ハワイで人気のアクティビティの1つであるハイキング・トレッキング。
オアフ島東海岸の景色を堪能しながら進む人気ハイキングコース・トレッキングコースの先にある、絶景岬をご存じですか?
それが、ハワイ州オアフ島にある「マカプウ岬(マカプウポイント/Makapuʻu Point)」。
オアフ島観光の拠点となることの多い「ワイキキ」や「アラモアナ」から車/レンタカーで約30分と、比較的気軽に行けるのも魅力的です。
元々の見晴らしの良さに加え、2018年に行われた駐車場と道路の改修工事によってより安全に、挑戦しやすいトレイルコースになっていますよ。
今回は、そんな「マカプウ岬」への行き方を詳しくご紹介。
ハワイ旅行でマカプウ岬へ行くことを検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
Contents
マカプウ岬への行き方4通り
ザ・バスで行く場合
オアフ島を走る公共バス「ザ・バス(TheBus)」。
オアフ島観光の拠点となることの多い「ワイキキ」から「マカプウ岬」までは、ザ・バスを利用して向かうことができます。
交通費を抑えて移動したい方におすすめですよ!
ワイキキ中心部から向かう場合に利用できるのは、23番「Hawaii Kai - Sea Life Park」行きのバス。
以前までは22番バスも利用できましたが、現在は廃線となっています。
詳しい行き方をご紹介します。
まずは、ワイキキ東側にある「カハラ・モール」の傍にあるバス停「Hunakai St + Waialae Ave」へ向かいましょう。
徒歩で向かってもいいですし、ワイキキ中心部からバス停までは少し距離があるのでザ・バスに乗って行くという方法もあります。
ザ・バスに乗る場合には、ワイキキ中心部のクヒオ・アベニュー(Kūhiō Ave.)から2番バス・2L番バスのどちらかに乗るのがおすすめ!
ワイキキ内を走るほとんどのバスがクヒオ・アベニュー(Kūhiō Ave.)を経由しているため、この通り沿いにはバス停が沢山あります。
2番バス か 2L番バス に乗れば、カハラ・モール傍のバス停で降車することができますよ。
バス停「Hunakai St + Waialae Ave」に着いた後は、23番「Hawaii Kai - Sea Life Park」行きのバスに乗車!
オレンジ色が鮮やかなバス停看板の傍には、小さなベンチ設置されていますよ。
バスは72号線カラニアナオレ・ハイウェイ(Kalaniana‘ole Hwy)を通りながら、オアフ島東端まで進んでいきます。
降車バス停ですが、2カ所からお好みで選びましょう!
「カイウィ州立風光海岸線(Kaiwi State Scenic Shoreline)」という州立公園内のマカプウ・トレイルを歩いた先にあるのが「マカプウ岬」。
しかし、このトレイルコースの入口付近にはバス停がありません。
なので「公園手前のバス停」か「公園を通り過ぎた先のバス停」で降車することになります。
公園手前のバス停は「Kalanianaole Hwy + Opp Hawaii Kai Golf Course/カラニアナオレ・ハイウェイ+オポジット・ハワイ・カイ・ゴルフ・コース」。
このバス停から公園入口までは徒歩約20分、約1.5km。
比較的平坦な道なので、歩きやすいです。
公園を通り過ぎた先のバス停は「Sea Life Park/シー・ライフ・パーク」。
このバス停から公園入口までは徒歩約15~20分、約1.1km。
23番バスの終点となる場所で分かりやすいですが、公園入口へ向かう道中に上り坂の箇所があり、少し体力が必要です。
公園へ向かって歩いていくと「KAIWI STATE SCENIC SHORELINE」と書かれた看板があります!
この場所を入っていくと、マカプウ・トレイルのスタート地点に到着できますよ。
どちらのバス停で降車しても、トレイルコースを含め「マカプウ岬」までは約1時間歩きます。
時間に余裕をもって訪れるようにしてくださいね。
ザ・バスの乗車料金などについては、下記リンクの公式サイトからご確認いただけます。
https://www.thebus.org/Fare/TheBusFares20240701.asp
さらに、今回のように都心から離れた観光地へ行く際には交通系ICカード「HOLOカード」を購入することでお得にザ・バスを利用できますよ!
