ハワイ旅行で、ハワイ王国の歴史を感じられる観光スポットへ行ってみるのはいかがでしょう。
ハワイ王国を統一した初代国王「カメハメハ大王」を称えるために建てられた、ハワイの象徴ともいえる銅像をご存じですか?
それが、ハワイ州オアフ島カパアウにある「カメハメハ大王像(Kamehameha Statue)」。
オアフ島観光の拠点となることの多い「ワイキキ」や「アラモアナ」から車/レンタカーで約20分と、気軽に行けるのも魅力的です。
オアフ島に1個、ハワイ島に2個、アメリカ合衆国本土のワシントンD.C.に1個建てられている「カメハメハ大王像」。
合計4カ所でその姿を見ることができますが、今回ご紹介するオアフ島にある「カメハメハ大王像」が1番最初に建てられたものなんです!
そんな歴史深い銅像の前で、ぜひ記念写真を撮ってきてくださいね。
今回は、そんな「カメハメハ大王像」への行き方を詳しくご紹介!
ハワイ旅行でカメハメハ大王像へ行くことを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
カメハメハ大王像への行き方4通り
ザ・バスで行く場合
オアフ島を走る公共バス「ザ・バス(TheBus)」。
オアフ島観光の拠点となることの多い「ワイキキ」から「カメハメハ大王像」までは、ザ・バスを利用して向かうことができます。
ワイキキ中心部から向かう場合、クヒオ通り(クヒオ・アベニュー / Kūhiō Ave.)沿いにあるバス停から乗車するのがおすすめ!
ワイキキ内を走るほとんどのバスがクヒオ通り(クヒオ・アベニュー / Kūhiō Ave.)を経由しており、この通り沿いにはバス停が沢山あるんです。
利用できる路線は5つ。
2番「School St - Kalihi Transit Center」行き、13番「LILIHA - Wyllie Street」行き、42番「EWA BEACH via Arizona Memorial」行き。
E番CountryExpress!「EWA BEACH via Arizona Memorial」行き、2L番「KALIHI TRANSIT CENTER - Limited Stops」行きです。
この時、必ずクヒオ通り(クヒオ・アベニュー / Kūhiō Ave.)「山側」のバス停から乗車するようにしてくださいね!
バスは、ダイヤモンドヘッドと反対方向に進んで行きます。
路線によって降車バス停に着くまでのルートは異なりますが、降りるバス停はどれも同じ!
約20~30分後にバス停「S Beretania St + Punchbowl St」で降車しましょう。
ここは、サウス・べレタニア・ストリート(S Beretania St)とパンチボール・ストリート(Punchbowl St)の交差点付近にある、緑屋根のバス停。
斜め向かいには「ハワイ州政府庁舎」がありますので目印にしてくださいね。
バス降車後は「カメハメハ大王像」まで歩いて向かっていきます。
バスの来た道を戻るように歩き、信号を右に渡ります。
そのままパンチボール・ストリート(Punchbowl St)を進み、その先にある信号を右へ。
サウス・キング・ストリート(S King St)を道なりに歩いていくと、左手に「カメハメハ大王像」を発見できますよ!
降車バス停から徒歩での移動時間は約10分です。
ザ・バスの乗車料金については、下記リンクの公式サイトをご確認くださいね。
https://www.thebus.org/Fare/TheBusFares20240701.asp
車/レンタカーで行く場合
オアフ島観光の拠点となることの多い「ワイキキ」から「カメハメハ大王像」までは、車/レンタカーを利用して向かうことができます。
車/レンタカーの利用は、移動時の自由度が魅力的♪
所要時間は約20分、移動距離は約6kmです。
道順の一例をご紹介します!
