ハワイ諸島の中で2番目に大きな島であり、豊かな自然に恵まれ不思議な魅力を持つことから「マジックアイランド」とも呼ばれるマウイ島。
マウイ島の最高峰・ハレアカラ山中腹の町にある、約2500種類もの熱帯植物を鑑賞できる広大な植物園をご存じですか?
それが、ハワイ マウイ島アップカントリーにある「クラ・ボタニカルガーデン(Kula Botanical Garden)」。
マウイ島の中心地である港町・ラハイナから車/レンタカーで約50分の、マウイ島中央部に位置しています。
標高約700mにあるこの植物園は、1968年、マコード夫妻によって創設された場所。
ピンク色の大輪が美しい南アフリカ産の プロテア や、熱帯地域に育ち淡紫色の可憐な花を咲かせる オーキッド(洋蘭)など、様々な植物の鑑賞を楽しめますよ♪
ここだから見られるハワイ固有植物にも注目です!
今回は、そんな「クラ・ボタニカルガーデン」への行き方を詳しくご紹介!
ハワイ旅行で「クラ・ボタニカルガーデン」へ行くことを検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
Contents
クラ・ボタニカルガーデンへの行き方4通り
マウイバスで行く場合
マウイ島の公共バスである マウイバス 。
乗車料金が安く、地域住民の移動手段として重宝されています。
マウイ島の中心地・ラハイナ から クラ・ボタニカルガーデン までは、マウイバスを利用して向かうことができます。
直通のバスはなく、一回乗り換えが必要。
所要時間は約3時間15分となりますので、長時間の移動も楽しめる!移動費を安く抑えたい!という方にはおすすめの行き方ですよ。
行き方を詳しくご紹介します!
まず、ラハイナの町にあるショッピングモール「ラハイナ・キャネリー」前のバス停「Lahaina Cannery Mall」へ向かいます。
このバス停から 29番「To Kahului Transit Center」行き のバスに乗車。
バスは 3000号線 ラハイナ・バイパス(Lāhainā Bypass)や 30号線 ハノアピラ二・ハイウェイ(Honoapiilani Hwy)を通り、カフルイ地区方面へ向かっていきます。
約1時間15分後、バスはマウイ島で最も大きな空港であるカフルイ空港の近くへ。
べバウ・ストリート(Vevau St)沿いの バス停「Kahului Transit Center」で降車してください。
乗車バス停から降車バス停までは4駅です!
その後、同じバス停から乗り換えをします。
乗車するバスは 39番「To Keokea」行き 。
36号線ハナ・ハイウェイ(Hana Hwy)や 37号線ハレアカラ・ハイウェイ(Haleakala Hwy)を通りながら、さらに東へ向かっていきます。
バスは クラの町 へ入り、37号線クラ・ハイウェイ(Kula Hwy)を走行。
右手に郵便局、左手に私立学校のある手前の道を左折して、ローワー・クラ・ロード(Lower Kula Rd)に入ります。
約45分後、ローワー・クラ・ロード(Lower Kula Rd)沿いのバス停「L. Kula Rd./Na'alae Rd. (to Kula)」で降車しましょう。
バス停降車後は、バス進行方向に ローワー・クラ・ロード(Lower Kula Rd)を歩き、記念公園「ハロルド W ライス・メム・パーク」途中の道を左に曲がります。
ワイポリ・ロード(Waipoli Rd)を進み、大通りである 377号線ケカウリケ・アベニュー(Kekaulike Ave)に出ます。
西方向に歩いて行くと、クラ・ボタニカルガーデン に続く道がありますよ!
降車バス停 から クラ・ボタニカルガーデン までは、徒歩約30分です。
マウイバスの乗車方法は、オアフ島を走るザ・バスとほぼ同様。
ですが、マウイバスは一日の運行本数がそれほど多くありません。
バスを乗り逃したり乗り継ぎのタイミングが悪かったりすると、到着までにかなり時間がかかってしまいます。
あらかじめ時刻表やバス停位置を確認し、余裕を持った計画を立てておくのがおすすめですよ!
