人の立ち入れるハワイの島の中で最も人口が少なく、静かで手つかずの美しい自然が残ることから「ハワイ最後の楽園」とも呼ばれるラナイ島。
ラナイ島の最高峰「ラナイハレ山」へ続く道に作られた、壮大な絶景を楽しめるトレイルコースをご存じですか？
それが、ハワイ ラナイ島サウス・ラナイにある「マンロー・トレイル（Munro Trail）」。
ラナイ島の中心地である ラナイ・シティ から車/レンタカーで約10分と気軽な距離にあるのも魅力的。
しかし マンロー・トレイル 自体は未舗装の険しい道となっていますので、四輪駆動車（4WD）の利用が必須となります。
ラナイ島と言えば、島中に植えられた「パインツリー」が有名。
マンロー・トレイルでも、約20㎞続くトレイルコースに「クック・パイン・ツリー」がぎっしりと並んでいます。
クック・パイン・ツリーを島に持ち込んだ自然学者「ジョージ・マンロー」にちなんで「マンロ―・トレイル」という名が付けられたんですよ♪
今回は、そんな「マンロー・トレイル」への行き方を詳しくご紹介！
ハワイ旅行で「マンロー・トレイル」へ行くことを検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね！
Contents
マンロー・トレイルへの行き方4通り
バスで行く場合（運行なし）
オアフ島を走る公共バス「ザ・バス（TheBus）」など、利用料金の安さと充実した路線網から オアフ島民の 生活の足 として重宝されている移動手段。
残念ながら、ラナイ島には公共交通機関がなく、路線バスの運行は行っていません。
ラナイ島を観光する際は別の移動手段をご利用ください。
車/レンタカーで行く場合
公共交通機関の運行がないラナイ島。
ラナイ島観光の主な移動手段として利用される車/レンタカーは、移動時の自由度が高いのが魅力！
ラナイ島の中心地である ラナイ・シティ から マンロー・トレイル へは、車/レンタカーを利用して向かうことができます。
北側と南側から マンロー・トレイル へ入る入口がありますが、今回は道の分かりやすい 北側から入る行き方 をご紹介！
マンロー・トレイル は、約20㎞ 一直線に続く未舗装のダートロード。
車一台分しか通れないほど道は細く、かなり深い窪みも多いため、走行にはジープなどの 四輪駆動車（4WD） の利用が必須です！
北側からトレイルに入る場合。
ラナイ・シティからの移動時間は約10分です。
ラナイ・シティのメインストリートである ラナイ通り（ラナイ・アベニュー / Lanai Ave）を北西方向に進みます。
突き当りを右折して、ケオムク・ハイウェイ（Keomuku Hwy）に入ります。
3つに分かれた道を左折、ケオムク・ハイウェイ（Keomuku Hwy）を道なりに進みます。
5つ星リゾート「センセイ ラナイ、ア フォーシーズンズ リゾート」右手に通過していきますよ♪
難波船があることで有名な「シップレック・ビーチ」方面へ道なりに進んでいくと、右折可能な道がありますのでここを右折。
マンロー・トレイル に入ることができます！
途中には マンロー・トレイル を示す標識がありますが、非常に小さく見逃しやすいのでご注意ください！！
マンロー・トレイル は 未舗装の道で慎重に運転する必要があり、車/レンタカーで走行しても約2～3時間を要します。
ラナイ島の自然が見渡せる気持ちのいいトレイルですが、かなりの悪路なので気を付けて走ってくださいね。
また、天気の悪い日は特に要注意！
山に雲がかかり前が見えない、雨が降り道路が流れて遭難するなどの危険性が。
雨が降った後も道がぬかるんでいて危険なため、なるべく避けるのが安全です。
天候や道の状態を確認したうえで、ドライブを楽しんでくださいね！
トロリーで行く場合（運行なし）
オアフ島で主要な移動手段の1つである「トロリーバス」。
ワイキキやホノルル市内の観光スポットを巡回している私鉄のバスのことです。
残念ながら、ラナイ島ではトロリーの運行は行っていません。
ラナイ島を観光する際は別の移動手段をご利用ください。
オプショナルツアーで行く場合
ハワイ観光をする時に、オプショナルツアーに参加するのもおすすめです。
ハワイでの車の運転やバスの乗り方に慣れていなくて不安…という方は、この方法が一番安心でしょう。
他の観光スポットも一緒に巡るツアーであれば、効率よくハワイ観光ができるのも魅力的！
残念ながら、2025年2月時点で「マンロー・トレイル」が目的地の1つとして含まれているオプショナルツアーを見つけることはできませんでした。
しかし「完全貸し切りのチャーターツアー」を利用すれば、出発時間や目的地が自由に決められるので 理想的なツアー を楽しむことができますよ♪
また「ドライバー付きタクシー」で行きたい観光スポットを巡るという手も。
知識豊富なドライバーがラナイ島について沢山教えてくれるかもしれません！
マンロー・トレイルを訪問する時の注意点
車/レンタカーでのアクセスには四輪駆動車（4WD）が必要