まずは、最寄りの道からアラ・ワイ・ブールバード(Ala Wai Blvd)に入りましょう。
この道は、アラ・ワイ運河沿いの一方通行の道。
道なりに進み、川沿いに緩やかにカーブした先の信号を右折して、橋を渡ります。
カラカウア・アベニュー(Kalākaua Ave)を進んだ先、突き当りを左へ。
サウス・べレタニア・ストリート(S Beretania St.)をダウンタウン方面へ進んで行きましょう。
右手に瓦屋根が特徴的な「ホノルル美術館(Honolulu Museum of Art)」などを通り過ぎながら、9個目の信号を左折。
パンチボール・ストリート(Punchbowl St)に入ります。
その先1つ目の信号を右折して、サウス・キング・ストリート(S King St)へ。
この道を真っ直ぐ進んでいくと、左手「カメハメハ大王像」に到着です!
到着後は、カメハメハ大王像周辺の駐車場をご利用ください。
短時間の駐車が可能な「パーキングメーター式」になっている場所が多いよう。
さらに、近くには「地下駐車場」もあり利用できますよ。
トロリーで行く場合
「トロリーバス」とは、ワイキキやホノルル市内の観光スポットを巡回している私鉄のバスのこと。
オアフ島内を走るトロリーは 3種類。
エノアコーポレーションの運営する「ワイキキトロリー」、HISの運営する「lealeaトロリー(レアレアトロリー)」、JTBが運営する「HiBus(ハイバス)」です。
オアフ島観光の拠点となることの多い「ワイキキ」から「カメハメハ大王像」へは、3種類のトロリーどれでも向かうことができます!
停留所の呼び方が各トロリーで異なりますが、停留所の場所自体はザ・バスと同じですよ。
エノアコーポレーションの運営する「ワイキキトロリー」を利用する場合。
歴史的建造物が多く残るダウンタウン地区を中心に巡る「レッドライン」に乗車しましょう。
降りるのは、バス停「カメハメハ大王像/イオラニ宮殿/カワイアハオ教会」。
始発の「ワイキキ・ショッピング・プラザ」から乗ったなら、降車バス停までは約1時間10分、9駅目に到着です!
詳しいスケジュールやチケットの購入については、下記の公式サイトからご確認くださいね。
次に、HISの運営する「lealeaトロリー(レアレアトロリー)」を利用する場合。
ダウンタウン地区を中心に文化遺跡や歴史的建造物を巡る「マラマ・ライン」に乗車しましょう。
降りるのは、バス停「イオラニ宮殿(カメハメハ大王像)」。
始発の「ロイヤル・ハワイアン・センター」から乗ったなら、降車バス停までは約1時間25分、11駅目に到着できます!
詳しいスケジュールやマップについては、下記の公式サイトからご確認くださいね。
https://www.lealeaweb.com/trolley/traffic_area/line/malama
JTBが運営する「HiBus(ハイバス)」を利用する場合。
ダウンタウン地区 や 中華系移民の文化が色濃く残るチャイナタウンを巡る「ダウンタウンルート」に乗車しましょう。
降りるのは、バス停「カメハメハ大王像」。
始発の「アラモアナセンター海側」から乗ったなら、降車バス停までは約30分、5駅目に到着できます!
詳しいスケジュールやマップについては、下記の公式サイトからご確認くださいね。
https://www.oliolihawaii.com/bus/route/downtown
ちなみに、旅行会社のパッケージツアーに参加してハワイ観光をする方は、お得にトロリーを利用できる場合も!
旅行会社の提供するトロリーに無料で乗車できたり、トロリーの利用券が付与されたりすることがあります。
ぜひ事前に確認してみてくださいね!
オプショナルツアーで行く場合
「カメハメハ大王像」へ向かうのに、オプショナルツアーに参加するのもおすすめ!