車/レンタカーで行く場合
オアフ島観光の拠点となることの多い「ワイキキ」から「マカプウ岬」へは、車/レンタカーを利用して向かうことができます。
車/レンタカーの利用は、移動時の自由度が魅力的!
マカプウ岬は、「カイウィ州立風光海岸線(Kaiwi State Scenic Shoreline)」という名前の州立公園の中にある「マカプウ・トレイル」を歩いた先にある岬。
ワイキキ中心部から州立公園駐車場までの所要時間は約30分、移動距離は約22kmです。
道順の一例をご紹介。
まずは、最寄りの道路からH1ルナリロ・フリーウェイ(Lunalilo Fwy)に入りましょう。
日本の高速道路にあたる道ですが、無料で通ることができます!
ダウンタウン地区とは逆の、東方面へ走行。
カハラ地区辺りでフリーウェイが終わり、72号線カラニアナオレ・ハイウェイ(Kalaniana’ole highway)に入ります。
「ハナウマ湾(ハナウマ・ベイ)」や「ハロナ潮吹き岩展望台」を通り過ぎながら、ひたすら道なりに進みましょう。
72号線カラニアナオレ・ハイウェイ(Kalaniana’ole highway)に入ってから進むこと約16km。
オアフ島東端付近までやってくると、ついに州立公園「KAIWI STATE SCENIC SHORELINE」の看板を右手に発見!
この場所を入り、マカプウ・ライトハウス・ロード(Makapu‘u Lighthouse Rd)へ進みます。
なお、先ほどの看板を通り過ぎてしまうとマカプウトレイルの入口へは向かえなくなってしまうのでご注意を!
看板の場所を入らず進んだ先には「MAKAPUU LOOKOUT(マカプウ展望台)」がありますが、ここはまた別の観光スポットとなりますよ。
マカプウ・ライトハウス・ロード(Makapu‘u Lighthouse Rd)を進むと、無料駐車場に到着!
駐車場は狭めで、停められるのは数十台程です。
人気の観光地ゆえに、午前10時頃には満車になっていまうことも多いよう…
週末や夏休みなどの観光シーズンは特に、午前中の早い時間帯に訪れるのがおすすめです!
駐車場を奥まで進むと、マカプウトレイルの入口がありますよ。
トロリーで行く場合
「トロリーバス」とは、ワイキキやホノルル市内の観光スポットを巡回している私鉄のバスのこと。
オアフ島内を走るトロリーは 3種類。
エノアコーポレーションの運営する「ワイキキトロリー」、HISの運営する「lealeaトロリー(レアレアトロリー)」、JTBが運営する「HiBus(ハイバス)」です。
マカプウ岬は、「カイウィ州立風光海岸線(Kaiwi State Scenic Shoreline)」という名前の州立公園の中にある「マカプウ・トレイル」を歩いた先にある岬。
オアフ島観光の拠点となることの多い「ワイキキ」から「マカプウ岬」までは、トロリーを利用して向かうことができます。
ただし、マカプウ岬へ向かうための専用のトロリー停留所はありません。
近くにある屋外型マリンパーク「シー・ライフ・パーク」の停留所で降車して、マカプウトレイルまで約20分歩く行き方となりますよ。
マカプウ岬最寄りの停留所「Sea Life Park」まで行けるのは、「ワイキキトロリー」か「lealeaトロリー(レアレアトロリー)」のどちらかです!
エノアコーポレーションの運営する「ワイキキトロリー」を利用する場合。
オアフ島東海岸沿いの人気スポットを巡る「ブルーライン」に乗りましょう。
始発の「ワイキキ・ショッピング・プラザ」から乗車したなら、降車する停留所「シー・ライフ・パーク・ハワイ」までは約1時間5分。
6駅目に到着します。
詳しいスケジュールやチケットの購入については、下記リンクのの公式サイトからご確認くださいね。
HISの運営する「lealeaトロリー(レアレアトロリー)」を利用する場合。
オアフ島東海岸沿いの絶景を眺めながら進む「東オアフ絶景・ライン」に乗りましょう。
始発の「ロイヤル・ハワイアン・センター」から乗車したなら、降車する停留所「シーライフパーク」までは約1時間45分。
9駅目に到着します。
詳しいスケジュールやマップについては、下記リンクのの公式サイトからご確認くださいね。
https://www.lealeaweb.com/trolley/traffic_area/line/eastcoast
ちなみに、旅行会社のパッケージツアーに参加してハワイ観光をする方は、お得にトロリーを利用できる場合も!
