルに到着したら「ダウンタウン・ルート」に乗り換えましょう。
「ダウンタウン・ルート」のバスは60分間隔で運行しています。
乗り換えてから降車するバス停「ハワイ州庁舎」までは約20分。
バス降車後、ハワイ州議会議事堂の敷地を横切るように歩いていくと宮殿の裏手入口まで行くことができます。
イオラニ宮殿に到着するまでの全体の所要時間は約32分です。
ちなみに、先ほどと同様に宮殿最寄りのバス停は「 カメハメハ大王像」ですが、このバス停まで乗車していると、乗車時間が約33分になってしまうため、先ほどのバス停で降りるのがおすすめ。
降車するバス停をうまく選択すると時間を短縮してイオラニ宮殿まで向かうことができますよ。
「ワイキキトロリ」ーを利用する場合の行き方をご紹介。
4つあるラインの内の1つである「レッドライン」で イオラニ宮殿の近くまで到着できます。
「レッドライン」は60分間隔で運行しています。
ワイキキ中心部にある「ワイキキ・ショッピング・プラザ」のバス停から乗車しましょう。
降車するバス停「ハワイ州政府庁前(イオラニ宮殿)」までは約20分。
バス降車後は、ハワイ州議会議事堂の敷地を横切るように歩いていくと宮殿の裏手へ辿り着くことができます。
オプショナルツアーで行く場合
イオラニ宮殿へ向かうのに、オプショナルツアーに参加するのもおすすめです。
ハワイでの車の運転やバスの乗り方に慣れていなくて不安…という方は、この方法が一番安心でしょう。
ツアーによって、各分野のスペシャリストであるガイドによる説明が聞けたり、昼食が付いていたりと様々。
他の観光スポットも一緒に巡るツアーであれば、効率よくハワイ観光ができるのも魅力的ですよね。
イオラニ宮殿の見学を楽しもう!まとめ
「ハワイ・イオラニ宮殿の行き方|ハワイ王国繁栄の歴史と文化に触れよう!」をお伝えしましたが、いかがでしたか?
イオラニ宮殿は、ウォールアートが話題のおしゃれタウン、カカアコ地区に位置しているのも魅力的!
ホノルルの最注目タウンとも言われています。
ワイキキからなら車で片道約25分、ザ・バスやトロリーなら約35分。
出発してから帰ってくるまでで考えても、車で2時間弱、ザ・バスやトロリーで約2時間と気軽にハワイの歴史的な建物の見学が楽しめます。
オプショナルツアーに参加すれば、ハワイに慣れていない方でももっと楽に移動ができますよ。
日本語対応の音声ガイドやボランティアガイドの説明付きの見学で子供から大人までハワイの歴史を楽しく学ぶことができるのもおすすめなポイントです!(4歳以下入場不可)
ハワイの魅力は海だけではありません!
イオラニ宮殿の見学で、ハワイ王国繁栄の歴史に触れてみてくださいね。