ハワイ旅行中、都会の喧騒からは少し離れたオールドタウンで地元民の生活を感じてみるのはいかがでしょう。
古き良き街並みに美しいビーチ、人気のハワイアングルメなど… のんびりとした時間の流れる魅力詰まったエリアをご存じですか?
それが、ハワイ州オアフ島にある「ノースショア(north shore)」。
オアフ島観光の拠点となることの多い「ワイキキ」や「アラモアナ」から車/レンタカーで約1時間の、オアフ島北部に位置しています。
子供も楽しめるテーマパークから、知る人ぞ知る穴場ビーチまで…魅力の詰まった楽しいエリアです♪
今回は、そんな「ノースショア」への行き方を詳しくご紹介。
ハワイ旅行でノースショアへ行くことを検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
Contents
ノースショアへの行き方4通り
ザ・バスで行く場合
オアフ島を走る公共バス「ザ・バス(TheBus)」。
オアフ島観光の拠点となることの多い「ワイキキ」から「ノースショア」までは、ザ・バスを利用して向かうことができます。
ワイキキ中心部から直接到着できるバスは無いため、「アラモアナセンター」で1回乗り換えが必要となりますよ!
ワイキキ中心部からアラモアナセンターへ向かう際に利用できる路線は5つ。
8番「Ala Moana Center-Makiki」行き、20番「Airport-Arizona Memorial-Aloha Stadium-Pearlridge」行き、23番「Ala Moana Center via Hawaii Kai」行き。
42番「Ewa Beach via Arizona Memorial」行き、E番「CountryExpress! Ewa Beach」行きです。
ワイキキ中心部から向かう場合、クヒオ通り(クヒオ・アベニュー / Kūhiō Ave.)沿いのバス停から乗車するのがおすすめ!
ワイキキ内を走るほとんどのバスがクヒオ通り(クヒオ・アベニュー / Kūhiō Ave.)を経由しており、バス停がとても多いんです。
この場合、必ずクヒオ通り(クヒオ・アベニュー / Kūhiō Ave.)「山側」のバス停から乗車するようにしましょう!
8番、20番、23番、42番の路線であれば、クヒオ通り(クヒオ・アベニュー / Kūhiō Ave.)沿いの全てのバス停から乗車できます。
E番の路線のみ注意が必要で、特殊なルートのため停車しないバス停もあります。
必ず停留場の看板を見て、乗りたい路線のバスが停車するか確認してくださいね!
乗車地点や路線にもよりますが、乗車時間は約20~30分。
ワイキキを象徴する山「ダイヤモンドヘッド」とは逆方向へ走行していきますよ。
降車場所は、利用する路線によって異なります。
8番の路線を利用する場合は、アラモアナセンター山側(北側)のバス停「Piikoi St + Kapiolani Bl/ピイコイ・ストリート+カピオラニ・ブールバード」で降車。
バス停IDは「4687」。
20番・42番・E番の路線を利用する場合は 、アラモアナセンター海側のバス停「Ala Moana Bl + Ala Moana Center/アラモアナ・ブールバード+アラモアナ・センター」で降車。
バス停IDは「428」。
23番の路線を利用する場合は、アラモアナセンターの周りをぐるっと周回するため、アラモアナセンター「山側・海側どちらでも」降車が可能。
ノースショアへ行く際には、アラモアナセンター山側(北側)のバス停「Kona St + Opp Kona Iki St (FS)/コナ・ストリート+Opp コナ・イキ・ストリート (FS)」で降車するのがおすすめです。
バス停IDは「425」。
ちなみに、アラモアナセンターが終点となっているのは「23番の路線」のみ!
その他の路線はアラモアナセンターで停車後も次のバス停へと向かっていきますので、降車し忘れないように気をつけてくださいね!
アラモアナセンターで降車後は、ノースショア方面へ向かう 52番「WAHIAWA – HALEIWA(ワヒアワ – ハレイワ)」行きのバス に乗り換えます。
52番バスの始発地点は「Kona St + Opp Kona Iki St (NS) / コナ・ストリート+オポジット・コナ・イキ・ストリート (NS)」。
バス停IDは「847」です。
このバス停はアラモアナ・センター「山側(北側)」にあるバス停なので、各路線のバスを降りてから移動してくださいね!
8番・23番バスを利用していた方は、アラモアナセンター山側のバス停で降車してから少し歩いて52番バスの始発場所へ。
20番・42番・E 番バスを利用していた方は、アラモアナセンター海側(南側)のバス停で降車してから建物内を突っ切って、反対側にある52番バスの始発場所へ向かってくださいね。
52番バスがやってきたら、バス前方上部の電光掲示板に「52 WAHIAWA – HALEIWA」の表示があることを確認して乗車!
