ハワイ諸島の中で最も新しく誕生した島で、最も面積が大きいことから「ビッグアイランド」とも呼ばれるハワイ島。
全米NO.1に選ばれたこともある、白く輝く砂浜と透明度の高い海が魅力的なビーチをご存じですか?
それが、ハワイ州・ハワイ島コハラ地区にある「ハプナビーチ州立公園(Hapuna Beach)」。
ハワイ島の中心地である「カイルア・コナ」から車/レンタカーで約40分の、ハワイ島北西部に位置しています。
「ハプナ」とは、ハワイ語で「水の湧き出る生命の泉」という意味。
名前通りの美しい海は、2021年の全米ベストビーチに選ばれた実績があります。
日中はもちろん、このビーチから眺める「サンセット」も絶景!
水平線に沈みゆく夕日の美しさは、まさに感動ものです…!
今回は、そんな「ハプナビーチ州立公園」への行き方を詳しくご紹介。
ハワイ旅行でハプナビーチ州立公園へ行くことを検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Contents
ハプナビーチ州立公園への行き方4通り
ヘレオンバス(Hele-On Bus)で行く場合
ハワイ島を走る路線バスである「ヘレオンバス(Hele-On Bus)」。
近年は徐々に路線数が増え、地元民の通勤手段や観光の足として使いやすくなってきています。
ハワイ島の中心地である「カイルア・コナ」から「ハプナビーチ州立公園」へは、ヘレオンバス(Hele-On Bus)を利用して向かうことが可能。
利用できる路線は複数ありますが、今回は「乗り換え不要」の行き方に絞ってご紹介します!
まずは、カイルア・コナの町にあるデパート「Target」の裏手側にある、バス停「Luhia Street @ Loloku Street (Target)」へ向かいます。
「Target」は、赤い二重丸を描いたようなロゴが特徴的!
バス停はルヒア・ストリート(Luhia St)沿いにあり、発着地点であるとはいえど、一般的なバス停のように分かりやすい目印はありませんのでご注意くださいね。
ここから、90番「SKR」行きのバスに乗車。
19号線クイーン・カアフマニュ・ハイウェイ(Queen Ka‘ahumanu Hwy)を通りながら、海沿いに北上していきます。
高級リゾートエリア「ワイコロア」も越えて進み、 約1時間50分後に降車バス停に到着!
クイーン・カアフマニュ・ハイウェイよりも海に近い、オールド・プアコ・ロード(Old Puako Rd)沿いのバス停「Westin Hapuna Beach Resort @Kau na Oa Dr (employee parking area)」です。
バス停らしい目印はありませんが、左手(海側)に「HAPUNA BEACH」と書かれた背の低い茶色い看板を見つけたら、もうすぐ降車のタイミング!
ぜひ目印にしてくださいね。
乗車バス停から降車バス停までは11駅を通過します。
バス降車後は、バスの来た道を戻るように歩いて行きましょう。
真っ直ぐ歩いていると、右手に「ハプナビーチ州立公園」の駐車場入り口を見つけることができます。
ここを入って広い駐車場を海側に抜けて行けば、美しいハプナ・ビーチに到着です!
ヘレオンバス(Hele-On Bus)の乗車方法は、オアフ島を走るザ・バスと似ています。
ですが、1日の運行本数は少なめ。
乗車予定のバスを乗り逃すと、到着までにかなり時間がかかってしまいます。
あらかじめ余裕を持った計画を立てておき、バス停には早めに到着しておくのがおすすめですよ!
バス乗車料金などに関しては、下記リンクの公式サイトからご確認くださいね。
https://www.heleonbus.hawaiicounty.gov/home-transit
車/レンタカーで行く場合
ハワイ島の中心地「カイルア・コナ」 から「ハプナビーチ州立公園」へは、車/レンタカーを利用して向かうことができます。
車/レンタカーの利用は、移動時の自由度が魅力的!
所要時間は約40分、約51㎞です。
「カイルア・コナ」 から「ハプナビーチ州立公園」までの道順の一例をご紹介します!
まず、最寄りの道路から19号線クイーン・カアフマニュ・ハイウェイ(Queen Ka‘ahumanu Hwy)に入りましょう。
この道路を利用して、西海岸沿いを北上。
高級リゾートエリアとして人気の「ワイコロア」を越えて行きます。
「WAIKOLOA BEACH」という緑の標識がかかっている信号を通り過ぎてから4つ目の左折可能な道を入ってください!
ハプナ・ビーチ・ロード(Hapuna Beach Rd)を進み、突き当りを左折。
オールド・プコア・ロード(Old Puako Rd)を少し南下すると「HAPUNA BEACH」と書かれた木の看板を見つけることができます!
