「フレンドリー アイランド」とも呼ばれ、昔ながらの素朴なハワイの街並みとゆったりとした時間の流れを楽しめるモロカイ島。
波が高く、夏場にはサーフィンやダイビングを楽しむ人々で賑わう絶景ビーチをご存じですか?
それが、ハワイ モロカイ島ウエスト・モロカイにある「ケプヒ・ビーチ(Kepuhi Beach)」。
モロカイ島の中心地・カウナカカイから車/レンタカーで片道約30分と気軽に行けるのも魅力的です!
通年波が高く荒い海は サーファーにとって絶好の波乗りスポット ですが、海水浴には向いていません。
砂浜と岩場が混在しているので、足元にはお気をつけくださいね。
今回は、そんな「ケプヒ・ビーチ」への行き方を詳しくご紹介!
ハワイ旅行で「ケプヒ・ビーチ」へ行くことを検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
Contents
ケプヒ・ビーチへの行き方4通り
バスで行く場合(運行なし)
オアフ島を走る公共バス「ザ・バス(TheBus)」など、利用料金の安さと充実した路線網から オアフ島民の 生活の足 として重宝されている移動手段。
残念ながら、モロカイ島には公共交通機関がなく、路線バスの運行は行っていません。
モロカイ島を観光する際は別の移動手段をご利用ください。
車/レンタカーで行く場合
公共交通機関の運行がないモロカイ島。
モロカイ島観光の主な移動手段として利用される車/レンタカーは、移動時の自由度が高いのが魅力!
モロカイ島の中心地・カウナカカイ から ケプヒ・ビーチ へは、車/レンタカーを利用して向かうことができます。
移動距離は約30㎞、所要時間は約30分です。
カウナカカイ から ケプヒ・ビーチ へ向かう場合の、道順の一例をご紹介。
最寄りの道路から、460号線 マウナ・ロア・ハイウェイ(HI-460/Mauna Loa Hwy)に入ります。
西方面、マウナロア地区 の方へ道なりに進んで行きます。
モロカイ空港を通り過ぎ、高台の街・マウナロアタウンの手前で右折、カルーア・コイ通り(カルーア・コイ・ロード / Kalua Koi Rd)に入ります。
このT字路の両脇には モロカイ島の西のリゾート「KALUAKOI RESORT(カルアコイ・リゾート)」の看板があるので、右折場所の目印としてください。
カルーア・コイ通り(カルーア・コイ・ロード / Kalua Koi Rd)をずっと道なりに進んで行くと「カルアコイ・リゾート」の入り口が見えてきます。
ここで右折して、ケプヒ・プレイス(Kepuhi Pl)に入ります。
モロカイ島西のリゾート「Ke Nani Kai」と「Kaluakoi Villas」を両側に、ケプヒ・プレイス(Kepuhi Pl)を行き止まりまで直進。
道の最後はロータリーになっていて、その奥に ケプヒ・ビーチ の駐車場がありますよ!
トロリーで行く場合(運行なし)
オアフ島で主要な移動手段の1つである「トロリーバス」。
ワイキキやホノルル市内の観光スポットを巡回している私鉄のバスのことです。
残念ながら、モロカイ島ではトロリーの運行は行っていません。
モロカイ島を観光する際は別の移動手段をご利用ください。
オプショナルツアーで行く場合
ハワイ観光で、オプショナルツアーに参加するのもおすすめです。
ハワイでの車の運転やバスの乗り方に慣れていなくて不安…という方は、この方法が一番安心でしょう。
他の観光スポットも一緒に巡るツアーであれば、効率よくハワイ観光ができるのも魅力的!
残念ながら、2025年1月時点で「ケプヒ・ビーチ」が目的地に含まれているツアーを見つけることはできませんでした。
しかし 完全貸し切りのチャーターツアー を利用すれば、出発時間や目的地が自由に決められるので「ケプヒ・ビーチ」を目的地に含めたツアーを楽しむことも可能ですよ!