車/レンタカーで行く場合
マウイ島の中心地・ラハイナ から クラ・ボタニカルガーデン へは車/レンタカーを利用して向かうことができます。
車/レンタカーの利用は、移動時の自由度が魅力的♪
クラ・ボタニカルガーデン は、ハレアカラ山の中腹に位置している町・クラ にあります。
そこまでは山道を登って行くことになりますが、道路はしっかり整備されているので安心して向かうことができますよ♪
所要時間は約50分、63㎞です。
ちなみに、マウイ島で最も大きな空港である カフルイ空港 から向かう場合の所要時間は約30分、30㎞。
空港からレンタカーを借りて向かう方は参考にしてみてくださいね。
ラハイナ から クラ・ボタニカルガーデン までの道順の一例をご紹介します。
最寄りの道路から 30号線 ホノアピラニ・ハイウェイ(Honoapiilani Hwy)に入り、ひたすら道なりに海岸沿いを走行。
商業港として栄えた マアラエア港 付近まで来ると、道は海岸沿いを抜けて北上して行きます。
北上し始めてから2つ目の信号を右折して、380号線クイヘラ二・ハイウェイ(Kuihelani Hwy)へ。
道なりに走行し、そのまま メイヤー・エルマーF.クラバルホー・ウェイ(Mayor Elmer F. Cravalho Wy)に入ります。
右手にデパート「ウォルマート」を通り過ぎた先の信号を右折。
36号線ハナ・ハイウェイ(Hana Hwy)を進み、1つ目の信号を右折して 37号線ハレアカラ・ハイウェイ(Haleakala Hwy)へ。
この道を通って南下して行きます。
左手に「ハロルド W ライス・メム・パーク」という大きな記念公園を通り過ぎた先の道を左折。
ケカウリケ・アベニュー(Kekaulike Ave)を進んで行くと、右手側に クラ・ボタニカルガーデン へ入る道がありますよ!
到着後は、クラ・ボタニカルガーデンの 無料駐車場 を利用することができます。
トロリーで行く場合(運行無し)
オアフ島で主要な移動手段の1つである「トロリーバス」。
ワイキキやホノルル市内の観光スポットを巡回している私鉄のバスのことです。
残念ながら、マウイ島ではトロリーの運行は行っていません。
マウイ島を観光する際は別の移動手段をご利用ください。
オプショナルツアーで行く場合
ハワイ観光をする際に、オプショナルツアーに参加するのもおすすめ。
ハワイでの車の運転やバスの乗り方に慣れていなくて不安…という方は、この方法が一番安心でしょう。
残念ながら、2025年3月時点で クラ・ボタニカルガーデン を目的地の1つとして含んだツアーを見つけることはできませんでした。
しかし「完全貸し切りのチャーターツアー」を利用すれば、出発時間や目的地が自由に決められるので 理想的なツアー を楽しむことができますよ!
他の観光スポットも一緒に巡るツアーにすれば効率よくハワイ観光ができるのも魅力的です♪
クラ・ボタニカルガーデンを見学する時の注意点
足元に注意して見学しよう
クラ・ボタニカルガーデン内の通路は、足場の悪い場所が多いです。
岩場、段差、凸凹道などがありますので、足元には十分注意して見学してください。
また、雨の降った後の日はさらに注意が必要。
道がぬかるんで滑りやすくなっています。
見学の際には歩きやすいスニーカーを履いて行くのがおすすめですよ。
園内の植物を大切にしよう
園内を見学する際には、植物を傷つけないよう注意しましょう。
むやみに触ったり持ち帰ったりするのは禁止!
大切に保護されている植物であることをお忘れなく。
虫除け対策を忘れずに
熱帯植物の茂るガーデン内では、蚊やハエなどの虫が発生しやすくなっています。
気になる方は虫よけ対策をしっかり行いましょう!
長袖の服を着たり、虫よけスプレーを持って行ったりするのがおすすめです。
クラ・ボタニカルガーデンは約1~2時間で見学できる!初めての方も必見の見学レビューをご紹介
「クラ・ボタニカルガーデン」は約1~2時間でもゆっくり見学できる、熱帯植物の美しい植物園。
実際に見学した方のレビューを3つご紹介します!
訪れる際の参考にしてくださいね。
1つ目のレビュー
曲がりくねった道がある美しい庭園。
混雑していないので、鑑賞時間を気にすることなくゆっくり回れました。
園内にはギフトショップも併設されています。
観光客向けの物は少ないように感じましたが、その分お気に入りの掘り出し物を見つけられました!
2つ目のレビュー
個人が所有する美しい庭園。
ガーデンに着くためのドライブも楽しく、いい眺めです!
