ハワイ諸島の中で2番目に大きな島であり、豊かな自然に恵まれ不思議な魅力を持つことから「マジックアイランド」とも呼ばれるマウイ島。
現在も「ハワイアン・カウボーイ文化」が息づく、小さいながらもお洒落でレトロな町をご存じですか?
それが、ハワイ マウイ島アップカントリー・マウイにある「 マカワオ(Makawao)」。
マウイ島の中心地である港町・ラハイナ から車/レンタカーで約45分の、マウイ島中央部に位置しています。
カウボーイとは、ハワイ語で「パ二オロ」。
ハレアカラの高原地帯・アップカントリーにあるこの町は、古くから「パ二オロの町」として密かに人気があります。
毎年7月4日に開催される「マカワオ・ロデオ」は、50年以上続くアップ・カントリーの伝統行事!
ハワイ最大のパニオロ競技会として、毎年賑わっていますよ♪
今回は、そんな「 マカワオ」への行き方を詳しくご紹介!
ハワイ旅行で「マカワオ」へ行くことを検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
Contents
マカワオへの行き方4通り
マウイバスで行く場合
マウイ島の公共バスである マウイバス 。
乗車料金が安く、地域住民の移動手段として重宝されています。
マウイ島の中心地である ラハイナ から マカワオ までは、マウイバスを利用して向かうことができます。
直通のバスはなく、一回乗り換えが必要。
所要時間は約2時間40分となりますので、長時間の移動も楽しめる!移動費を安く抑えたい!という方にはおすすめの行き方ですよ。
行き方を詳しくご紹介します!
まず、ラハイナの町にあるショッピングモール「ラハイナ・キャネリー」前のバス停「Lahaina Cannery Mall」へ向かいます。
このバス停から 29番「To Kahului Transit Center」行き のバスに乗車。
バスは 3000号線 ラハイナ・バイパス(Lāhainā Bypass)や 30号線 ハノアピラ二・ハイウェイ(Honoapiilani Hwy)を通り、カフルイ地区方面へ向かっていきます。
約1時間15分後、バスはマウイ島で最も大きな空港であるカフルイ空港の近くへ。
べバウ・ストリート(Vevau St)沿いの バス停「Kahului Transit Center」で降車してください。
乗車バス停から降車バス停までは4駅です!
その後、同じバス停から乗り換えをします。
乗車するバスは 40番「To Pukalani Terrace」行き 。
36号線ハナ・ハイウェイ(Hana Hwy)や 37号線ハレアカラ・ハイウェイ(Haleakala Hwy)を通りながら、さらに東へ向かっていきます。
約50分後、マカワオ・アベニュー(Makawao Ave)沿いの バス停「Makawao Public Library」で降車しましょう。
降車バス停に到着する前には、大きな芝生の公園「マカワオ・パーク・エディー・タム・センター」を左手に通過。
降車バス停目の前には「マカワオ公共図書館」がありますので目印にしてくださいね。
バスを降りれば、小さなカウボーイの町・マカワオ に到着です!
マウイバスの乗車方法は、オアフ島を走るザ・バスとほぼ同様。
ですが、マウイバスは一日の運行本数がそれほど多くありません。
バスを乗り逃したり 乗り継ぎのタイミングが悪かったりすると、到着までにかなり時間がかかってしまいます。
あらかじめ余裕を持った計画を立てておくのがおすすめですよ!
車/レンタカーで行く場合
マウイ島の中心地・ラハイナ から マカワオ へは車/レンタカーを利用して向かうことができます。
車/レンタカーの利用は、移動時の自由度が魅力的♪
今回ご紹介する ラハイナからの行き方 であれば、所要時間は約45分、約54km。
マウイ島で最も大きな空港である カフルイ空港 から向かうなら、所要時間は約20分、約20㎞です。
空港からレンタカーを借りて向かう方は参考にしてみてくださいね。
ラハイナ から マカワオ へ向かう道順の一例をご紹介します。
最寄りの道路から 30号線 ホノアピラニ・ハイウェイ(Honoapiilani Hwy)に入り、ひたすら道なりに海岸沿いを走行。
商業港として栄えた マアラエア港 付近まで来ると、道は海岸沿いを抜けて北上して行きます。
北上し始めてから2つ目の信号を右折して、380号線クイヘラ二・ハイウェイ(Kuihelani Hwy)へ。
道なりに走行し、そのまま メイヤー・エルマーF.クラバルホー・ウェイ(Mayor Elmer F. Cravalho Wy)に入ります。
右手にデパート「ウォルマート」を通り過ぎた先の信号を右折。
36号線ハナ・ハイウェイ(Hana Hwy)を進み、1つ目の信号を右折して 37号線ハレアカラ・ハイウェイ(Haleakala Hwy)を走行します。
ひたすら道なりに進んで行き、プラカニの町へ。
右手に 教会「Jesus Is Alive Church」を通り過ぎた先の信号を左折すると、小さなカウボーイの町・マカワオ に入って行きますよ!
