ハワイで人気のアクティビティの1つであるハイキング・トレッキング。
マイナスイオンたっぷりの森林浴が楽しめる、初心者にも人気のハイキングコース・トレッキングコースをご存じですか?
それが、ハワイ・オアフ島マノア地区にある「マノアの滝(マノア・フォールズ・トレイル/Manoa Falls Trail)」。
ワイキキ中心部やアラ・モアナからも車で約20分と気軽に行けるのも魅力的です。
元々高低差の少ないルートに加え、2021年6月までの約2年間の改修工事を経て、より安全にハイキング・トレッキングを楽しめるようになっています。
今回は、そんな「マノアの滝」への行き方を詳しくご紹介!
ハワイ旅行でマノアの滝へ行くことを検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
Contents
ワイキキからマノアの滝への行き方4通り
ザ・バスで行く場合
オアフ島を走る公共バス「ザ・バス(TheBus)」。
オアフ島観光の拠点となることの多い ワイキキ から マノアの滝 まで「ザ・バス(TheBus)」を利用して向かう場合、途中で1回乗り換えが必要となります。
アラモアナセンターの手前で乗り換える行き方 か アラモアナセンターで乗り換える行き方 、今回はどちらの行き方もご紹介します!
まずは、ワイキキからマノアの滝までの所要時間が最も短い「アラモアナセンターの手前で乗り換える行き方」をご紹介。
ワイキキ中心部を通るクヒオ通り(クヒオ・アベニュー/Kūhiō Ave.)沿いのバス停から 8番「Ala Moana Center, Maikiki」行きか、13番「Liliha-Puunui」行きのバスに乗車。
この時、乗車バス停はクヒオ通り(クヒオ・アベニュー/Kūhiō Ave.)沿いのバス停であればどこでも大丈夫です!
その後、アラモアナセンター付近のカピオラニ大通り(カピオラニ・ブールバード/Kapiolani Blvd)沿いのバス停「Kapiolani Bl.+Kaheka St.」で降車。
このバス停はカピオラニ大通り(カピオラニ・ブールバード/Kapiolani Blvd)とカヘカ通り(カへカ・ストリート/Kaheka St)の交差点付近にあります。
ここまでの所要時間は約15分。
バス降車後は、交差点をアラモアナセンター側に横断した先のバス停「Mahukona St+Kapiolani Bl.」へ。
コナ通り(コナ・ストリート/Kona St)側の乗り場から、5番「マノア・バレー(Manoa Valley)」行きのバスに乗車します。
約30分後、終点のバス停「Manoa Rd+Opp Kumuone St.」で降車。
このバス停が、マノアの滝トレッキングコースに 最も近いバス停 となります。
ここまでの所要時間は約45~60分。
ちなみに帰りも同じバス停「Manoa Rd+Opp Kumuone St.」からバスに乗車するので、バス停の時刻表で帰りのバスの時間も確認しておくのがおすすめです!
降車バス停からマノアの滝ハイキングコース・トレッキングコース入口までは、山側へ真っ直ぐ歩くこと約10~15分。
ワイキキ中心部からマノアの滝までの合計所要時間は約65分~90分です。
なお、バスの乗り換え場所やタイミング、交通状況や乗車人数によってはさらに時間がかかる場合もありますのでご注意ください。
次に「アラモアナセンターで乗り換える行き方」をご紹介。
先ほどご紹介した「アラモアナセンターの手前で乗り換える行き方」より所要時間はかかりますが、ワイキキからアラモアナセンターまでのバスの運行本数が多いです!
