人の立ち入れるハワイの島の中で最も人口が少なく、静かで手つかずの美しい自然が残ることから「ハワイ最後の楽園」とも呼ばれるラナイ島。
「ラナイ島を象徴するスポット」といわれることもある、悲恋伝説の眠る人気スポットをご存じですか？
それが、ハワイ ラナイ島サウス・ラナイにある「プウペへ / Puu Pehe」。
愛しい人の岩 という意味の「スイートハートロック / Sweetheart Rock」とも呼ばれています。
ラナイ島の中心地 ラナイ・シティ から車/レンタカーで約20分と気軽に行けるのも魅力的！
ここは、マウイ島で暮らしていた少女・ペへ と、彼女に恋した戦士・マカケハウ が眠る場所。
恋に落ちラナイ島へやって来た2人ですが、ペへは突然の嵐によって洞窟で命を落としてしまいます。
ペへの亡骸を岩の上へ埋めたマカケハウは、悲しみのあまり自身も岩の上から荒波へ身を投げてしまったんだとか…
そんな伝説の眠る場所からは、特別に美しいサンセットを眺めることができます。
この場所がどうしてこんなにもロマンチックな雰囲気に包まれているのか… それは、この岩に残る「悲しき恋の伝説」からきているのかもしれません。
今回は、そんな「プウペへ（スウィートハートロック）」への行き方を詳しくご紹介！
ハワイ旅行で「プウペへ（スウィートハートロック）」へ行くことを検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね！
Contents
プウペへ（スウィートハートロック）への行き方4通り
バスで行く場合（運行なし）
オアフ島を走る公共バス「ザ・バス（TheBus）」など、利用料金の安さと充実した路線網から オアフ島民の 生活の足 として重宝されている移動手段。
残念ながら、ラナイ島には公共交通機関がなく、路線バスの運行は行っていません。
ラナイ島を観光する際は別の移動手段をご利用ください。
車/レンタカーで行く場合
公共交通機関の運行がないラナイ島。
ラナイ島観光の主な移動手段として利用される車/レンタカーは、移動時の自由度が高いのが魅力！
ラナイ島の中心地である ラナイ・シティ から プウペへ（スウィートハートロック） へは、車/レンタカーを利用して向かうことができます。
移動距離は約13㎞、所要時間は約20分です。
ラナイ・シティ から プウペへ（スウィートハートロック） へ向かう場合の、道順の一例をご紹介。
最寄りの道路から 440号線 マネレ通り（マネレ・ロード / Manele Rd）に入ります。
南東方向へ、道なりにひたすら進みます。
走ること約5㎞、左折して 440号線 マネレ通り（マネレ・ロード / Manele Rd）を更に進みます。
クネクネとした道に変わってきますが そのまま南下して行きましょう。
右手に天文台「Lanai Observatory」が見える付近まで行くと、やっと道が真っ直ぐに。
フロポエ湾へ向かって進んで行くと、 海の中に立つハート型の岩 プウペヘ（スウィートハートロック）に到着です！
到着後は、フロポエ湾にある公園「フロポエ・ビーチパーク」の駐車場を利用することができます。
公園内にはトイレ・シャワーなどもあり便利♪
駐車場に車を停めて、ビーチの南側から続く遊歩道を進んで行くと岬の先端にたどり着きます。
そこから プウペヘ（スウィートハートロック）のハート形を綺麗に眺めることができますよ！
トロリーで行く場合（運行なし）
オアフ島で主要な移動手段の1つである「トロリーバス」。
ワイキキやホノルル市内の観光スポットを巡回している私鉄のバスのことです。
残念ながら、ラナイ島ではトロリーの運行は行っていません。
ラナイ島を観光する際は別の移動手段をご利用ください。
オプショナルツアーで行く場合
ハワイ観光で、オプショナルツアーに参加するのもおすすめです。
ハワイでの車の運転やバスの乗り方に慣れていなくて不安…という方は、この方法が一番安心でしょう。
他の観光スポットも一緒に巡るツアーであれば、効率よくハワイ観光ができるのも魅力的！
残念ながら、2025年1月時点で プウペへ（スウィートハートロック） が目的地に含まれているツアーを見つけることはできませんでした。
しかし「完全貸し切りのチャーターツアー」を利用すれば、出発時間や目的地が自由に決められるので プウペへ（スウィートハートロック） を目的地に含めたツアーを楽しむことも可能ですよ！
また「ドライバー付きタクシー」で行きたい観光スポットを巡るという手も。
知識豊富なドライバーがラナイ島について沢山教えてくれるかもしれません！
プウペへ（スウィートハートロック）を観光する時の注意点
足元に注意して歩こう