マカワオの町にはいくつか パーキング があり、中には無料で利用できる駐車場も!
小さな町で施設同士の移動距離も短いので、パーキングに駐車してから町を散策するのがおすすめです♪
トロリーで行く場合(運行無し)
オアフ島で主要な移動手段の1つである「トロリーバス」。
ワイキキやホノルル市内の観光スポットを巡回している私鉄のバスのことです。
残念ながら、マウイ島ではトロリーの運行は行っていません。
マウイ島を観光する際は別の移動手段をご利用ください。
オプショナルツアーで行く場合
マカワオ へ行くのに、オプショナルツアーに参加するのもおすすめ。
ハワイでの車の運転やバスの乗り方に慣れていなくて不安…という方は、この方法が一番安心でしょう。
他の観光スポットも一緒に巡るツアーであれば、効率よくハワイ観光ができるのも魅力的です!
ツアーによって、知識豊富な日本語ガイドが案内してくれるプランや、ホテルまでの送迎サービスが付いたプランなどさまざま。
さらに「完全貸し切りのチャーターツアー」を利用すれば、出発時間や目的地が自由に決められるので より理想的なツアー を楽しむこともできちゃいます♪
観光目的に合わせてツアーを探してみてくださいね。
マカワオを観光する時の注意点
荷物の管理に気をつけよう
「スリ」や「置き引き」などの軽犯罪を防ぐため、スマートフォンや財布などの「貴重品」は 必ずカバンに仕舞っておくようにしましょう。
日本と同じ感覚で観光を楽しんでいると、気づいたらスラれていた…!なんてことになりかねません。
そもそも、最小限の荷物で出かけること。
ショッピング中には「カバンを体の前で抱えて管理する」ように意識するといいですよ。
夜間の外出は人通りが多い場所を選ぼう
マカワオは、比較的治安のいいエリアと言われています。
しかし、夜間の外出には注意が必要!
夜にショッピングに出る際などは、「人通りが多い場所」を選んで歩くようにしてください。
また、できる限り「複数人で行動する」ようにしましょう。
お買い物の予算を決めておこう
マウイ島は、輸送コストの関係や人気の観光地であることから、ハワイ州の島の中でも「物価が高い」傾向にあります。
旅行だからと色々買ってしまうと、いつの間にか予算オーバーということにも…
お買い物の際は、事前に予算を決めておくのがおすすめですよ。
マカワオの町でゆっくり観光を楽しもう!初めての方も必見の観光レビューをご紹介
「マカワオ」は、カウボーイ文化の残るレトロな町。
ぜひスケジュールに余裕を持って、ゆっくり観光を楽しんでくださいね!
実際に観光した方のレビューを3つご紹介。
訪れる際の参考にしてくださいね。
1つ目のレビュー
ハレアカラ山の中腹にあるクラの町からの帰りに、マカワオに立ち寄りました。
カウボーイ文化の息づく町は、古き良きレトロな雰囲気。
しかし、最近はとてもセンスの良いお洒落なお店が増えてきていて少しずつ街の姿も変わってきているようです。
今回初めて町の図書館に立ち寄りました。
町の小学生が書いた詩と絵がたくさん飾ってあり、楽しく拝見しました。
マカワオには、世界三大花木の1つでもある紫の綺麗な花「ジャカランダ」がたくさん咲いていましたよ。
2つ目のレビュー
ハワイ島のオールドタウン「ホノカア」を連想させる小さな町。
困るのは、小さな町なので駐車場が少ないこと。
知名度が出てきたので観光客は結構いるけど停める場所が無いので、渋滞することがあります。
時間制限つきで路駐ができる場所もあるので活用するのがおすすめです!