「ハプナビーチ州立公園」の駐車場に到着ですよ。
ハプナビーチ州立公園の駐車場は、基本的には「有料」。
ハワイ在住者であれば、「運転免許証」または「身分証明書」の提示で駐車無料になるそうです。
駐車場はとても広く、トイレなどの設備も充実しているのが嬉しいポイント!
しかし、人気のスポットがゆえに、日によっては午前中に訪れても駐車場がほぼ埋まっている…ということもあるそう。
確実に駐車する為には、週末や祝日は避けてかなり早めの時間帯に訪れるのが良さそうです。
駐車料金や支払い方法、用意されている設備に関しては、下記リンクからご確認くださいね。
https://dlnr.hawaii.gov/dsp/parks/hawaii/hapuna-beach-state-recreation-area/
トロリーで行く場合(運行無し)
オアフ島で主要な移動手段の1つである「トロリーバス」。
ワイキキやホノルル市内の観光スポットを巡回している私鉄のバスのことです。
残念ながら、ハワイ島ではトロリーの運行は行っていません。
ハワイ島を観光する際は別の移動手段をご利用ください。
オプショナルツアーで行く場合
「ハプナビーチ州立公園」へ行くのに、オプショナルツアーに参加するのもおすすめです。
ハワイでの車の運転やバスの乗り方に慣れていなくて不安…という方は、この方法が一番安心でしょう。
他の観光スポットも一緒に巡るツアーであれば、効率よくハワイ観光ができるのも魅力的!
ツアーによって、日本語ガイドが案内してくれるプランや、ホテルへの送迎付き・お弁当付きのプランなどさまざま。
さらに「完全貸し切りのチャーターツアー」を利用すれば、出発時間や目的地が自由に決められるので、理想的なツアーを計画することができちゃいますよ!
どんな場所を巡りたいのか、どんなサービスが付いていてほしいのか… ぜひ探してみてくださいね。
ハプナビーチ州立公園を訪問する時の注意点
冬場の海水浴は気をつけて
夏場はシュノーケリングやカヤックを楽しむ人々で溢れるビーチですが、冬場の海水浴には注意が必要。
11月~4月頃にかけては、波が非常に高くなる場合があります。
海に入る際には波の状態を確認してからにしてください。
また、油断していると知らぬ間に沖に流されている可能性がありますので十分注意してくださいね!
荷物管理に気をつけよう
ビーチでは「荷物管理」を徹底することが大切!
ハワイでは、観光客を狙った「スリ」や「置き引き」などの軽犯罪が問題となっています。
ビーチには、できるだけ貴重品を持っていかないのがおすすめ。
身軽な状態で遊びに行きましょう!
ブランド物のバッグなどは、置き引きに遭うリスクを高めますので持っていかない方がいいですよ。
ハプナビーチ州立公園でゆっくり時間を過ごそう!初めての方も必見の訪問レビューをご紹介
「ハプナビーチ州立公園」は、全米ベストビーチに選ばれたこともある美しいビーチ。
ぜひスケジュールに余裕をもって、ビーチでの時間を楽しみましょう♪
実際に訪問した方のレビューを3つご紹介します!
訪れる際の参考にしてくださいね。
1つ目のレビュー
ハワイ島滞在中に何度もリピートして訪れたほど美しいビーチ!
1月に訪れたので気温がそこまで高くはなく、風も心地が良かったです。
オアフ島のホノルルビーチほどは混んでおらず、隣の人とも良い感じの距離を保てるのでゆったりと海に入りつつピクニックも楽しむことができました。
2つ目のレビュー
このビーチはとても澄んだ水と素晴らしい砂、そして長い海岸線が自慢。
ライフガードが複数箇所にいて、トイレ、ピクニックエリア、屋外シャワーなどの設備があります。
行ったことのあるビーチの中でも非常に素敵な場所の一つですが、駐車場や入場料がかかりますので気をつけてくださいね。
3つ目のレビュー
有料のビーチ。
駐車場も十分な広さがありましたよ。
ビーチにはたくさんの人がいますが、人が多くてもビーチでの時間を楽しめるくらい広々とした素敵な場所でした。
ハプナビーチ州立公園に行くときの服装・持ち物
服装
ビーチを「散策」するのか、「海水浴」を楽しみたいのかによって服装を工夫しましょう。
ビーチ散策をするなら、砂の上でも歩きやすい靴に、軽装で行くのがおすすめ。
「Tシャツ」に「ショートパンツ」などで大丈夫です。
日焼け対策として「UVカットパーカー」や「ラッシュガード」を身に付けるのもいいですね。
「リゾートワンピース」なんかも、涼しくてビーチで映えますよ♪
風の強い日は裾がめくれ上がりやすいので、違う服装にした方が過ごしやすいかもしれません。
海水浴を楽しむなら、脱ぎ着しやすい服の下に「水着」を着て出かけましょう。
上に重ねる服は、通気性がよく、乾きやすいアイテムを選ぶのがおすすめです!