ケプヒ・ビーチを訪問する時の注意点
荷物管理を徹底しよう
ビーチでは「荷物管理」を徹底することが大切!
ハワイでは、観光客を狙った「スリ」や「置き引き」などの軽犯罪が問題となっています。
そもそも、ビーチに行く際にはできるだけ貴重品を持っていかないのがおすすめ。
ブランド物のバッグなども、スリに狙われる確率が上がるので選ばないようにしてください。
できるだけ身軽な状態で遊びに行きましょう!
ウミガメの3m以内には近づかないで
ハワイでは、ウミガメ(ホヌ)は幸運を運ぶ象徴として大切にされています。
法律で「ウミガメとは3m以上距離をとり、触ったり、餌を与えることは禁止」と定められているのをご存じですか?
ケプヒ・ビーチではウミガメに出会うかもしれませんが、必ずこのルールを守るようにしてください。
なお、ウミガメ以外にも、ハワイアンモンクシール(アザラシ)など「特別保護動物」に指定されている動物には3m以内に近づかないようにしましょう!
違反すると、500ドルを超える高額な罰金が請求される場合もあるようですよ。
ライフセーバーがいない
ケプヒ・ビーチでは、ビーチの監視活動・救助活動・安全指導などを行ってくれる「ライフセーバー」が常駐していません。
通年波が高く洗い海なので、サーフィンをする際にも十分安全に配慮して行ってください。
小さなお子様連れの方は、絶対にお子様から目を離さないでくださいね。
ビーチでの飲酒は禁止
ハワイでは、公共の場での飲酒が州法によって禁止されています。
ビーチはもちろん、公園や路上、高速道路、バスの中などでの飲酒にも気をつけましょう。
また、野外で酒類を持ち運ぶ際には 必ず「袋に入れる」必要があります。
裸のまま持ち運ぶのも禁止とされているのでご注意を!
ケプヒ・ビーチでのんびり時間を過ごそう!初めての方も必見の訪問レビューをご紹介
「ケプヒ・ビーチ」は、熟練のサーファーたちが集まる絶好のサーフィンスポット。
波が高く海水浴には不向きなので、美しいサンセットを眺められるビーチでゆったりとした時間をお過ごしください。
実際に訪問した方のレビューを3つご紹介します!
訪れる際の参考にしてくださいね。
1つ目のレビュー
波の激しいビーチです。
風が強まると、岩にぶつかる波が絵画のよう。
波がすごくて、何度も何度も「すごい」としか言ってしまうほどでした。
岩場が多いので、寝転んで日光浴をする人はあまりいません。
穴場のビーチなので基本的には人が少なく、貸し切り状態になることも!
ですが、日が沈み始めると、美しいサンセットを見ようと多くの人がやってきました。
どうやら美しいサンセットの見られるスポットとして知られているみたいです。
日中には、絶滅危惧種のハワイアンモンクシール(アザラシ)がビーチで日光浴する姿が。
さらに、遠くの海にクジラも数頭発見しましたよ!
2つ目のレビュー
ケプヒ・ビーチは、絶好の夕暮れスポット!
ケプヒ・プレイス(Kepuhi Pl)の終点まで車で進むと、奥に駐車場があります。
波の高いビーチなので、地元の熟練のサーファーたちが波乗りを楽しんでいました。
オアフ島とモロカイ島の間の海峡には、クジラが飛び出す姿も見られましたよ…!
美しいと有名なケプヒ・ビーチでのサンセットも眺めましたが、本当に幻想的。
景色が良くて、とてもロマンチックでした。
注意したいのは、このビーチは海水浴向けの場所ではないということ。
特に冬場は、サーフィンが目的であっても波の状態を確認しながらにしてくださいね。
3つ目のレビュー
ケプヒ・ビーチは、美しい海に柔らかな砂が魅力的!