クヒオ通り(クヒオ・アベニュー/Kūhiō Ave.)沿いのバス停から、8番「Ala Moana Center, Maikiki」行き、13番「Liliha-Puunui」行き、19番「Waikiki-Airport-Hickamiki」行き。
20番「Airport-Arizona Memorial-Aloha Stadium-Pearlridge」行き、23番「Ala Moana Center via Hawaii Kai」行き、42番「Ewa Beach via Arizona Memorial」行き のいずれかのバスに乗車。
上記のバスであれば、どれでもアラモアナセンターに行くことができます。
アラモアナセンターに到着したら、5番「アラモアナバレー(MANOA VALLEY)」行きのバスに乗り換えます。
5番バスの出るバス停はいくつかありますが、アラモアナセンター から最も近いバス停は「Kona St + Opp Keeaumoku St (FS)」。
アラモアナセンターから徒歩約5分の場所にあります。
ちなみに、ここで注意したいのが バスの出発時間 。
5番「アラモアナバレー(MANOA VALLEY)」行きのバスの運行は1時間に1本のみとなっています。
乗り換えでタイムロスが起きないよう、ザ・バスのアプリ「DaBus2」や、Googleマップのルート検索などで事前に運行時間を確認しておくのがおすすめです。
バス乗車後は、終点となるマノアの滝ハイキングコース・トレッキングコースに最も近いバス停「Manoa Rd+Opp Kumuone St.」で降車。
このバス停は、アラモアナセンターから乗車後 約30分 で到着します。
ちなみに、帰りも同じバス停「Manoa Rd+Opp Kumuone St.」からバスに乗るので、バス停にある時刻表で帰りのバスの時間も確認しておくといいでしょう。
降車バス停からマノアの滝ハイキングコース・トレッキングコース入口までは、山側へ真っ直ぐ歩くこと約10~15分。
ワイキキ中心部からマノアの滝までの合計所要時間は約65分~90分です。
なお、バスの乗り換え場所やタイミング、交通状況や乗車人数によってはさらに時間がかかる場合もありますのでご注意くださいね。
車/レンタカーで行く場合
ワイキキ中心部からマノアの滝のハイキングコース・トレッキングコースまでは車/レンタカーで向かうことができます。
所要時間は約20分です。
ワイキキ中心部からの場合、まずはカラカウア通り(カラカウア・アベニュー/Kalakaua Ave.)を山側に進みます。
その後サウス・キング・ストリート(South King St.)とぶつかる場所で右折、すぐ1つ目の通りを左折してプナホウ通り(プナホウ・ストリート/Punahou St.)に入ります。
プナホウ通り(プナホウ・ストリート/Punahou St.)を道なりに山側へ進んで行くと、途中から道の名前がマノア通り(マノア・ロード/Manoa Rd.)に変わりますがそのまま進みます。
マノア通り(マノア・ロード/Manoa Rd.)を進むこと約5㎞、マノアの滝のハイキングコース・トレッキングコース到着です。
マノアの滝到着後は、マノアの滝の専用駐車場の利用が可能。
マノアの滝のハイキングコース・トレッキングコース入口のすぐそばにある有料駐車場です。
GoogleMapには「Mānoa Falls Parking Lot」という名前で登録されています。
こちらは有料で利用可能ですが、ハワイ在住者と米軍関係者は身分証明の提示により少し安く利用できるよう。
駐車場手前の看板のところにいる係員に料金を支払いましょう。
この時にもらった領収書は料金支払い済みの証明になるので、必ず車のダッシュボードに置いておいてくださいね。
係員がいない場合は、右側にある売店「SANCK SHOP」で料金を支払い、チケットの受け取りが必要となります。
専用駐車場の利用可能時間は、午前8時から午後6時までですよ。
また、駐車場が満車だった場合などには、車をマノアの滝入り口よりも手前にある住宅地に停めて歩いてくるという方法もあります。
この方法であれば駐車料金はかかりませんが、駐車禁止の場所には停めないように注意が必要。
ハワイでは自動車での盗難も問題となっていますので、車内に貴重品を残さないようにお気をつけください。
実際に訪れた方の話では、朝8時15分の到着時点では駐車場に多く空きがあっても、その1時間後にはすでに満車になっていたそう。
週末は特に混むので、車で来る場合はなるべく朝8時30分頃までには到着しておくと安心そうです。
なお、駐車場横の建物内ではボトルウォーターや虫除けスプレーなどの購入、トイレの利用が可能です。
必要な方は先に立ち寄ってからハイキング・トレッキングに向かいましょう。
さらに、この建物内ではハワイの風景を描いたアートの展示も行っています。
無料で見学可能なので時間のある方は立ち寄ってみるのもおすすめです。
トロリーで行く場合
「トロリーバス」とは、ワイキキやホノルル市内の観光スポットを巡回している 私鉄のバス のこと。
マノアの滝に向かう方法としてトロリーを利用することができますが、マノアの滝に直接到着するトロリーはありません。
よって、この場合アラモアナセンターまではトロリーに乗り、その後はザ・バスやタクシーで向かう方法となります。
オアフ島内を走るトロリーは 3種類ありますが、どのトロリーにもアラモアナセンターへ向かうルートがあり便利ですよ。
エノアコーポレーションの運営する「ワイキキトロリー」、HISの運営する「lealeaトロリー(レアレアトロリー)」、JTBが運営する「HiBus(ハイバス)」のいずれかをご利用ください。
アラモアナセンター到着後の道順は、先ほどご紹介したザ・バスでの行き方の「アラモアナセンターで乗り換える行き方」を参考にしてください。
オプショナルツアーで行く場合
マノアの滝へ向かうのに、オプショナルツアーに参加するのもおすすめです。
ハワイでの車の運転やバスの乗り方に慣れていなくて不安…という方は、この方法が一番安心でしょう。
ツアーによって、ガイドによる説明が聞けたり、ランチが付いていたりとさまざま。
他の観光スポットも一緒に巡るツアーであれば、効率よくハワイ観光ができるのも魅力的ですよね。
マノアの滝のハイキング・トレッキングでの注意点
ハイキング・トレッキング前は靴裏の掃除をしよう
「マノアの滝」は、美しい熱帯雨林内に作られたハイキング・トレッキングコース。
ハイキング・トレッキングに訪れた際にも、森の生態系を壊さないよう配慮することが大切です。
ハイキング・トレッキング前に「靴の裏をブラシで掃除しておく」ことも、その配慮の1つ。
観光客の靴の裏には、マノアの森には生息していない「植物の種子」がついている場合があります。
その種子が持ち込まれることで、森の生態系が崩れてしまう可能性も!