アラモアナセンターから出発する52番バスであれば、どれに乗っても大丈夫ですよ。
52番バスに乗ってからは、約1時間30分かけてオアフ島北部へ進んで行きます。
H-1クイーン・リリウオカラニ・フリーウェイ(Queen Liliuokalani Fwy)や H-2ベテランズ・メモリアル・フリーウェイ(Veterans Memorial Fwy)といった幹線道路を走行。
ノンストップで走り続け、オアフ島の中心地点にある「ミリラニ」の街へ入っていきます。
街を抜けてさらに北上していくと、段々と周囲の建物が減少…
都会の喧騒を離れ、自然豊かで静かなエリアに入っていきます。
出発してから約1時間10分のところで「ドール・プランテーション」を右手に通過。
「Dole」の文字が印象的な目立つ外観をしているので、見つけやすいですよ♪
その後も道なりに進むこと約10分、ついにノースショア地区の入口の町である「ハレイワ・タウン」に入っていきます!
ハレイワタウンに入ってから一番最初の降車地点は、「Kamehameha Hwy + Weed Circle/カメハメハ・ハイウェイ+ウィード・サークル」。
サークル状の道路の途中にあります。
アラモアナセンターからこの降車地点までの所要時間は約1時間30分ですよ。
バス停のように分かりやすい標識はありませんが、降車地点の右手前方には「STARBUCKS COFFEE」緑屋根が見えます!
その後も、ハレイワタウン内では11カ所のバス停で停車。
目的の商業施設などがある方は、その場所に合わせて降車地点を決めるのがおすすめです♪
ちなみに、ハレイワタウン内の最後のバス停は「Kamehameha Hwy + Opp Haleiwa Beach Park/カメハメハ・ハイウェイ+オポジット・ハレイワ・ビーチパーク 」。
最初のバス停から最後のバス停までは約10分以内にあり、歩いても約30分で移動できる範囲です。
もし目的のバス停で降り忘れてしまっても心配いりませんよ!
ザ・バスの利用は、移動時間がかかるのでスケジュールに余裕のある方、交通費を安く抑えたい方におすすめ。
さらに、今回のように都心から離れた観光地へ行く際には交通系ICカード「HOLOカード」を購入することでお得にザ・バスを利用できますよ!
ザ・バスの乗車料金やHOLOカードについては、下記リンクの公式サイトからご確認くださいね。
https://www.thebus.org/Fare/TheBusFares20240701.asp
車/レンタカーで行く場合
オアフ島観光の拠点となることの多い「ワイキキ」から「ノースショア」へは、車/レンタカーを利用して向かうことができます。
車/レンタカーの利用は、移動時の自由度が魅力的!
ワイキキ中心部からノースショアまで車/レンタカーで行く場合、主に2つのルートがあります。
1つが、オアフ島の中心部を通っていくルート。
もう1つが、オアフ島の東海岸を通っていくルート。
どちらのルートにも違った魅力がありますが、今回は「オアフ島の中心部を通っていくルート」を詳しくご紹介!
移動時間は約1時間、移動距離は約47km。
オアフ島の中心部を突っ切っていくので、こちらのルートの方が早く到着できますよ。
まずは、ワイキキ中心部からアラ・ワイ・ブールバード(Ala Wai Blvd)に入ります。
アラ・ワイ運河沿いを通る一方通行の道。
道なりに進み、運河を渡る橋のある場所の信号を右折します。
橋を渡り、マックカリー・ストリート(McCully St)を道なりに走行。
8つ目の信号の場所で、前方3つに分かれる真ん中の道を選択して進みましょう。
H-1 ルナリオ・フリーウェイ(Lunalilo Fwy)の上を通過、その先1つ目の道を左折します。
ドール・ストリート(Dole St)に入りますので、道なりに走行し「STOP」と書かれた赤看板のある場所で左折。
アレクサンダー・ストリート(Alexander St)を進んでいると、そのまま H-1 ルナリオ・フリーウェイ(Lunalilo Fwy)に合流!
遠くに見える「ダイヤモンドヘッド」とは逆方向の、オアフ島北部へ向かって進んでいきますよ。
途中でH-1とH-201に分かれる場所がありますので、H-201側の道路を選択。
H-201モアナルア・フリーウェイ(Moanalua Fwy)に入っても、変わらず北上を続けます。
しばらく進んだ先、上部に「EXIT 1C(1C出口)」の看板を発見!
この出口を利用してH-1方面へ進んで行きましょう。
H-1方面を進むと、H-1クイーン・リリウオカラニ・フリーウェイ(Queen Liliuokalani Fwy)と合流。
さらに北上していきます。
約7km進むと、上部に「EXIT 8A(8A出口)」の看板を発見!