冬場には絶好のサーフィンスポットとなります。
ウェーブウォッチングには最適ですが、年間を通して波が高いので、水泳やシュノーケリングには適していません。
砂浜でのんびり過ごしてください。
ケプヒ・ビーチに行くときの服装・持ち物
服装
ビーチを「散策」するのか、「海水浴」を楽しみたいのかによって服装を工夫しましょう。
ビーチ散策をするなら、砂の上でも歩きやすい靴に、軽装で行くのがおすすめ。
「Tシャツ」に「ショートパンツ」などで大丈夫です。
日焼け対策として「UVカットパーカー」や「ラッシュガード」を身に付けるのもいいですね。
「リゾートワンピース」なんかも、涼しくてビーチで映えますよ♪
風の強い日は裾がめくれ上がりやすいので、違う服装にした方が過ごしやすいかもしれません。
海水浴を楽しむなら、脱ぎ着しやすい服の下に「水着」を着て出かけましょう。
上に重ねる服は、通気性がよく、乾きやすいアイテムを選ぶのがおすすめです!
ビーチでは「サンダル」が必要になりますが、替えの靴も用意しておくと、その後の観光などがしやすいですよ。
持ち物
ビーチへ行く際には、できるだけ「身軽な状態」で行くのがおすすめ!
なるべく「貴重品」を持っていかないことがポイントです。
ビーチ近くのホテルに泊まっているのであれば、「ホテルのカードキー」と「タオル」だけ持っていく!というくらいが1番安心。
「クレジットカード」や「パスポート」などは持っていかないことをおすすめします。
また、「ブランドもののバッグ」などもスリに遭いやすくなりますので持っていかない方がいいですよ。
海で写真を撮る際には、携帯用の「防水ケース」を準備しておくと安心です。
ケプヒ・ビーチ周辺は売店や自販機が少なく、飲み物や軽食の購入が難しい可能性が高いです。
気温が高く日差しが強いハワイでは、こまめな水分補給を忘れずに!
「飲み物」や「軽食」は持参してくださいね。
ケプヒ・ビーチの基本情報と周辺施設
英名
英名は、Kepuhi Beach 。
所在地(住所)
所在地(住所)は、1171 Kalua Koi Rd, Maunaloa, HI 96770 。
料金
ケプヒ・ビーチは公共のビーチなので、観光の際に料金はかかりません。
営業時間
ケプヒ・ビーチの営業時間は、特に決まっていません。
24時間訪れることができますが、安全を考慮して日中に訪れるのがおすすめです。
アクセス
モロカイ島の中心地「カウナカカイ」から車/レンタカーで約30分。
公共交通機関の運行はありません。
URL
ケプヒ・ビーチの公式ウェブサイトはありません。
ケプヒ・ビーチで浜辺の散歩を楽しもう!まとめ
「ハワイ ケプヒ・ビーチの行き方|最高のサンセットが望める美しいビーチ!服装・持ち物も」をお伝えしましたが、いかがでしたか?
ケプヒ・ビーチ は、パポハクビーチ や リゾートホテルである カルアコイ・リゾート など有名な観光地から近いのも魅力的!
モロカイ島の中心地である カウナカカイ から車で片道約30分、往復の移動時間で考えると約1時間。
美しいサンセットの見られる絶景ビーチに気軽に向かうことができます。
オプショナルツアーに参加すれば、ハワイに慣れていない方でももっと楽に移動ができますよ。
かつてはリゾート宿泊者向けのプライベートビーチでしたが、現在は誰でも利用できるプライベートビーチ(公営ビーチ)となった ケプヒ・ビーチ。
あまり人通りがなく貸し切り状態になることも多い 穴場のビーチ なので、ゆっくりとした時間を過ごすことができそうです♪
ハワイといえばやっぱり海は外せません!
ケプヒ・ビーチを訪れて、穴場ビーチから感動するほどの絶景サンセットをご覧くださいね。