ハワイ州の人口の8割が住んでいると言われ、ハワイ観光の中心地として賑わっていることから「ギャザリング・プレイス(集いの島)」とも呼ばれるオアフ島。
「100万ドルの夜景」と称されることもあるほどの絶景が魅力的な、人気の展望台をご存じですか?
それが、ハワイ オアフ島ホノルルにある「タンタラスの丘(Tantalus)」。
名前の由来は、古代ギリシャ神話のタンタロス(Tantalus)になぞらえて… という説があるようですよ。
オアフ島観光の拠点となることの多い ワイキキ から、車/レンタカーで約20~30分と気軽に行けるのも魅力的!
日中にピクニックしたり、夕方にワイキキビーチに沈む夕日を眺めたり、夜の時間帯には宝石のように輝くホノルルの夜景を見たり… どの時間帯でも楽しめるスポットです♪
今回は、そんな「タンタラスの丘」への行き方を詳しくご紹介。
ハワイ旅行でタンタラスの丘へ行くことを検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
Contents
タンタラスの丘への行き方4通り
ザ・バスで行く場合
オアフ島を走る公共バス「ザ・バス(TheBus)」。
残念ながら、ワイキキ から タンタラスの丘 までは ザ・バスを利用して向かうことはできません。
公共交通機関であるザ・バスのルートに タンタラスの丘展望台 が入っていないためです。
タンタラスの丘へは、狭く曲がりくねった山道を進んで行きます。
危ないので、途中のバス停で降りて歩いて向かうということはしないようにしてください!
車/レンタカー や タクシー、または オプショナルツアー を利用してくださいね。
車/レンタカーで行く場合
オアフ島観光の拠点となることの多い ワイキキ から タンタラスの丘 へは、車/レンタカーを利用して向かうことができます。
車/レンタカーの利用は、移動時の自由度が魅力的♪
所要時間は約20~30分、約12㎞と、比較的気軽に訪れられる距離にありますよ。
道順の一例をご紹介します。
まずは、最寄りの道路から アラワイブールバード(Ala Wai Blvd.)に入ります。
アラ・ワイ運河沿いを進んで行き、左手に ホテル「ロイヤルアロハ」がある場所の信号を右折。
マッカリーストリート(McCully St.)に入り、道なりに走行。
約900m先、8つ目の信号を左折して サウス・ベレタニア・ストリート(S.Beretania St.)へ。
約500m先にある信号を右折して プナホウ・ストリート(Punahou St.)に入ります。
H1フリーウェイ(高速道路)の高架下を通り過ぎ、そこから3つ目の信号を左折しましょう。
ネホア・ストリート(Nehoa St.)を進んで行き、すぐに次の信号で右折して マキキ・ストリート(Makiki St.)へ。
道なりに進むこと約200m、市立公園「アーチー・ベイカー・ミニ・パーク」を通り過ぎた先を左折。
ラウンド・トップ・ドライブ(Round Top Drive)に入り、そこからはひたすら山道を登っていけば タンタラスの丘 に到着です!
山道には街灯が少なく、急なカーブも多いクネクネした道が続きます。
アメリカでの運転に慣れていない方は特に、十分注意して運転するようにしてくださいね。
ちなみに、タンタラスの丘内で 有名な夜景スポット として知られている場所がありますのでご紹介。
ラウンド・トップ・ドライブ(Round Top Drive)の序盤にある急なヘアピンカーブを3つ通り過ぎ、左カーブ後の長い直線を通っている途中にあります!
右側の景色が開けたら、そこが夜景ポイント。
右側に路肩の広くなっているところがありますので、そこで車を駐めることができます。
他の観光客の車 や ツアーバス が停まっていることも多いので目印にしてくださいね。
駐車時の注意点としては、絶対に車の中に貴重品を残していかないこと!!
ハワイでは車上荒らしが問題となっており、タンタラスの丘付近でも観光客を狙った事件が多発しています。
車内に持ち物は残さず、全員でまとまって移動するようにしてくださいね。
なお、タンタラスの丘展望台の営業時間中であれば、山道の途中にある プウ・ウアラカア州立公園(Puu Ualakaa State Park)の 無料駐車場 を利用することもできます!
プウ・ウアラカア州立公園(Puu Ualakaa State Park)の入口は、山道の長い直線を進んだ先、左側に大きく回り込んだところの左手。
無料駐車場は、公園の入口からさらに約600m走ったところにありますよ。
駐車場手前には トイレ もあって安心♪
タンタラスの丘展望台の営業時間は変更になることもありますので、下記リンクの公式サイトからご確認くださいね。
https://dlnr.hawaii.gov/dsp/parks/oahu/puu-ualakaa-state-wayside/
トロリーで行く場合
「トロリーバス」とは、ワイキキやホノルル市内の観光スポットを巡回している私鉄のバスのこと。
オアフ島内を走るトロリーは 3種類。
エノアコーポレーションの運営する「ワイキキトロリー」、HISの運営する「lealeaトロリー(レアレアトロリー)」、JTBが運営する「HiBus(ハイバス)」です。
残念ながら、ワイキキ中心部 から タンタラスの丘 まではトロリーを利用して向かうことはできません。
公共交通機関であるトロリーのルートに タンタラスの丘展望台 が入っていないためです。
タンタラスの丘へは、狭く曲がりくねった山道を進んで行きます。
危ないので、途中のバス停で降りて歩いて向かうということはしないようにしてください!