8A出口へ向かう方の道を進んでいきましょう。
こちら側の道を進んで行くと、H-2ベテランズ・メモリアル・フリーウェイ(Veterans Memorial Fwy)に入ることができます。
さらに約12km進んだ先には「EXIT 8(8出口)」がありますので、この出口を利用してフリーウェイを出ましょう。
「EXIT 8(8出口)」から続く道を進み、80号線サウス・カメハメハ・ハイウェイ(Kamehameha Hwy)に入ります。
ワヒアワの街を越えて、その先のY字路は右へ。
99号線カメハメハ・ハイウェイ(Kamehameha Hwy)に合流します。
徐々に周囲の建物が減っていき、自然豊かなエリアに変わっていきますよ。
この道の道中には「Dole」の看板が特徴的な「ドール・プランテーション」を右手に通過!
パイナップルをテーマに様々なアクティビティが楽しめますので、時間のある方は立ち寄ってみるのもおすすめです♪
ドール・プランテーションを通り過ぎてから約10分進むと信号が現れますので、その手前の道を左折しましょう。
サークル状の道路に入りますので、スターバックスコーヒーのある右手方面へ進みます。
ついに、ノースショア入口の町「ハレイワ」に到着ですよ!
町中のパーキングや目的の施設に車/レンタカーを停めながら、魅力の詰まったノースショア地区観光を楽しんでくださいね。
余談ですが、時間に余裕がある!もっとハワイの自然を楽しみながら移動したい!という方に。
今回は詳しくご紹介しなかった「オアフ島の東海岸を通っていくルート」で向かうのもおすすめです♪
海岸沿いには「ハロナ潮吹き穴」や「マカプウ岬」といった観光名所がありますので、道中に立ち寄るのも楽しいですよ。
トロリーで行く場合
「トロリーバス」とは、ワイキキやホノルル市内の観光スポットを巡回している私鉄のバスのこと。
オアフ島内を走るトロリーは 3種類。
エノアコーポレーションの運営する「ワイキキトロリー」、HISの運営する「lealeaトロリー(レアレアトロリー)」、JTBが運営する「HiBus(ハイバス)」です。
残念ながら、オアフ島観光の拠点となることの多い「ワイキキ」から「ノースショア」までは、トロリーだけで向かうことはできません。
「ノースショア」エリア内にはトロリー停留所がないからです。
トロリーを利用して向かいたい場合には、ワイキキ市内から「アラモアナセンター」までトロリーで行き、その後はザ・バスやタクシーに乗り換える必要がありますよ。
アラモアナセンターに到着するトロリーのルートは多く、3種類のトロリーどれでも利用が可能!
ワイキキトロリーであれば、「ピンクライン」を。
lealeaトロリー(レアレアトロリー)であれば、「マラマ・ライン」か「アラモアナ/ドンキ・ライン」、「ワード/カカアコ・ライン」のいずれか。
HiBus(ハイバス)であれば、「アラモアナルート」か「ダイアモンドヘッドルート」を利用できます。
アラモアナセンター到着後からノースショアまでの行き方は、先ほどご紹介した「ザ・バスで行く場合」を参考にしてくださいね。
オプショナルツアーで行く場合
「ノースショア」へ向かうのに、オプショナルツアーに参加するのもおすすめです。
ハワイでの車の運転やバスの乗り方に慣れていなくて不安…という方は、この方法が一番安心でしょう。
他の観光スポットも一緒に巡るツアーであれば、効率よくハワイ観光ができるのも魅力的ですよね!
ツアーによって、ホテルへの送迎が付いているプランや、アクティビティや昼食の予約サービスが付いているプランなど様々。
さらに「完全貸し切りのチャーターツアー」を利用すれば、出発時間や目的地が自由に決められて理想的なツアーを計画することができちゃいます!
どんな場所を巡りたいのか、どんなサービスが付いていてほしいのか… ぜひ探してみてくださいね。
ノースショアで観光を楽しもう!まとめ
「ハワイ ノースショアの行き方|人気ビーチの集まるのどかなエリアを観光!」をお伝えしましたが、いかがでしたか?
ノースショアは、「ハレイワタウン」や「ドール・プランテーション」といった人気の観光スポットが集まる魅力的なエリア!
オアフ島観光の拠点となることの多い「ワイキキ」から車/レンタカーで片道約1時間、往復の移動時間で考えると約2時間です。
オアフ島の中心部を突っ切りながら、自然を感じるドライブを楽しんでくださいね♪
オプショナルツアーに参加すれば、ハワイに慣れていない方でももっと楽に移動ができますよ。
「ポリネシア・カルチャー・センター」や「ドール・プランテーション」といったテーマパークがあり、子供から大人まで楽しく観光ができるのもおすすめのポイント!
ワイキキやホノルルのような都心とは一味違った、地元民の暮らすリアルなハワイを感じることができますよ。
ハワイの魅力は海だけではありません!
ノースショアを訪れて、サーファーの聖地としても知られる人気のエリアを散策してくださいね。