旅行会社の提供するトロリーに無料で乗車できたり、トロリーの利用券が付与されたりすることもあります。
ぜひ事前に確認してみてくださいね!
オプショナルツアーで行く場合
「マカプウ岬」は、「カイウィ州立風光海岸線(Kaiwi State Scenic Shoreline)」という名前の州立公園の中にある「マカプウ・トレイル」を歩いた先にある岬。
マカプウ岬へ入口であるマカプウ・トレイルまで向かうのに、オプショナルツアーに参加するのもおすすめです。
ハワイでの車の運転やバスの乗り方に慣れていなくて不安…という方は、この方法が一番安心でしょう。
他の観光スポットも一緒に巡るツアーであれば、効率よくハワイ観光ができるのも魅力的ですよね!
ツアーによって、ホテルまでの送迎が付いているプランや、ランチ付きのプランなど様々。
さらに「完全貸し切りのチャーターツアー」を利用すれば、出発時間や目的地が自由に決められるので、理想的なツアーを計画することができちゃいます!
どんな場所を巡りたいのか、どんなサービスが付いていてほしいのか… ぜひ探してみてくださいね。
マカプウ岬のハイキング・トレッキングでの注意点
トイレは事前に済ませておこう
マカプウ岬(マカプウ・ポイント)には、トイレがありません。
もちろんハイキングコース内にもトイレはありませんので、事前に済ませてから向かうようにしましょう!
近隣で一番近いのは、「マカプウ・ビーチ・パーク」にある公衆トイレ。
人気スポット「シー・ライフ・パーク・ハワイ」からも近いです。
困った時には、こちらに駆け込みましょう!
紫外線対策は万全に
ハイキング・トレッキングコース内には、ほとんど日陰がありません。
ハワイは年中強い日差しが照りつけているので、紫外線対策(日焼け対策)は万全にしておきましょう!
「帽子」や「サングラス」の着用がおすすめ。
また、熱中症にならないようにこまめに水分補給をしてください。
マカプウ岬では風が強いので、スカートを着ていくのは避けた方がいいですよ。
車内に貴重品を残さない
ハワイでは、「車上荒らし」が度々問題になっています。
特にレンタカーは狙われやすいので、荷物管理には要注意!
絶対に「貴重品」を車内に置いていかないでください。
また荷物も、トランクなど周りから見えない場所に保管しましょう。
車内に全く荷物が残っていない状況がベストです!
マカプウ岬のハイキング・トレッキングは、片道約30分で初心者でも楽しめる!ハイキング・トレッキングレビューをご紹介
「マカプウ岬」のハイキング・トレッキングコースは、片道約30分で楽しめる初心者にもおすすめのコースです。
実際にハイキング・トレッキングに訪れた方のレビューを3つご紹介します!
訪れる際の参考にしてくださいね。
1つ目のレビュー
マカプウ岬からの景色は素晴らしく、天気が良ければ他の島々を見ることができます。
また、運が良ければ潮を吹くクジラが見れらることも…
ハイキング・トレッキングコース内は道が舗装されているので歩きやすいです。
「ダイヤモンドヘッド」のハイキングコースよりも簡単に感じました。
しっかりハイキングを楽しみたい方には物足りないかもしれないです。
私達が帰る頃には車/レンタカーがいっぱいで、この場所の人気を感じました。
2つ目のレビュー
駐車場からしっかり舗装された登山道。
ベビーカーを押している家族連れの姿も、何組か見かけました!