ハイキング・トレッキングコースの入口にブラシがありますので、靴裏を綺麗に掃除してから出発しましょう。
雨の多いトレイルコースなので「ぬかるみ」に注意
トレイルコースのある「マノア」の町は、雨の日が多いことでも有名。
さらに コースは熱帯雨林の中にあり、植物に覆われているため道が乾きづらいです…
度々行われる改修工事によって、道はかなり綺麗になりましたが、まだぬかるみやすい箇所はあります。
滑らないように、お子様連れの方は特に注意して進んでくださいね!
滝つぼで泳ぐのは禁止
以前まで泳ぐ人がいた「滝つぼ」ですが、現在は遊泳禁止となっています。
過去に土砂崩れが発生したためでもあります。
もちろん、泳がずとも滝つぼに入ること自体も禁止!
滝つぼの傍には「 WARNING!」と書かれた注意看板もありますので、周囲から眺めるだけにしてくださいね。
雨に備えて雨具を持参しよう
「マノアの滝」があるのは、ハワイ大学のさらに奥!
コオラウ山脈の麓(ふもと)に位置しており、熱帯雨林気候に属する場所です。
ワイキキのお天気とは打って変わって、曇りや雨が多いことでも有名。
ハイキング・トレッキング中に晴れていることの方が珍しいくらいなので、念のため「雨具」を持参するのがおすすめですよ!
蚊が多いので「虫除けスプレー」で対策しよう
降り注ぐ雨と熱帯雨林気候のおかげで、ハイキング・トレッキングコースの植物たちは生き生きと成長!
さらに川や水溜まりも多いので、ハイキング・トレッキングコースの道中には「蚊」が沢山います。
念のため、対策として「虫除けスプレー」を持参するのがおすすめ。
もし忘れた場合にも、駐車場横の売店で買うことができますよ。
ぬかるみがあるので「汚れてもよいスニーカー」を履こう
改修工事によってかなり綺麗になったハイキング・トレッキングコースですが、まだ「ぬかるみやすい」箇所はあります。
雨が降る確率も高いので、ハイキング・トレッキングには「汚れてもよいスニーカー」を履いて行きましょう。
底のしっかりした作りだと、なお良し!
両手を空けた状態で歩くために、「バックパック」や「ウエストポーチ」を使うのもいいですね。
マノアの滝のハイキング・トレッキングは、片道約30分~45分で初心者でも楽しめる!ハイキングレビュー・トレッキングレビューをご紹介
「マノアの滝」でのハイキング・トレッキングコースは、片道約30分~45分で楽しめる初心者にもおすすめのコースです。
実際にハイキング・トレッキングに訪れた方のレビューを3つご紹介します!
訪れる際の参考にしてくださいね。
1つ目のレビュー
「マノアの滝」はとっても可愛い滝ですが、その道中は岩だらけで凹凸のある道を進んで行く必要があります。
この地域は降水確率が高く、雨が降った後には、特に険しい道になります。
汚れてもいいスニーカーや、歩きやすいようにハイキングシューズを履いて行くのがおすすめです!
2つ目のレビュー
良いハイキングでした!
ただし、道中に石と岩が多いのが難しいポイント。
ハイキング中はほとんど日陰なのが嬉しい!
4月に行った際はあまり水量がありませんでしたが、それでも綺麗な滝でした。
3つ目のレビュー
雨の日に訪れましたが、登山道手前の売店で、泥で汚れても良い靴やポンチョを購入できたのが良かったです。
降りしきる雨の中でも、マノアの滝のハイキングは素敵でした。
コースを終えた頃に太陽が昇ってきたのがタイミング的に惜しかった!
マノアの滝に行くときの服装・持ち物
服装
「マノアの滝」でハイキング・トレッキングをする際には、「動きやすく・汚れてもいい服装」で行くことが重要!