マンロー・トレイルは、車/レンタカ―で走行できるトレイルコース。
約20km続くコースは未舗装の険しい道となっています。
走行するには四輪駆動車（4WD）であることが必須！
急勾配の箇所や、車1台がやっと通れるほどの細い道も多いので、かなり慎重に運転してください。
運転に慣れていない方はツアーに参加した方がいいかもしれません…
また、レンタカー会社によっては「マンロー・トレイルの走行を禁止している」場合もありますので事前に確認してくださいね。
天候の変化に注意
マンロー・トレイルは、標高の高い場所にあるため「天候が変わりやすい」です。
雨や霧が発生しやすいので、危険を感じた場合には無理に進まないようにしてください！
霧で前が見えなくなったり、雨で道路が流れて遭難する可能性があります。
訪れる前には、必ず天気予報の確認を。
晴れていても「雨具」や「防寒具」を持参して、天候の変化に備えましょう。
マンロー・トレイルは約2～3時間で山頂に到着できる！初めての方も必見の訪問レビューをご紹介
「マンロー・トレイル」は、約2～3時間でラナイ島の最高峰「ラナイハレ」の山頂に到着できるスリリングなトレイルロード。
実際に訪問した方のレビューを3つご紹介します！
訪れる際の参考にしてくださいね。
1つ目のレビュー
マンロ―・トレイルでのドライブは、本当に思い出深い体験！
道が険しく四輪駆動車でしか行けないので、自分のジープに乗ってドライブしました。
ラナイ島の中でも群を抜いて緑豊かな場所で、その景色は素晴らしいものでした。
2つ目のレビュー
トレイルの最後に辿り着くラナイハレの山頂には、360度を見渡せる素晴らしい景色が待っていました！
マウイ島とモロカイ島まで眺めることができましたよ。
3つ目のレビュー
ラナイ島の名物である「ノーフォーク松」を島に持ち込んだジョー・マンロー氏にちなんで名付けられたトレイルロード。
島の最高峰であるラナイハレ山を尾根伝いに縦断する、約1時間半かかる道です。
ラナイハレの頂上からは、天気が良い日には最高の景色が見られます！
赤土で細く、未舗装道路となっているので運転には十分注意が必要。
雨が降ってきたら危ないので引き返したほうがいいですよ。
マンロー・トレイルに行くときの服装・持ち物
服装
マンロー・トレイルを訪れる際には、基本的にはハイキングに適した動きやすい服装を選ぶのがおすすめです。
Tシャツにトレッキングパンツなど。
ポリエステルや綿など汗が乾きやすい素材の服を選ぶと、より快適ですよ。
足元は、歩きやすく滑りずらい靴を選びましょう。
マンロー・トレイルは未舗装の道なのでデコボコして足場が悪いです。
また、ハワイの強い日差しに備えて「帽子」や「サングラス」を着用しましょう。
持ち物
マンロー・トレイルの終点は、標高が高いため寒さを感じる場合があります。
パーカーなど「羽織物」を用意しておきましょう。
また、標高の高い場所は天候が変わりやすいので「雨具」も準備してください。
トレイルをする際には両手が空くように、レインコートなど身に付けるタイプの雨具がおすすめです。
気温の高いハワイの観光では、こまめな水分補給が大切！
十分な量の「飲み物」と、つまめる「軽食」を持参しましょう。
マンロー・トレイルの基本情報と周辺施設
名称
名称は、マンロー・トレイル（Munro Trail）。
住所
住所は、Lanai City, HI 。
アクセス
ラナイ島の中心地「ラナイ・シティ」から車/レンタカーで約10分。
バスやトロリーの運行はありません。
駐車場
マンロー・トレイルに専用の駐車場があるという情報は見つかりませんでした。
営業時間
営業時間は、特に決まっていません。
基本的には24時間訪問可能ですが、安全に配慮して、日中に訪問するのがおすすめです。
定休日
定休日は、特に決まっていません。
常時開放されています。
ただし、天候や道路状況によってはアクセスが制限される場合もあります。
公式サイト
マンロー・トレイルの公式ウェブサイトは見つかりませんでした。
マンロー・トレイルでハイキング・トレッキングを楽しもう！まとめ
「ハワイ マンロー・トレイルの行き方｜島の最高峰・ラナイハレの山頂へ！服装・持ち物も」をお伝えしましたが、いかがでしたか？
マンロー・トレイルは、ラナイ島唯一の町である ラナイ・シティ から近いアクセスの良さも魅力的！
ラナイ島の中心地である ラナイ・シティ から車/レンタカーで片道約10分、往復の移動時間で考えると約20分。
ラナイ・シティ からの移動距離は短めですが、マンロー・トレイル自体は 未舗装の険しい道 。
四輪駆動車（4WD）の利用が必須となりますのでご注意ください！
植物の生い茂るトレイルを進んだ先には、標高約490mの展望ポイントが。
手つかずの大自然や、オアフ島・ハワイ島などのハワイ諸島を一望できる絶景が待っていますよ！
運が良ければ、ハワイ特有の動物達 にも出会えるかもしれません。
ハワイの魅力は海だけではありません！
マンロー・トレイルを訪れて、大自然の素晴らしさを感じてくださいね。