マカプウ岬からの景色は非常に素晴らしかったです。
3つ目のレビュー
早めの時間帯に行けば、駐車場が空いています。
ハイキング・トレッキングコース内はしっかり舗装されていますが、往復で1時間ほど歩くので「歩き慣れた靴」で行ってください!
ゴールした先には、カイルア方面からの絶景が待っています。
冬場であれば「ザトウクジラ」の姿を見ることもできるそう…!
次回はその姿を探したいです。
マカプウ岬に行くときの服装・持ち物
服装
マカプウ岬のハイキング・トレッキングは、初心者でも挑戦しやすいコース。
そのため、服装はハイキング用である必要はありません。
お好きな格好で大丈夫ですが、「動きやすいカジュアルな服装」がおすすめです!
風が強いので、スカートは避けて、パンツスタイルにしましょう。
足元は、坂道を登り降りするので「履き慣れた靴」がいいでしょう。
道は舗装されているので、サンダルなどで登っても大丈夫ではあります。
しかし、往復で1時間ほど歩くことになるので、「スニーカー」を選んでおくのがおすすめですよ。
ハイキング・トレッキングコースには日陰がほとんどありません。
日焼け止めをしっかり塗るのをお忘れなく。
「帽子」や「サングラス」を着用して、紫外線・日焼け対策をしてくださいね。
持ち物
まずは、「帽子」「サングラス」などの紫外線・日焼け対策になるもの。
「UVカットウェア」を羽織って行くのもいいですね。
マカプウ岬は風が強いので、帽子が飛ばされないように気を付けてください!
ハイキング・トレッキングでは汗をたくさんかきますので、「大きめのタオル」を持っていきましょう。
そして、水分補給のための「飲み物」も十分に!
小腹が空いた時のために「スナック」などの軽食も用意してもいいかもしれません。
周辺には売店などないので、買える場所はありませんよ!
お子様連れの方は特に、準備を万全にして向かってくださいね。
お好みで持っていくと便利な物が「望遠鏡」や「双眼鏡」。
12~4月の冬季であれば、海にクジラが見えることがあります!
持っておくと、より鮮明に見ることができますよ。
写真を撮るための「カメラ類」もお忘れなく。
マカプウ岬の基本情報と敷地内の施設
住所
住所は、「Makapu'u Point, Waimanalo」。
TEL/FAX
電話番号(TEL)は 無し。
ファックス番号(FAX)も 無しです。
アクセス
ワイキキ(Waikiki)中心部から、車/レンタカーで約30分。
ザ・バスやトロリーでもアクセスできます。
駐車場(パーキング)
無料の駐車場があります。
ただし、狭くて、停められるのは数台。
満車になるのが早いので、午前中の早い時間帯の訪問がおすすめです。
営業時間
営業時間(開園時間)は、「夏季」と「冬季」で変わります。
夏季(4月〜9月)の営業時間は、午前7時から午後7時45分。
冬季(9月〜3月)の営業時間は、午前7時から午後6時45分。
夏季営業時間の開始は、4月1日から。
冬季営業時間の開始は、毎年9月の第1月曜日と定められている「レイバーデー(労働者の日)」の翌日からです。
定休日
定休日は、ありません。
マカプウ岬で絶景を楽しもう!まとめ
「ハワイ マカプウ岬の行き方|絶景パワースポットで心も体もリフレッシュ!服装・持ち物も」をお伝えしましたが、いかがでしたか?
マカプウ岬は、「シー・ライフ・パーク・ハワイ」や「サンディ・ビーチ」など有名な観光地から近いのも魅力的!
オアフ島観光の拠点となることの多い「ワイキキ」から車/レンタカーで約30分、往復の移動時間で考えると約1時間。
道順は分かりやすく、オアフ島東海岸の絶景を眺めながら贅沢なドライブが楽しめますよ♪
オプショナルツアーに参加すれば、ハワイに慣れていない方でももっと楽に移動ができます。
マカプウ岬の展望台までのトレイルコースはしっかりと舗装されており、子供から大人まで挑戦しやすいのもおすすめのポイント!
ハワイの魅力はビーチだけではありません!
マカプウ岬を訪れて、大自然のパワーに包まれて心も体もリフレッシュしてくださいね。