ハワイといえば美しい海!と想像する方も多いのではないでしょうか。
夏場であればほぼ確実に「ウミガメ」に遭遇できるとも言われ、腕よりのサーファー・ボディボーダーにも人気のビーチをご存じですか?
それが、ハワイ州オアフ島ノースショアにある「ラニアケア・ビーチ(Laniakea Beach)」。
オアフ島観光の拠点となることの多い「ワイキキ」や「アラモアナ」から車/レンタカーで約1時間10分の、自然豊かな場所にあります。
2024年にはラニアケア・ビーチ周辺の渋滞解消のための工事も行われ、より安全に、快適にビーチを訪れられるような取り組みがされていますよ。
今回は、そんな「ラニアケア・ビーチ」への行き方を詳しくご紹介!
ハワイ旅行でラニアケア・ビーチへ行くことを検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
Contents
ラニアケア・ビーチへの行き方4通り
ザ・バスで行く場合
オアフ島を走る公共バスで、地元民も利用する交通手段である「ザ・バス(TheBus)」。
ハワイでの運転に自信のない方や、交通費を抑えて向かいたい方にはおすすめの行き方です!
オアフ島観光の拠点となることの多い「ワイキキ」から「ラニアケア・ビーチ」までは、ザ・バスを利用して向かうことができます。
直通で到着できるバスはなく、2回乗り換えが必要となりますよ。
まずは、ワイキキ中心部から人気ショッピングモール「アラモアナ・センター」へ向かいましょう。
利用できる路線は5つ。
8番「Ala Moana Center-Makiki」行き、20番「Airport-Arizona Memorial-Aloha Stadium-Pearlridge」行き、23番「Ala Moana Center via Hawaii Kai」行き。
42番「Ewa Beach via Arizona Memorial」行き、E番「CountryExpress! Ewa Beach」行きです。
ワイキキ中心部から向かう場合、クヒオ通り(クヒオ・アベニュー / Kūhiō Ave.)沿いのバス停から乗車するのがおすすめ!
ワイキキ内を走るほとんどのバスがクヒオ通り(クヒオ・アベニュー / Kūhiō Ave.)を経由しているので、クヒオ通り(クヒオ・アベニュー / Kūhiō Ave.)にはバス停が沢山あります。
この場合、必ずクヒオ通り(クヒオ・アベニュー / Kūhiō Ave.)「山側」のバス停から乗車するようにしてください!
8番、20番、23番、42番の路線であれば、クヒオ通り(クヒオ・アベニュー / Kūhiō Ave.)沿いの全てのバス停から乗車できますよ。
E番の路線のみ、特殊なルートのため停車しないバス停がありますのでご注意を。
必ず停留場の看板を見て、乗りたい路線のバスが停車するか確認するようにしてくださいね!
乗車地点や路線にもよりますが、乗車時間は約20~30分。
ワイキキを象徴する山「ダイヤモンドヘッド」とは逆方面へ進んでいきますよ。
降車場所は、利用する路線によって異なります。
8番バスを利用した場合、「アラモアナセンター山側のバス停」で降車。
20番、42番、E番の路線を利用した場合、「アラモアナセンター海側のバス停」で降車。
23番の路線を利用した場合は、アラモアナセンターの周りをぐるっと周回するため「アラモアナセンター 山側・海側どちらでも」降車することができます。
ちなみに、アラモアナセンターが終点となっている路線は 23番の路線のみ!
その他の路線はアラモアナセンターで停車後にも次のバス停へ向かっていきますので、降車し忘れないよう気をつけてくださいね。
アラモアナセンターで降車後は、ノースショア地区方面へ向かう 52番「Wahiawa - Haleiwa」行きのバスに乗り換えます。
52番バスに乗れるのは、アラモアナセンター山側から少し歩いた場所にあるバス停。
アラモアナセンター山側から、さらに山側へ2つ進んだカピオラニ・ブールバード(Kapiolani Bl )沿いにあるバス停「Kapiolani Bl + Piikoi St」です。
ピイコイ・ストリート(Piikoi St)との交差点付近、インテリアショップ「インスピレーション・インテリア」の建物横にありますよ。
バスは、H-1 ルナリオ・フリーウェイ(Lunalilo Fwy)や H-2ベテランズ・メモリアル・フリーウェイ(Veterans Memorial Fwy)を通りながら北上。
オアフ島中心部の町「ミリラニ」を越え、パイナップルのテーマパーク「ドール・プランテーション」も通り過ぎていきます。
約1時間25分後に、カメハメハ・ハイウェイ(Kamehameha Hwy)沿いのバス停「Kamehameha Hwy + Weed Circle」で降車。
バス停後方には「スターバックスコーヒー(Starbucks Coffee)」が見えますよ。
その後、同じバス停から 60番「HONOLULU - Ala Moana Center」行きのバスに乗り換えます。
ハレイワタウン内を通り過ぎ、さらに海岸沿いを走行。
約15分後に、カメハメハ・ハイウェイ(Kamehameha Hwy)沿いのバス停「Kamehameha Hwy + Opp Pohaku Loa Way」で降車しましょう。
周囲にはあまり建物が無い中、ポツンとザ・バスの看板が立っています。
バス降車後は、来た道を戻るように歩いて行きます。
すると、右手側に「ラニアケア・ビーチ」への道を発見できますよ!