ハワイでの車の運転やバスの乗り方に慣れていなくて不安…という方は、この方法が一番安心でしょう。
他の観光スポットも一緒に巡るツアーに参加すれば、効率よくハワイ観光ができるのも魅力的ですよね。
ツアーによって、ガイドが日本語で案内してくれるプランや、「イオラニ宮殿」を始めとした複数の歴史的スポットを巡れるプランなど様々。
さらに「完全貸し切りのチャーターツアー」を利用すれば、出発時間や目的地が自由に決められるので、理想的なツアーを計画することができちゃいます!
どんな場所を巡りたいのか、どんなサービスが付いていてほしいのか… ぜひ探してみてくださいね。
カメハメハ大王像を見学する時の注意点
路上駐車はやめよう
カメハメハ大王像を見学する際、「短時間だけだから路肩に駐車して見に行ってしまおう」と考える方もいるのではないでしょうか?
ハワイでは路上駐車可能な場所もありますが、その場所が路上駐車ができるのかどうかを確認してから停める必要があります。
周辺の標識や、地面のラインを確認してください。
場所によって標識の色や書いてある内容が違うことがあります。
ハワイでは駐車違反の取り締まりが厳しいので、必ず指示に従うようにしてくださいね。
周辺のトイレを把握しておこう
カメハメハ大王像周辺でトイレを利用するとしたら、「ハワイ州最高裁判所(アリイオラニ・ハレ)」内のトイレがおすすめ!
銅像の後ろにそびえる立派な建物です。
入館無料なので気軽に利用できますよ。
なお、入館できるのは月・火・水・木・金曜日の午前8時から午後4時までなのでご注意ください。
土曜日・日曜日・祝日に見学する際には、周辺のショッピングセンターなどでトイレをお借りしてくださいね。
カメハメハ大王像は15~30分でも見学を楽しめる!初めての方も必見の見学レビューをご紹介
「カメハメハ大王像」は、所要時間15~30分でも写真撮影や像の見学を楽しむことができます。
しかし、時間帯によっては写真撮影にかなり時間がかかることもありますので注意してくださいね。
実際に見学した方のレビューを3つご紹介!
訪れる際の参考にしてくださいね。
1つ目のレビュー
カメハメハ1世のこの像は、アメリカで最も象徴的な銅像なのではないでしょうか?
アメリカのテレビドラマ「HAWAII FIVE-0」の撮影地になったことも、その理由かもしれません。
世界に全部で4体ある、カメハメハ大王像。
ハワイ島北コハラの像が第一号で、1883年に建てられた第二号が、オアフ島の像です。
作者は「トーマス・リッジウェイ・グールド」。
ツアーに参加して見学するなら、バスの中から写真を撮るか、バスを降りて記念撮影できる時間が数分あります。
私は、自分のペースで見学するために自転車で向かいました。
注意したいのは、見学する時間帯。
ツアー客が訪れる午前中は特に混雑しており、写真撮影をするのが大変です。
また、時間帯や天候によっても映りが変わりますよ。
銅像自体は歴史的、文化的価値のある素晴らしいものであり、見学に訪れる価値があるでしょう!
2つ目のレビュー
カメハメハ1世は、ハワイ王国の初代国王であり、1795年の「ヌウアヌの戦い」にてハワイ諸島を統一した人物。
ハワイを知るうえで欠かせない存在です。
金色のローブを着て、堂々とした風格。
ハワイ州最高裁判所の前に建っています。
通りを挟んで向かい側には、ハワイ王国最後の王であるカラカウア王の居城であった「イオラニ宮殿」がありますよ。
素晴らしい宮殿なので、見学ツアーを予約して一緒に訪れるのもおすすめです!
3つ目のレビュー
シティツアーの最後の目的地として、カメハメハ大王像を訪れました。
他にもいくつかのバスツアーが訪れていたようで、写真撮影に長蛇の列ができていました!
銅像についての説明書きを読みたかったですが、写真撮影をする人が止まず、読めませんでした…
結局バスガイドの方がカメハメハ一世について詳しく教えてくれましたが、観光の際には訪れる時間を考える必要があると思いました。
実は、オアフ島の銅像は2番目に建てられたもの!
