南国ハワイといえば、青い空に美しい海を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
ワイキキ中心部からダイヤモンドヘッドまで約3km続く、ハワイを象徴する美しいビーチをご存じですか?
それが、ハワイ州オアフ島ワイキキ地区にある「ワイキキビーチ(Waikiki Beach)」。
オアフ島観光の拠点となることの多い「ワイキキ」や「アラモアナ」の中心に集まる人気ホテルから徒歩でも行ける好立地!
美しいビーチでただゆっくりと時間を過ごしたり、カヌー・サーフィン・SUPといったマリンスポーツを楽しんだり、サンセットを見に行ったり…
お好きな時間の過ごし方で思い出を作ってくださいね。
今回は、そんな「ワイキキビーチ」への行き方を詳しくご紹介。
ハワイ旅行でワイキキビーチへ行くことを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください!
Contents
ワイキキビーチへの行き方4通り
ザ・バスで行く場合
ハワイで最も有名なビーチといっても過言ではない「ワイキキビーチ」。
ワイキキ中心部からダイヤモンドヘッドまでの8つのビーチを総称して「ワイキキビーチ」と呼んでおり、その全長は約3kmに及びます。
オアフ島観光の拠点となることの多い「ワイキキ」から「ワイキキビーチ」まではザ・バスを利用して向かうことが可能。
しかし、上記の通りワイキキビーチは非常に広く、ビーチの入口となるような最寄りの停留所は存在しません!
ワイキキビーチ付近にはホテルがずらりと並んでいますので、いずれかのホテル前のバス停で降車。
そこから徒歩でワイキキビーチまで向かう行き方となります。
例えば、ワイキキの超人気ショッピングモール「アラモアナセンター」から乗車するならば20番バスに乗車するのがおすすめ!
なぜなら、20番バスのルートではワイキキのホテル街にある「11か所のバス停」に停車するからです。
ワイキキビーチ付近のバス停だと、一番初めはアラ・モアナ・ブールバード(Ala Moana Blvd)沿いのバス停「Ala Moana Bl + Hobron Ln(アラモアナ+ホブロン)」に停車。
そこからカパフル・アベニュー(Kapahulu Ave)沿いのバス停「Kapahulu Ave + Kalakaua Ave(カパフル+カラカウア)」まで順に停車していきます。
この範囲内どのバス停で降車しても、ワイキキビーチまで十分に歩いて向かうことができますよ!
20番バスは、アラモアナセンター「海側」のバス停から乗車可能です。
なお、ザ・バスの乗車料金については下記リンクの公式サイトをご確認くださいね。
https://www.thebus.org/Fare/TheBusFares20240701.asp
車/レンタカーで行く場合
「ワイキキビーチ」は ワイキキ中心部からダイヤモンドヘッドまで約3km続き、8つの浜によって構成される巨大なビーチ。
車/レンタカーで向かう場合には、ワイキキ中心部にある商業施設の駐車場に駐車。
そこから徒歩でビーチまで行く方法となります。
おすすめなのは、巨大ショッピングモール「ロイヤル・ハワイアン・センター」の駐車場。
この場所から徒歩約5分でワイキキビーチに到着できます!
ロイヤル・ハワイアン・センターには7階建ての駐車場があり、合計600台の収容が可能。
買い物をすることで駐車料金が値引きされるので、ついでに立ち寄るのもおすすめですよ♪
駐車料金は利用時間によっても変わりますので、下記リンクからご確認くださいね。
https://jp.royalhawaiiancenter.com/visit#parking
ちなみに、ワイキキ東側にある人気の観光スポット「ホノルル動物園」周辺の公共駐車場を利用することもできます。
こちらの駐車場は埋まりやすいので、「平日」や「早めの時間帯」に行って停めるといいですよ。
トロリーで行く場合
「トロリーバス」とは、ワイキキやホノルル市内の観光スポットを巡回している私鉄のバスのこと。
オアフ島内を走るトロリーは 3種類。
エノアコーポレーションの運営する「ワイキキトロリー」、HISの運営する「lealeaトロリー(レアレアトロリー)」、JTBが運営する「HiBus(ハイバス)」です。
オアフ島観光の拠点となることの多い「ワイキキ」から「ワイキキビーチ」へは、3種類のトロリーどれでも向かうことができます!
停留所の呼び方が各トロリーで異なりますが、停留所の場所自体はザ・バスと同じですよ。
「ワイキキビーチ」は ワイキキ中心部からダイヤモンドヘッドまで約3km続き、8つの浜を含む巨大なビーチ。
広大なワイキキビーチの入口は決まっておらず、ビーチへ行くための特定のトロリー停留所もありません。
よって、ワイキキビーチに近い場所のトロリー停留所で降車して、歩いて向かう方法になります!
どのトロリーを利用した場合でも、ワイキキビーチから最も近いトロリー停留所は「デューク・カハナモク像」。
この停留所から徒歩約1分でビーチに到着できます!
今回は、それぞれのトロリーで停留所「デューク・カハナモク像」に向かうことのできるルートをご紹介しますよ。
エノアコーポレーションの運営する「ワイキキトロリー」を利用する場合。
停留所「デューク・カハナモク像」へは、ワイキキトロリーのどのルートに乗っても向かうことが可能!
