「フレンドリー アイランド」とも呼ばれ、昔ながらの素朴なハワイの街並みとゆったりとした時間の流れを楽しめるモロカイ島。
カラウパパ半島でハンセン病患者の看病に尽力した「ダミアン神父」によって作られた神聖な教会をご存じですか?
それが、ハワイ モロカイ島イースト・モロカイにある「セント・ジョセフ・チャーチ(St Joseph’s Mission Church)」。
モロカイ島の中心地・カウナカカイ から車で約15分と気軽に行けるのも魅力的です。
可愛らしい外観の教会の前には ダミアン神父の銅像が設置され、ハワイの伝統的な首飾りである レイ が掛けられています。
「像の左手には不思議な力が宿っている…」との言い伝えもあるようで、触れておくといいことがあるかも??
今回は、そんな「セント・ジョセフ・チャーチ」への行き方を詳しくご紹介!
ハワイ旅行で「セント・ジョセフ・チャーチ」へ行くことを検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
Contents
セント・ジョセフ・チャーチへの行き方4通り
バスで行く場合(運行なし)
オアフ島を走る公共バス「ザ・バス(TheBus)」など、利用料金の安さと充実した路線網から オアフ島民の 生活の足 として重宝されている移動手段。
残念ながら、モロカイ島には公共交通機関がなく、路線バスの運行は行っていません。
モロカイ島を観光する際は別の移動手段をご利用ください。
車/レンタカーで行く場合
公共交通機関の運行がないモロカイ島。
モロカイ島観光の主な移動手段として利用される車/レンタカーは、移動時の自由度が高いのが魅力!
モロカイ島の中心地・カウナカカイ から セント・ジョセフ・チャーチ へは、車/レンタカーを利用して向かうことができます。
移動距離は約16㎞、所要時間は約15分です。
カウナカカイ から セント・ジョセフ・チャーチ へ向かう場合の、道順の一例をご紹介。
まず、最寄りの道路から 450号線 カメハメハ V ハイウェイ( Kamehameha V Hwy)に入ります。
この道路を、ひたすら道なりに東方面へ進んで行きます。
牧場「Kapualei Ranch」の手前、海側に目的地 セント・ジョセフ・チャーチ が見えてきますよ!
こじんまりとした素朴な教会は、可愛らしい 白い外観 が特徴です。
モロカイ島南海岸沿いの気持ち良いドライブを楽しんでくださいね♪
トロリーで行く場合(運行なし)
オアフ島で主要な移動手段の1つである「トロリーバス」。
ワイキキやホノルル市内の観光スポットを巡回している私鉄のバスのことです。
残念ながら、モロカイ島ではトロリーの運行は行っていません。
モロカイ島を観光する際は別の移動手段をご利用ください。
オプショナルツアーで行く場合
セント・ジョセフ・チャーチ へ向かうのに、オプショナルツアーに参加するのもおすすめです。
ハワイでの車の運転やバスの乗り方に慣れていなくて不安…という方は、この方法が一番安心でしょう。
人気のツアーは、現地に住む熟練ガイドの案内の元、観光スポットを巡ったり島のローカルグルメを食したりとモロカイ島の魅力を余すことなく体験できると評判です!
さらに 完全貸し切りのチャーターツアー を利用すれば、出発時間や目的地が自由に決められるのでより理想的なツアーを楽しむこともできますよ。
他の観光スポットも一緒に巡るツアーであれば、効率よくハワイ観光ができるのも魅力的です!
セント・ジョセフ・チャーチを見学する時の注意点
教会内での飲食・喫煙は禁止
教会内での飲食、喫煙は禁止されています。
教会は祈りを捧げる神聖な場所です。
酔っぱらった状態での入堂もやめてくださいね。
基本的にペットの同伴は不可
教会は、基本的にはペットの同伴禁止。
ただし、「介助動物」については許可される場合があります。
念のため、事前に教会に確認を取ってから訪れるようにしてください。
教会ではお静かに
教会は祈りの場であり、静かに過ごす必要があります。
周囲には、お祈りしている信徒の方や聖職者もいるでしょう。
他の方の祈りの邪魔をしないよう、大きな声での会話は控え、大きな足音を立てないように移動してください。
扉の開け閉めも、大きな音が鳴らないように注意してくださいね。
手を触れてはいけない・入ってはいけない場所に注意
教会にはそれぞれ、手を触れてはいけない物や、立ち入ってはいけない場所があります。
教会内に置かれている聖書や祈祷書(礼拝の順序が書かれた本)、聖歌集(典礼に用いられる歌をまとめたもの)、装飾品には手を触れないでください。
また、祭壇付近などは立ち入り禁止です。
立ち入り禁止の表示がないかなど、しっかり確認してくださいね。
教会内の撮影は事前確認を
教会内では、他にもお祈りをしている方がいるので静かに過ごしましょう。
スマートフォンなど携帯電話の電源は切るか、マナーモードにしてください。
教会内での通話は厳禁です。
教会内での写真撮影・ビデオ撮影については、事前に許可を取る必要があります。
無断での撮影はせず、必ず確認してからにしてくださいね。
神聖な場所での服装を意識しよう
教会に入る際は、神聖な場所に適した服装であるかを意識する必要があります。
基本的には平服で大丈夫ですが、露出の多い服は控えてください。
丈の長い服を着用しましょう。
夏場には、簡単に羽織れるものを用意しておくと便利です。
入堂の際には帽子を外してくださいね。
セント・ジョセフ・チャーチは約15~30分の滞在でも見学できる!初めての方も必見の見学レビューをご紹介
「セント・ジョセフ・チャーチ」は可愛らしい外観の小さな教会で、約15~30分の滞在でも見学することができます。
実際に見学した方のレビューを3つご紹介!