マカワオは、かつてカウボーイ(パ二オロ)として栄えた町。
町中には今でも道に馬の手綱を繋ぐ木柵があり、その頃の面影を残していましたよ。
ファンションやアクセサリーの店、アートショップなどの小さなお店が並んでいます。
車を停めて、マカワオで人気の老舗ベーカリー「コモダ・ストア・アンド・ベーカリー」にある名物ドーナツを食べに行きました!
これがとっても美味しかった…!
風情を感じる素朴な雰囲気が素敵なオールドタウンでした。
3つ目のレビュー
歴史があり、アップカントリーの気持ちのいい空気が感じられる小さな町。
少々分かりずらい場所にあり、駐車場を探すのに苦労するかもしれません。
レストランや小さな店が、町のメインストリートであるボールドウィン・アベニュー(Baldwin Ave)に並んでいます。
地元の工芸品や絵画などが溢れており、町中の博物館を巡るのもおすすめです!
博物館のスタッフの方は、マカワオの歴史に詳しくて楽しいお話をしてくれましたよ。
町を観光するには、3時間ほどあるといいでしょう。
食事や博物館、ショッピングを十分楽しめます!
マカワオに行くときの服装・持ち物
服装
マカワオを訪れる際の、決まった服装は特にありません!
お好きな格好で訪れて大丈夫。
ハワイを観光する時には、基本的に「動きやすいカジュアルな服装」であるのがおすすめです。
気温の高いハワイでは汗をかくことが多いので、ハイブランド系の服を着ている人はあまり多くありません。
足元は、長時間でも元気に動き回れるように「歩きやすい靴」を選ぶといいでしょう!
マカワオに向かうまでにマウイバスを利用したり、町中のお店でショッピングを楽しむこともあるかと思います。
車内やお店の中は、クーラーが強く効いていることも多いです。
体温調節ができるように「羽織物」を用意しておくと安心ですよ!
持ち物
マカワオを訪れる際の持ち物は、特にありません!
ただ、用意しておくと便利なのが「羽織物」。
建物内に入るとクーラーが効いているので、体が冷えてきた時にすぐ羽織れるようにしておくといいでしょう。
履き慣れていない靴 や ヒールの高い靴 を履いて出かけた場合には、予備として「歩きやすい靴」も用意しておくのがおすすめですよ。
また、マカワオでショッピングを楽しむ場面もあるかと思います。
ハワイでは「レジ袋の有料化」が実施されているのをご存じでしょうか?
2015年7月1日から行われているこの取り組みは、マカワオの町にあるお店も例外ではありません。
ぜひ「エコバッグ(マイバッグ)」を持参して行きましょう!
マカワオの基本情報と施設
所在地
所在地は、Makawao, HI 96768 。
アクセス
マウイ島の中心地である港町「ラハイナ」から車/レンタカーで約45分。
マウイバスでもアクセスできます。
営業時間
公共エリアのため、営業時間は特に決まっていません。
24時間訪問できます。
定休日
公共エリアのため、定休日は特に決まっていません。
常時訪問できます。
料金
マカワオの町を訪問するための料金はかかりません。
駐車場
マカワオ内のパーキングをご利用ください。
無料で利用できる場所もあります。
マカワオの町を散策しよう!まとめ
「ハワイ マカワオの行き方|ハワイアン・カウボーイ文化の息づく静かな町!」をお伝えしましたが、いかがでしたか?
マカワオは、サーファータウンとして人気の町・パイア など有名な観光地から近いのも魅力的!
マウイ島の中心地である港町・ラハイナ からなら車/レンタカーで片道約45分、マウイバスなら片道約2時間40分。
往復の移動時間で考えると、車/レンタカーで約1時間30分、マウイバスで約5時間20分。
マウイ島西部から中央部へと移り変わる景色を眺めながら、移動時間も楽しんでくださいね!
オプショナルツアーに参加すれば、ハワイに慣れていない方でももっと楽に移動ができますよ。
カウボーイ(パ二オロ)・タウン として人気のマカワオですが、実は「芸術の町」としても人気が出てきていることをご存じですか?
小さな町には複数のギャラリーが立ち並び、町には多くのアーティスト達が移住してきています。
ハワイの魅力は海だけではありません!
マカワオを訪れて、古き良きハワイの街並みの散策を楽しんでくださいね。