午前の時間に行ったので他の見学者がほとんどおらず、涼しい風を感じながら静かないい時間を過ごせました。
花が満開の時期ではなかったですが、植物好きの方にはぜひ訪れてみてほしい場所。
ガーデン内の通路はくねくねしているので、車椅子の方などは注意が必要そうでした。
3つ目のレビュー
ガーデンは手軽な入場料に設定されており、気持ちのいい時間を過ごせる素晴らしい場所です。
素晴らしい眺めの美しい草むらもあり、結婚式には絶好のスポットのよう!
マウイ島の中心地である港町「ラハイナ」からは車/レンタカーで約50分かかるので、移動手段をしっかり確保する必要がありますよ。
園内の道は舗装されているものの、非常に凹凸があり、急勾配な場所もありました。
クラ・ボタニカルガーデンに行くときの服装・持ち物
服装
クラ・ボタニカルガーデンを見学する際には、動きやすい服装と靴を着用するのがおすすめ!
気温の高いハワイでは汗をかくことが多いので、ハイブランド系の服を着ている人はあまり多くありません。
速乾性の高いポリエステルなどの素材の服を選ぶと、汗が乾きやすく快適に過ごせますよ。
ガーデン内は足場の悪い場所が多いので、ヒールのある靴の着用は避けた方がいいでしょう。
履き慣れた靴を履いてくださいね。
野外を歩くので、紫外線対策は必須!
帽子・サングラスなどの着用がおすすめです。
持ち物
クラ・ボタニカルガーデン内には、熱帯の植物たちが沢山!
自然が多い場所では虫が発生しやすいので、虫よけ対策が大切です。
気になる方は、虫よけスプレーなどを用意するといいでしょう。
また、見学中にはこまめな水分補給も大切。
十分な量の飲み物を持参してください。
急な天候の変化にも対応できるように、雨具を用意しておくのもおすすめですよ!
クラ・ボタニカルガーデンの基本情報と敷地内の施設
住所
住所は、638 Kekaulike Ave, Kula, HI 96790 。
電話番号(TEL)
電話番号(TEL)は、808-878-1715 。
アクセス
マウイ島の中心地である港町「ラハイナ」から車/レンタカーで約50分。
カフルイ空港(Kahului Airport)からは、車/レンタカーで約30分です。
マウイバスでもアクセスできます。
駐車場
クラ・ボタニカルガーデンの無料駐車場を利用できます。
営業時間
ガーデンの営業時間は、毎日午前9時~午後3時15分。
ギフトショップの営業時間は、午前9時~午後4時です。
定休日
定休日は無し。
年中無休で営業しています。
年齢制限
クラ・ボタニカルガーデンを訪れるための年齢制限はありません。
どなたでも訪問できます。
なし
料金
クラ・ボタニカルガーデンを見学するには、入場料金がかかります。
年齢によって料金は異なります。
詳しくは、クラ・ボタニカルガーデンの公式ウェブサイトからご確認ください。
クレジットカード
クラ・ボタニカルガーデンでは、クレジットカードを利用しての支払いが可能です。
使えるブランドは、Visa・JCB・Master・American Express など。
公式サイト
クラ・ボタニカルガーデンの公式ウェブサイトはこちらです。
クラ・ボタニカルガーデンで植物鑑賞を楽しもう!まとめ
「ハワイ クラ・ボタニカルガーデンの行き方|ハワイ固有植物を鑑賞しよう!」をお伝えしましたが、いかがでしたか?
クラ・ボタニカルガーデン はマウイ島の最高峰・ハレアカラ山中腹に位置する クラの町 にあり、ハレアカラ山へ行く前後に立ち寄りやすいのも魅力的!
マウイ島の中心地である港町・ラハイナ からなら車/レンタカーで片道約50分、マウイバスなら約3時間15分。
往復の移動時間で考えると、車/レンタカーで約1時間40分、マウイバスで約6時間30分。
長時間の移動となりますが、マウイ島西部から中央部への移り変わる景色を眺めながら移動時間も楽しんでくださいね!
オプショナルツアーに参加すれば、ハワイに慣れていない方でももっと楽に移動できますよ。
さらに、クラ・ボタニカルガーデンでは美しい植物の鑑賞はもちろん、それ以外の魅力も!
8エーカーもの広大な敷地内には、ピックニックエリア や ギフトショップ、さらにはハワイ州鳥のネネも飼育されている 鳥園 があります。
植物園というよりも豊かな自然の中を散策しているような感じなので、約2500種もの植物に囲まれながら、ゆったりと色んなエリアを楽しむことができますよ♪
ハワイの魅力は海だけではありません!
クラ・ボタニカルガーデンを訪れて、高原地帯にある美しい植物園での癒しの時間を過ごしてくださいね。