マノアの滝周辺は降水確率が非常に高く、太陽の下でハイキング・トレッキングできる日の方が珍しいくらいです。
そのため、普通のTシャツやズボンでもいいですが、防寒・雨除けとして「ウィンドブレーカー」や「レギンス」の着用がおすすめ。
さらに、ウィンドブレーカーやレギンスの着用は、虫の多い熱帯雨林内での 虫刺され対策 にもなります!
足元は雨の影響でぬかるんでいることが多いので、「汚れてもいいスニーカー」の着用が必須!
コース内は赤土なので、靴や洋服に付くと取れずらいです…
さらに、雨に備えて念のため「ポンチョ」を持っていくのもおすすめですよ。
ハイキング・トレッキングの後に着替えられる洋服・靴を用意しておくと尚良いですね。
持ち物
「マノアの滝」のハイキング・トレッキングコースは、雨の多い熱帯雨林内に作られています。
そのことを考慮した持ち物を用意していくことが重要です!
虫刺され対策として、「虫よけスプレー」の持参は必須。
コース内には木々が生い茂り、道中には川もあるため、蚊が大量発生!
腕や足をむき出しにした服装は控え、ハイキング・トレッキング前に虫よけスプレーをしましょう。
コンビニやドラッグストアで手に入るほか、マノアの滝の駐車場横にある「売店」でも手に入れることができますよ!
雨の日が多いので、念のため「雨具」を持っていると安心です。
山の天気は変わりやすいので、急に雨にも対応できるようにしておきましょう。
さらに、雨によって足元がぬかるんでいることが多いため「履き替え用の靴」や「ビニール袋」を用意しておくのもおすすめ。
泥で靴が汚れることは避けられません。
ハイキング・トレッキング後に履き替えられるように、汚れた靴をしまっておけるようにしましょう。
マノアの滝の基本情報と敷地内の施設
開園時間・営業時間
「マノアの滝」のハイキングコース・トレイルコースは、毎日「日の出から日没まで」開園しています。
季節や場所によって多少異なりますが、ハワイの日の出は6時~7時頃、日没は18時~19時頃です。
夏は日の出が早く、日没が遅くなります。
冬は日の出が遅く、日没が早くなるため、夏に比べて日照時間が短くなりますよ。
駐車場
有料の駐車場があります。
8時~18時まで利用可能です。
料金は変動する場合がありますので、下記の「公式サイト」からご確認ください。
トイレ
駐車場横の建物内にあります。
ハイキングコース内にはトイレがありませんので、事前に済ませておきましょう。
売店
駐車場横の建物内に、「RAINBOW’S END」という売店があります。
軽食やお菓子、アイスが売っています。
熱帯雨林のハイキングコースには必須の「虫除けスプレー」もこちらで購入可能!
小さな休憩スペースがありますので、ここでホットドックなど食べながら一息つきましょう♪
売店の横にトイレもありますよ。
人気の観光スポットなので、平日であっても混み合っている場合もあるようです。
住所
マノアの滝の住所は、「3860 Manoa Road, Honolulu, HI 96822」。
オアフ島ホノルル地区「マノア」の町にあります。
アクセス
ワイキキ中心部から車/レンタカーで約20分。
ザ・バスで約1時間5分~1時間30分です。
ホノルル地区内にあり、アクセスがいいのも魅力です♪
定休日
「マノアの滝」のハイキングコース・トレイルコースに定休日はありません。
公式サイト
ハワイ州政府が管理する公式サイトです。
「マノアの滝」のハイキングコース・トレイルコースを訪問する際には、一度こちらのサイトから最新情報をご確認くださいね!
https://hawaiitrails.ehawaii.gov/trails/#/trail/manoa-falls-trail/225
マノアの滝でハイキング・トレッキングを楽しもう!まとめ
「ハワイ マノアの滝の行き方|朝活にハイキング・トレッキングで気軽に森林浴を楽しもう!服装・持ち物も」をお伝えしましたが、いかがでしたか?
マノアの滝は、「ワイキキ」など有名な観光地から近いのが魅力的!
ワイキキ中心部からなら車で片道約20分、ザ・バスやトロリーなら約45~60分。
出発してから帰ってくるまでで考えても、車/レンタカーで約2時間、ザ・バスやトロリーで約3時間半と、ハイキングコース・トレッキングコースとしては気軽に楽しめます。
オプショナルツアーに参加すれば、ハワイに慣れていない方でももっと楽に移動ができますよ。
高低差が少ないハイキングコース・トレッキングコースで子供から大人まで挑戦しやすいのもおすすめのポイント!
ハワイの魅力は海だけではありません!
マノアの滝のハイキングコース・トレッキングコースで、マイナスイオンたっぷりの山の大自然に癒されてくださいね。