ちなみに、アラモアナセンターから60番バスに乗って「オアフ島東海岸沿いを通っていく」行き方もあります。
この行き方では所要時間は長くなりますが、乗り換えが1回で済むのがポイント。
スケジュールに余裕のある方は、海岸沿いの絶景を横目に進むこのルートを利用するのもいいですね♪
ザ・バスの利用は、交通費を安く抑えたい方におすすめの行き方。
乗車料金などについては、下記リンクの公式サイトからご確認いただけます。
https://www.thebus.org/Fare/TheBusFares20240701.asp
今回のように都心から離れた観光地へ行く際には交通系ICカード「HOLOカード」を購入することでお得にザ・バスを利用できますよ!
車/レンタカーで行く場合
オアフ島観光の拠点となることの多い「ワイキキ」から「ラニアケア・ビーチ」までは、車/レンタカーを利用して向かうことができます。
車/レンタカーの利用は、移動時の自由度が魅力的!
今回ご紹介する道順ではハイウェイ(高速道路)を通って行きますので、ハワイで車/レンタカーを運転するのに慣れている方には特におすすめの行き方。
ちなみに、ハワイのハイウェイ(高速道路)は「無料」で乗ることができますのでご安心くださいね。
ラニアケア・ビーチがあるのは、ワイキキとは真反対の位置となるオアフ島北部。
主な道順は、オアフ島中央部を横断していくか、オアフ島東海岸沿いをぐるりと回っていくか。
今回は、所要時間の短い「オアフ島中央部を横断していく」行き方をご紹介していきますよ!
所要時間は約1時間10分、移動距離は約56kmです。
まずは、ワイキキ中心部からアラ・ワイ・ブールバード(Ala Wai Blvd)に入ります。
アラ・ワイ運河沿いを通る一方通行の道。
道なりに進み、運河を渡る橋のある場所の信号を右折します。
橋を渡り、マックカリー・ストリート(McCully St)を道なりに走行。
8つ目の信号の場所で、前方3つに分かれる真ん中の道を選択して進みましょう。
H-1 ルナリオ・フリーウェイ(Lunalilo Fwy)の上を通過、その先1つ目の道を左折します。
ドール・ストリート(Dole St)に入りますので、道なりに走行し「STOP」と書かれた赤看板のある場所で左折。
アレクサンダー・ストリート(Alexander St)を進んでいると、そのまま H-1 ルナリオ・フリーウェイ(Lunalilo Fwy)に合流!
遠くに見える「ダイヤモンドヘッド」とは逆方向の、オアフ島北部へ向かって進んでいきますよ。
途中でH-1とH-201に分かれる場所がありますので、H-201側の道路を選択。
H-201モアナルア・フリーウェイ(Moanalua Fwy)に入っても、変わらず北上を続けます。
しばらく進んだ先、上部に「EXIT 1C(1C出口)」の看板を発見!
この出口を利用してH-1方面へ進んで行きましょう。
H-1方面を進むと、H-1クイーン・リリウオカラニ・フリーウェイ(Queen Liliuokalani Fwy)と合流。
さらに北上していきます。
約7km進むと、上部に「EXIT 8A(8A出口)」の看板を発見!
8A出口へ向かう方の道を進んでいきましょう。
こちら側の道を進んで行くと、H-2ベテランズ・メモリアル・フリーウェイ(Veterans Memorial Fwy)に入ることができます。
さらに約12km進んだ先には「EXIT 8(8出口)」がありますので、この出口を利用してフリーウェイを出ましょう。
「EXIT 8(8出口)」から続く道を進み、80号線サウス・カメハメハ・ハイウェイ(Kamehameha Hwy)に入ります。
ワヒアワの街を越えて、その先のY字路は右へ。
99号線カメハメハ・ハイウェイ(Kamehameha Hwy)に合流します。
徐々に周囲の建物が減っていき、自然豊かなエリアに変わっていきますよ。
この道の道中には「Dole」の看板が特徴的な「ドール・プランテーション」を右手に通過!
パイナップルをテーマに様々なアクティビティが楽しめますので、時間のある方は立ち寄ってみるのもおすすめです♪
ドール・プランテーションを通り過ぎてから約10分んだ場所にある信号付近から、緩やかに道がカーブ。
信号を左に入っていくとノースショア地区の玄関となる町「ハレイワタウン」に入っていきますが、曲がらず道なりに進んでください!