世界で初めて作られたカメハメハ大王像は、「ビッグアイランド」とも呼ばれるハワイ島にあるらしいです。
カメハメハ大王像に行くときの服装・持ち物
服装
カメハメハ大王像を見学する際の、決まった服装は特にありません!
お好きな格好で訪れて大丈夫。
ハワイを観光する時には、基本的に「動きやすいカジュアルな服装」であるのがおすすめです。
気温の高いハワイでは汗をかくことが多いので、ハイブランド系の服を着ている人はあまり多くありません。
足元は、長時間でも元気に動き回れるように「歩きやすい靴」を選ぶといいでしょう!
カメハメハ大王像と同じように、「ハワイアンレイ(花輪)」や「ハワイアンキルト」を身につけて写真を撮るのも思い出になりそうです♪
カメハメハ大王像に向かうまでに ザ・バスやトロリーを利用することもあるでしょう。
車内は、クーラーが強く効いていることも多いです。
体温調節ができるように「羽織物」を用意しておくと安心ですよ。
持ち物
カメハメハ大王像を見学する際の持ち物は、特にありません!
ただ、用意しておくと便利なのが「羽織物」。
ザ・バスやトロリーを利用して向かう場合や、他の観光スポットも一緒に巡る場合には、車内や建物内のクーラーが強く効いていることが多いです。
体が冷えてきた時にすぐ羽織れるようにしておくといいでしょう。
また、カメハメハ大王像前で記念写真を撮れるように「カメラ」をお忘れなく!
日焼け対策として「帽子」や「サングラス」を準備していくのもおすすめですよ。
カメハメハ大王像の基本情報と周辺の施設
所在地(住所)
所在地(住所)は、「447 S King St, Honolulu, HI 96813」。
アクセス
ワイキキの中心部から車/レンタカーで約20分。
ザ・バス(The Bus)やトロリーも利用できます。
TEL/FAX
カメハメハ大王像の電話番号(TEL)や ファックス番号(FAX)は、ありません。
駐車場
カメハメハ大王像周辺のパーキングをご利用ください。
短時間の駐車が可能なパーキングメーターや、有料駐車場があります。
収容台数は少ないですが、すぐ近くにある「イオラニ宮殿」の有料駐車場も利用可能です。
営業時間
施設などではないため、営業時間はありません。
随時見学できます。
定休日
施設などではないため、営業時間はありません。
毎日見学できます。
公式サイト
ハワイ州観光局の管理するウェブサイトです。
カメハメハ大王像を見に行こう!まとめ
「ハワイ カメハメハ大王像の行き方|ハワイの象徴的な観光名所で記念写真を!服装・持ち物も」をお伝えしましたが、いかがでしたか?
カメハメハ大王像は、「イオラニ宮殿」や「ホノルル美術館」など有名な観光地から近いのも魅力的!
オアフ島観光の拠点となることの多い「ワイキキ」から車/レンタカ―で片道約20分、ザ・バスやトロリーなら約30分~1時間25分。
往復の移動時間で考えると、車/レンタカーで約40分、ザ・バスやトロリーで約1時間~2時間50分。
周辺には観光名所が多く集まっているので、他のスポットへ向かう途中にも立ち寄りやすい場所です。
オプショナルツアーに参加すれば、ハワイに慣れていない方でもさらに楽に移動ができますよ!
ハワイを象徴する観光名所として日々多くの観光客が写真撮影に訪れる、この銅像。
銅像の背後に構える「アリイオラニ・ハレ(ハワイ州最高裁判所)」も一緒に撮影することで、より豪華な写真になります!
カメハメハ大王に合わせて「ハワイアンレイ(花輪)」や「ハワイアンキルト」を身に付けても楽しいですよ♪
ハワイの魅力は海だけではありません!
カメハメハ大王像を訪れて、ハワイ繁栄の歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?