ビーチでは「サンダル」が必要になりますが、替えの靴も用意しておくと、その後の観光などがしやすいですよ。
持ち物
ビーチへ行く際には、できるだけ「身軽な状態」で行くのがおすすめ!
なるべく「貴重品」を持っていかないことがポイントです。
ビーチ近くのホテルに泊まっているのであれば、「ホテルのカードキー」と「タオル」だけ持っていく!というくらいが1番安心。
「クレジットカード」や「パスポート」などは持っていかないことをおすすめします。
また、「ブランド物のバッグ」などもスリに遭いやすくなりますので持っていかない方がいいですよ。
海で写真を撮る際には、携帯用の「防水ケース」を準備しておくと安心です。
さらに、気温が高く日差しが強いハワイではこまめな水分補給が大切!
公園の周りで飲み物や軽食が購入できる場所もありますが、持参して行くと安心ですよ。
ハプナビーチ州立公園の基本情報と周辺施設
住所
住所は、Hapuna Beach State Park, Kamuela, Hawaii 96743, United States of America 。
電話番号(TEL)
ハワイ州立公園局、ハワイ島地区事務所の電話番号(TEL)は 808-961-9540 。
アクセス
ハワイ島の中心地である「カイルア・コナ」から車/レンタカーで約40分。
コナ国際空港(Kona International Airport)から車/レンタカーで約45分。
ヒロ国際空港から車/レンタカーで約35分。
へレオンバスやオプショナルツアーでもアクセスできます。
駐車場
ハプナビーチ州立公園の有料駐車場を利用できます。
営業時間
営業時間は、午前7時~午後7時30分。
午後8時に、完全にゲートが閉まります。
定休日
定休日はありません。
年中無休で営業しています。
クレジットカード
ハプナビーチ州立公園では、クレジットカードでのお支払いが可能です。
利用できるクレジットカードのブランドは、Visa・Master・American Express など。
料金
ハプナビーチ州立公園を訪問する際には、入場料金がかかります。
支払い方法はクレジットカードのみ!
設備
ハプナビーチ州立公園には設備が充実しています。
主な設備は、トイレ・シャワー・ピクニックテーブル・軽食や飲み物を提供するスナックバー(Three Frogs Cafe)など。
公式サイト
ハワイ州立公園局の管理する公式ウェブサイトはこちらです。
入場料金や駐車場料金についても、こちらからご確認ください。
https://dlnr.hawaii.gov/dsp/parks/hawaii/hapuna-beach-state-recreation-area/
ハプナビーチ州立公園で青い海と白い砂浜に感動!まとめ
「ハワイ ハプナビーチ州立公園の行き方|全米トップに選ばれた絶景ビーチ!服装・持ち物も」をお伝えしましたが、いかがでしたか?
ハプナビーチ州立公園は、ショッピング施設やゴルフ場などが集まる広大なリゾート地「ワイコロア・ビーチ・リゾート」など有名な観光地から近いのも魅力的!
ハワイ島の中心地である「カイルア・コナ」から車/レンタカーで片道約40分、ヘレオンバス(Hele-On Bus)で約1時間50分。
往復の移動時間で考えると、車/レンタカーで約1時間20分、ヘレオンバス(Hele-On Bus)で約4時間20分。
ハワイ島西海岸沿いを走っていきますので、気持ちいい風を感じながら移動時間も楽しんでくださいね!
オプショナルツアーに参加すれば、ハワイに慣れていない方でももっと楽に移動ができますよ。
ハプナビーチは、透明度の高い海に加えて「波が穏やか」なことも魅力の1つ!
夏休みシーズンには、ボディボードやシュノーケリング、SUPやカヤックなどのマリンアクティビティを楽しむ人々で賑わっています。
ビーチ用品をレンタルできたり売店があったりと設備が充実しているので、身軽な状態で訪れることができますよ。
お子様連れの方にもおすすめのビーチです♪
ハワイといえばやっぱり海は外せません!
ハプナビーチ州立公園を訪れて、美しい海に心癒される時間を過ごしてくださいね。