車/レンタカー や タクシー、または オプショナルツアー を利用してくださいね。
オプショナルツアーで行く場合
タンタラスの丘へ向かうのに、オプショナルツアーに参加するのもおすすめ!
タンタラスの丘展望台までの山道には急なカーブも多く、ハワイでの車の運転に慣れている人にとっても難易度の高い道。
ツアーを利用した方が、自分で運転する方法に比べて リスク や ストレス が少なく到着できます!
観光客にはツアーの利用が推奨されていることもあり、タンタラスの丘を目的地の1つとして含んでいるツアーは多く用意されています。
中には約20ドルで参加できるコスパがいいプランもあり、地元の人々も利用することが多いそう♪
さらに、タンタラスの丘の夜景をバックに記念撮影ができるものや、帰りにホールフーズマーケット(Whole Foods Market)に寄ってくれるものなど ツアーの内容は様々。
最もシンプルに往復送迎がついたものであれば所要時間は約1時間、そのうちタンタラスの丘での観光時間は約15〜20分となっていることが多いようです。
費用を抑えながら、ストレスなく夜景を楽しみたい!という方は、利用を検討してみてはいかがでしょうか?
タンタラスの丘を訪れる時の注意点
複数人で行動すること
タンタラスの丘は、綺麗な夜景が見られるスポットとして有名!
ですが、治安はあまり良くないとされています。
できる限り「複数人で行動」するように心がけましょう。
天気予報をチェックしてから向かおう
タンタラスの丘は、そこから見られる絶景が魅力のスポット!
お天気のいい日を狙って最高の景色を見たいですよね。
事前に天気予報をチェックしてからお出かけしましょう。
夏季と冬季で変わる営業時間に注意
タンタラスの丘は、プウ・ウアラカア州立公園の中にあります。
公園の営業時間はずっと同じではなく、「夏季」と「冬季」で変わります!
夏季(4月〜9月)の営業時間は、午前7時から午後7時45分。
冬季(9月〜3月)の営業時間は、午前7時から午後6時45分。
夏季営業時間の開始は、4月1日から。
冬季営業時間の開始は、毎年9月の第1月曜日と定められている「レイバーデー(労働者の日)」の翌日からです。
営業時間を間違えて訪問しないように注意してくださいね。
車上荒らしに気をつけよう
ハワイでは、「車上荒らし」が度々問題になっています。
タンタラスの丘は素晴らしい景色が見られる人気のスポットですが、あまり治安が良くありません。
車/レンタカーで訪れる際には、車内に荷物や貴重品を残しておかないようにしてください!
出かける時点で荷物を少なくしておくといいですよ。
気温の変化を考慮しよう
タンタラスの丘は 標高が高い場所にあるため、訪れる時間帯によって服装に工夫が必要です。
日中は、気温が高く、屋根がほとんどないため強い日差しが照りつけます。
「日焼け止め」を塗って、こまめな「水分補給」を心がけましょう。
通常通りの夏服で大丈夫ですが、丘の上は強い風が吹くこともあります。
念のため「羽織物」を用意しておくと、お好みで調整できて安心ですよ。
また、夜に訪れる場合は、気温が下がって肌寒いくらいかもしれません。
「長袖」「長ズボン」という格好がおすすめです。
または「上着」を持っていきましょう!
タンタラスの丘からホノルルを見渡そう!初心者でも楽しむために訪問レビューをご紹介
「タンタラスの丘」は、夜には100万ドルの夜景が見られる人気の展望スポット。
実際に、タンタラスの丘を訪れた方のレビューを3つご紹介します!
訪れる際の参考にしてくださいね。
1つ目のレビュー
「プウ・ウアラカ州立公園」内のラウンド・トップ・ドライブ(Round Top Dr)という道を走行して、タンタラスの丘に向かうことができます。
ワイキキ中心部からの所要時間は、車で約20分。
「ダイヤモンドヘッド」や ホノルル市内全体を見渡せる、素晴らしいパノラマの景色が待っています!
ぜひ、太陽の輝く青空の広がったお天気の日に行ってみてください。
私達は日曜日の午前11時頃に訪れましたが、問題なく駐車場を見つけることができましたよ。
この時点では、他にほとんど誰もいない状態でした。
あまり治安が良くなく、車上荒らしのスポットのようなので、貴重品を置いておかないようにしてくださいね。
2つ目のレビュー
「プウ・ウアラカア州立公園」を訪れるのは初めてですが、非常に素晴らしい景色を見ることができました。
駐車場から少し歩くと、緩やかな坂道が続いていきます。
思い出に残る写真を沢山撮ることができて満足です!