プウペへ（スウィートハートロック）を観光する際には、足場の悪い「岩場」を歩くことが多いです。
滑りやすく危険なので、足元には十分ご注意ください！
ビーチサンダルではなく、歩きやすいスニーカーなどを履くのがおすすめ。
小さなお子様連れの場合には、お子様から目を離さないようにしてくださいね。
周りの海での遊泳はしないで
プウペへ（スウィートハートロック）は、海の中に立つハート型の岩。
周りの海は潮の流れが速く、波が荒いので海水浴には適していません。
天候をよく確認してから訪問し、遊泳はしないでください！
天候の変化に対応できるように「雨具」や「羽織物」の用意をしておくのもおすすめですよ。
環境に配慮しよう
プウペヘ（スウィートハートロック）は古くからの伝説が残る神秘的な場所で、豊かな自然に囲まれています。
観光の際には、自然環境に配慮した行動を心がけましょう。
ゴミは必ず持ち帰り、動植物を傷つけないようにしてくださいね。
プウペへ（スウィートハートロック）は約30分～1時間で観光できる！初めての方も必見の観光レビューをご紹介
「プウペへ（スウィートハートロック）」は、約30分～1時間の滞在でも観光を楽しめる神秘的なスポット。
実際に観光した方のレビューを3つご紹介します！
訪れる際の参考にしてくださいね。
1つ目のレビュー
プウペへ（スウィートハートロック）を見る前に、ぜひこの場所に残る悲恋伝説を知ってください。
伝説を知っていることで、実際に見た時により深い意味が伝わってきます。
フェリーに乗って眺めるのも人気で、係留時にすぐ近くで岩を見ることができますよ。
2つ目のレビュー
足場が滑りやすいので、滑りにくいサンダルやスニーカーを履いて行くのがおすすめ。
美しい光景を撮るためにカメラも持っていってください！
神秘的な雰囲気の漂う、素晴らしい場所ですよ。
お子様連れの方ならば、必ず手を離さないでくださいね。
3つ目のレビュー
プウペへ（スウィートハートロック）は、フォー・シーズンズ・リゾート・ラナイから徒歩で行ける範囲。
素晴らしい海の景色を見渡せる場所で、水がとても綺麗なので熱帯魚の観察もできます！
おすすめのスポットです。
プウペへ（スウィートハートロック）に行くときの服装・持ち物
服装
プウペへ（スウィートハートロック）を観光する時には、基本的に「動きやすいカジュアルな服装」であるのがおすすめ！
気温の高いハワイでは汗をかくことが多いので、ハイブランド系の服を着ている人はあまり多くありません。
汗が乾きやすいポリエステル素材の服などを選ぶと、より快適に過ごせますよ。
岩場や崖を歩くので、足元は「歩きやすい靴」であることが必須！
ヒールのある靴やサンダルは避けるのがおすすめです。
紫外線対策で、「帽子」や「サングラス」も着用するといいですよ。
持ち物
暑いハワイの観光では、こまめな水分補給をお忘れなく！
すぐに水分補給できるように「飲み物」を持っておくのがおすすめです。
また、天候の変化に対応できるように「雨具」や「羽織物」もあると安心ですよ。
プウペへ（スウィートハートロック）の基本情報と周辺施設
英名
英名は、Puu Pehe。
別名 Sweetheart Rock とも呼ばれます。
住所
住所は、Lanai City, HI 。
アクセス
ラナイ島の中心地である「ラナイ・シティ」から車/レンタカーで約20分。
バスやトロリーの運行はありません。
営業時間
営業時間は決まっていません。
24時間訪問できます。
定休日
定休日はありません。
常時開放されています。
プウペへ（スウィートハートロック）で語り継がれる伝説とロマンチックな光景を楽しもう！まとめ
「ハワイ プウペへ（スウィートハートロック）の行き方｜伝説の眠る悲しき岩！服装・持ち物も」をお伝えしましたが、いかがでしたか？
プウペへ（スウィートハートロック）は、フロポエ・ビーチ や フォー・シーズンズ・リゾート・ラナイ など有名なスポットから近いのも魅力的！
ラナイ島の中心地である ラナイ・シティ から車/レンタカーで片道約20分、往復の移動時間で考えると約40分。
ラナイ島らしい絶景の見られる人気スポットへ気軽に向かうことができます。
オプショナルツアーに参加すれば、ハワイに慣れていない方でももっと楽に移動ができますよ。
不思議なパワーを感じるほどの美しく深い青の海。
観光客も多く訪れるスポットですが、潮の流れが速い場所となっていますので 遊泳はやめて おきましょう。
また 周囲には足場の悪い岩場も多いため、散策の際には十分注意してくださいね。
ハワイの魅力はビーチだけではありません！
プウペへ（スウィートハートロック）を訪れて、ハート型の岩から見られるロマンチックな光景をお楽しみください。