訪れる際の参考にしてくださいね。
1つ目のレビュー
美しい自然の真ん中にある教会。
こじんまりとしていて、白い外壁の可愛らしい教会です。
とてもいいロケーションなので写真を撮りたくなりますよ。
2つ目のレビュー
ベルギー出身の宣教師「ダミアン神父」によって1870年代に設立。
モロカイ島では2番目に古いという、歴史ある教会です。
教会の前にはダミアン神父の銅像も建てられていましたよ。
入口のドアは鍵がかかっておらず、内部も見学できました。
内部もシンプルな作りで、ゆっくりとお祈りしてきました。
白い小さな教会ですが、道路沿いにあって目立つのですぐ見つけられます!
3つ目のレビュー
小さくてとても素敵な教会。
その中には沢山の歴史が詰まっています。
オプショナルツアーの最中に訪れましたが、興味深く内部を見学してきました。
ぜひモロカイ島に行ったら訪れてほしいです。
セント・ジョセフ・チャーチに行くときの服装・持ち物
服装
教会は、神様に礼拝を行う神聖な場所。
基本的にはいつも通りの格好で大丈夫ですが、「露出の多い服装」は避けるようにしましょう。
ノースリーブやミニスカート、半ズボンなどは控えてください。
ノースリーブの服を着て出かけていた場合には、教会に入る時にはカーディガンなどを羽織るといいですよ。
また、教会に入る際には、神様への敬意を表すために「帽子を外す」こともお忘れなく!
持ち物
教会を訪れる際の持ち物は、特にありません。
必要に応じて用意しておくと便利なのが「ストール」や「カーディガン」。
教会内では露出の多い恰好は控える必要があるため、その時間だけ羽織ったり、脚を覆ったりできる物があると安心ですよ。
セント・ジョセフ・チャーチの基本情報と周辺施設
施設名
施設名は、セント・ジョセフ・チャーチ。
英名
英名は、St Joseph’s Mission Church。
住所
教会の住所は、Kamehameha V Hwy Kamalo, HI, 5910 Kamehameha V Hwy, Kaunakakai, HI 96748 。
アクセス
モロカイ島の中心地「カウナカカイ」から車/レンタカーで約15分。
バスやトロリーの運行はありません。
電話番号
電話番号は、808-558-0109 。
備考
教会の開放時間や曜日に関しては、正確な情報が見つかりませんでした。
詳しくは、直接教会にお問い合わせください。
URL
セント・ジョセフ・チャーチの公式ウェブサイトはありません。
セント・ジョセフ・チャーチで歴史に触れよう!まとめ
「ハワイ セント・ジョセフ・チャーチの行き方|島の英雄・聖ダミアンの教会!服装・持ち物も」をお伝えしましたが、いかがでしたか?
セント・ジョセフ・チャーチ は、モロカイ島の南海岸沿いをひたすら東方面へ向かっていく、非常に分かりやすいアクセスも魅力的!
モロカイ島の中心地である カウナカカイ から車/レンタカーで片道約15分、往復の移動時間で考えると車/レンタカーで約30分。
気軽に、モロカイ島の英雄が建てた神聖な教会を訪れることができます。
オプショナルツアーに参加すれば、ハワイに慣れていない方でももっと楽に移動ができますよ。
カラウパパ半島にてハンセン病患者の看病に生涯を捧げた ダミアン神父 の功績は、世界中で広く称えられているもの。
毎年5月10日は「聖ダミアンの日」として、多くのカトリック教会で彼を称える行事が行われています。
ハワイの魅力は海だけではありません!
セント・ジョセフ・チャーチを訪れて、カラウパパの歴史と聖ダミアンの功績に思いをはせる時間を過ごしてくださいね。