3つ目のレビュー
レンタカーを借りていなかったので、「プウ・ウアラカア州立公園」近くにある最寄りの停留所までザ・バスに乗って行きました。
始めはUberタクシーを呼ぼうとしましたが、この地域ではなかなか難しいようです…
向かうのに少々手間はかかりましたが、それだけの価値がある景色が待っていました!
タンタラスの丘からの景色と、その周辺の自然はとても美しかったです。
ぜひ直接見に行ってほしいです!
タンタラスの丘に行くときの服装・持ち物
服装
どの時間帯に訪れても、ホノルルの街全体を見渡す絶景が楽しめる人気スポットである「タンタラスの丘」。
日中に訪れるのであれば、普段通りの夏服で大丈夫!
しかし、タンタラスの丘は標高614mの場所にあるため、風が強く寒さを感じる場合があります。
なので、お好みで調節ができるように「羽織物」を用意して行くのがおすすめ。
足元には、「歩きやすい靴」を選んでおくといいですよ。
夕方や夜にかけて訪れる際には、より風が強く、肌寒くなります。
始めから「長袖」「長ズボン」を着用しておいてもいいでしょう。
念のため「薄手のコート」などを用意しておくと、なお安心です!
寒さ対策をしたうえで、快適に夜景を楽しんでくださいね。
持ち物
タンタラスの丘は、その場所から眺める絶景が魅力的!
美しい景色を思い出として残すため、ぜひ「カメラ」を持っていきましょう。
また「双眼鏡」があれば、より遠くの景色まで眺めることができますよ。
念のため「充電用のモバイルバッテリー」も用意しておくと安心です。
夜景観賞に訪れる場合には、足元が暗いので「懐中電灯」を持っていきましょう。
蚊が発生するようなので、虫対策として「虫よけスプレー」を用意するのもおすすめですよ!
タンタラスの丘の基本情報と敷地内の施設
コース名(名称)
コース名(名称)は、「タンタラスの丘(Tantalus)」。
タンタラスの丘は、「プウ・ウアラカア州立公園(Puʻu ʻUalakaʻa State Wayside Park)」内にあります。
住所(所在地 )
住所(所在地 )は、「3198 Round Top Dr, Honolulu, HI 96822」。
TEL/FAX
電話番号(TEL)や ファックス番号(FAX)はありません。
アクセス
ワイキキ中心部(Waikiki)から、車/レンタカーで約20~30分。
ザ・バスやトロリーでは向かうことができません。
駐車場
「プウ・ウアラカア州立公園(Puu Ualakaa State Park)」の無料駐車場を利用することができます。
営業時間(開園時間)
営業時間(開園時間)は、「夏季」と「冬季」で変わります。
夏季(4月〜9月)の営業時間は、午前7時から午後7時45分。
冬季(9月〜3月)の営業時間は、午前7時から午後6時45分。
夏季営業時間の開始は、4月1日から。
冬季営業時間の開始は、毎年9月の第1月曜日と定められている「レイバーデー(労働者の日)」の翌日からです。
定休日・休業日
定休日や休業日は、ありません。
入場料
入場料は、無料です。
トイレ
トイレは、「プウ・ウアラカア州立公園(Puu Ualakaa State Park)」無料駐車場の手前にあります。
なお、公園の営業時間(開園時間)後にトイレを利用することはできません。
公式HP
ハワイ州立公園局の管理する「プウ ウアラカア州立公園(Puʻu ʻUalakaʻa State Wayside Park)」の公式サイトです。
https://dlnr.hawaii.gov/dsp/parks/oahu/puu-ualakaa-state-wayside/
タンタラスの丘からの絶景を楽しもう!まとめ
「ハワイ タンタラスの丘の行き方|ワイキキを一望できる人気絶景スポット!」をお伝えしましたが、いかがでしたか?
タンタラスの丘 はオアフ島の中心部に位置しており、ビュー・スポットとして最適な立地も魅力的!
オアフ島観光の拠点となることの多い ワイキキ からなら、車/レンタカーで片道約20~30分。
往復の移動時間で考えても 車/レンタカーで約40分~1時間 と、ハワイのロマンチックな景色が見られる絶景スポットとしては気軽に訪れられます。
オプショナルツアーに参加すれば、ハワイに慣れていない方でももっと楽に移動ができますよ。
夕日や夜景の美しさはもちろん、公園には広い芝生があり、昼間には風に吹かれながらゆったりとピクニックが楽しめるのもおすすめのポイント♪
ハワイの魅力は海だけではありません!
ロケーション抜群なタンタラスの丘を訪れて、オアフ島の美しいビーチと街並みを堪能してくださいね。