ここから道が83号線ジョセフP.レオン・ハイウェイ(Joseph P. Leong Hwy)に変わります。
この道を約5.5km進んだ先、右手に「ラニアケア・ビーチ」の駐車場がありますよ!
駐車場は無料で利用可能。
数十台が駐車できますが、あまり広々としたスペースではありません。
駐車場内は舗装されていないので、デコボコした箇所などがあります。
車体を傷つけないよう、十分注意してくださいね!
人気のビーチなので、タイミングを工夫しないと渋滞に巻き込まれたり、満車で車が停められないことが多々あります。
天気のいい日や週末、夏休みなどの観光シーズンには「午前の早い時間」に訪れるのがおすすめですよ!
なお、この駐車場は「ハレイワタウン」側からしか入場できない作りになっています。
満車の場合には空きができるまで待っているか、路駐することになります。
ハワイでは路駐OKな場所もありますが、停める際には、そこが路駐OKな場所なのかを必ず確認するようにしてくださいね。
ちなみに、今回は詳しくご紹介しなかった「オアフ島東海岸沿いをぐるりと回っていくルート」。
移動距離は約80kmで、寄り道せずとも約2時間はかかる道のりです。
時間はかかりますが、オアフ島東海岸沿いの町に立ち寄りながらドライブを堪能できるルート!
スケジュールに余裕のある方は、こちらの行き方で向かうのもいいですよ。
トロリーで行く場合
「トロリーバス」とは、ワイキキやホノルル市内の観光スポットを巡回している私鉄のバスのこと。
オアフ島内を走るトロリーは 3種類。
エノアコーポレーションの運営する「ワイキキトロリー」、HISの運営する「lealeaトロリー(レアレアトロリー)」、JTBが運営する「HiBus(ハイバス)」です。
オアフ島観光の拠点となることの多い「ワイキキ」から「ラニアケア・ビーチ」まで、直接到着できるトロリーはありません。
よって、「アラモアナ・センター」までトロリーに乗り、その後はザ・バスやタクシーに乗り換えて向かう方法となります。
ワイキキ中心部からアラモアナ・センターまでは、3種類のトロリーのいずれかを利用して向かうことができます。(各トロリーにルートあり)
ワイキキトロリーを利用する場合は、「ピンクライン」。
lealeaトロリー(レアレアトロリー)を利用する場合は、「アラモアナ/ドンキ・ライン」。
HiBus(ハイバス)を利用する場合は、「アラモアナルート」。
各ルート内の現在地に近いバス停から乗車し、アラモアナ・センターに向かうことができます。
アラモアナ・センター到着後の道順は、先ほどご紹介した「ザ・バスでの行き方」を参考にしてくださいね。
オプショナルツアーで行く場合
「ラニアケア・ビーチ」へ向かうのに、オプショナルツアーに参加するのもおすすめ!
ハワイでの車の運転やバスの乗り方に慣れていなくて不安…という方は、この方法が一番安心でしょう。
他の観光スポットも一緒に巡るツアーであれば、効率よくハワイ観光ができるのも魅力的ですよね。
ツアーによって、宿泊ホテルや指定場所までの送迎が付いているプランや、ガーリックシュリンプなど人気ランチの付いたプランまで様々。
さらに「完全貸し切りチャーターのツアー」を利用すれば、出発時間や目的地が自由に決められて、理想的なツアーが楽しめちゃいます!
どんな場所を巡りたいのか、どんなサービスが付いていてほしいのか… ぜひ探してみてくださいね。
ラニアケア・ビーチでウミガメとの出会いを楽しもう!まとめ
「ハワイ ラニアケア・ビーチの行き方|オアフ島随一のウミガメ遭遇スポット!」をお伝えしましたが、いかがでしたか?
ラニアケア・ビーチは、「ワイメアの滝」など有名な観光地から近いのも魅力的!
オアフ島観光の拠点となることの多い「ワイキキ」から車/レンタカーで片道約1時間10分、ザ・バスで約2時間15分。
往復の移動時間で考えると、車/レンタカーで約2時間20分、ザ・バスで約4時間30分。
時間はかかりますが、オアフ島南部から北部への移り変わる景色を眺めながら、移動時間も楽しんでくださいね!
オプショナルツアーに参加すれば、ハワイに慣れていない方でももっと楽に移動ができますよ。
遠浅で穏やかな波に駐車場やシャワー、トイレの設備も整っており、お子連れの方でも安心して遊べるおすすめのスポットです♪
ハワイといえばやっぱり海は外せません!
ラニアケア・ビーチで、「海の守り神」や「幸運の象徴」として愛されるウミガメに会いに行ってみてはいかがでしょうか。