各ラインその他の停留所も確認しておき、乗車しやすい場所に停留所のあるルートを選んで利用するのがおすすめです。
ワイキキトロリーの各ラインの詳細は、下記リンクの公式サイトからご確認くださいね。
HISの運営する「lealeaトロリー(レアレアトロリー)」を利用する場合。
停留所「デューク・カハナモク像」へは、lealeaトロリー(レアレアトロリー)の場合も、どのルートに乗っても向かうことが可能!
各ラインその他の停留所も確認しておき、乗車しやすい場所に停留所のあるルートを選んで利用するのがおすすめですよ。
lealeaトロリー(レアレアトロリー)の各ラインの詳細は、下記リンクの公式サイトからご確認くださいね。
https://www.lealeaweb.com/trolley
JTBが運営する「HiBus(ハイバス)」を利用する場合。
停留所「デューク・カハナモク像」へは、「アラモアナルート」「カハラルート」を利用して向かうことが可能!
「アラモアナルート」では、始発の停留所「アラモアナセンター海側」から降車停留所まで約30分。
7駅目に到着しますよ。
詳しいスケジュールやマップについては、下記の公式サイトからご確認くださいね。
https://www.oliolihawaii.com/bus/route/alamoana
「カハラルート」では、始発の停留所「DFS ワイキキ」から降車停留所まで約5分。
乗車した次の駅でもう到着です。
詳しいスケジュールやマップについては、下記の公式サイトからご確認くださいね。
https://www.oliolihawaii.com/bus/route/kahala
ちなみに、旅行会社のパッケージツアーに参加してハワイ観光をする方は、お得にトロリーを利用できる場合も!
旅行会社の提供するトロリーに無料で乗車できたり、トロリーの利用券が付与されたりすることもあります。
ぜひ事前に確認してみてくださいね!
オプショナルツアーで行く場合
「ワイキキビーチ」へ向かうのに、オプショナルツアーに参加するのもおすすめです。
ハワイでの車の運転やバスの乗り方に慣れていなくて不安…という方は、この方法が一番安心でしょう。
他の観光スポットも一緒に巡るツアーであれば、効率よくハワイ観光ができるのも魅力的ですよね
ツアーによって、SUPやカヌーの体験ができるプランや、ウミガメや熱帯魚とシュノーケリングを楽しめるプランなど様々。
さらに「完全貸し切りのチャーターツアー」を利用すれば、出発時間や目的地が自由に決められるので、理想的なツアーを計画することができちゃいます!
どんな場所を巡りたいのか、どんなサービスが付いていてほしいのか… ぜひ探してみてくださいね。
ワイキキビーチで過ごす時の注意点
公共の場での飲酒は禁止
ハワイでは、公共の場での飲酒は州法によって禁止されています。
ビーチはもちろん、公園や路上、高速道路、バスの中などでの飲酒にも気をつけましょう。
また、野外で酒類を持ち運ぶ際には、必ず「袋に入れる」必要があります。
裸のまま持ち運ぶのも禁止とされているのでご注意を!
ワイキキビーチがあるのは、観光スポットの多いワイキキ地区の中心。
近くにはお酒が楽しめる「バー」や「レストラン」がありますので、そちらを利用してくださいね。
喫煙できるのは公衆用灰皿がある場所だけ
ハワイでは、「喫煙」に関しても厳しいルールが設けられています。
屋内はほとんど全面禁煙です。
禁煙の場所には「Smoking Prohibited by Low(法により喫煙は禁止されています)」と書かれた青い看板がありますのでご注意を!
紙巻タバコも電子タバコも吸うことはできません。
喫煙の場所には、公共用の「灰皿」が用意されています!
場所によってデザインが違うこともありますが、どれも「タバコのマーク」が付いていますので、目印にしてくださいね。
ウミガメの3m以内には近づかないで
ハワイでは、ウミガメ(ホヌ)は幸運を運ぶ象徴として大切にされています。
法律で「ウミガメとは3m以上距離をとり、触ったり、餌を与えることは禁止」と定められています。
ハワイの海ではウミガメに出会える機会が多いかもしれませんが、必ずこのルールを守るようにしてくださいね。
なお、ウミガメ以外にも、ハワイアンモンクシール(アザラシ)など「特別保護動物」に指定されている動物には3m以内に近づかないようにしましょう!
違反すると、500ドルを超える高額な罰金が請求される場合もあるようですよ。
荷物管理に気をつけよう
ビーチでは「荷物管理」を徹底することが大切!
ハワイでは、観光客を狙った「スリ」や「置き引き」などの軽犯罪が問題となっています。
ビーチには、できるだけ貴重品を持っていかないのがおすすめ。
身軽な状態で遊びに行きましょう!
荷物管理には、ロッカーを利用するのもおすすめ。
ワイキキビーチからすぐのホノルル警察横に「アロハロッカーズ」というロッカーがあります。
有料のロッカーですが、係員が常駐しているので安心して預けることができます!
ロッカーはクレジットカードを使用するオートロック式。
コインを用意しておく必要がなく、鍵を無くしてしまう心配もありません。
日本語でも説明を受けられるので、言語が心配な方も安心ですよ。
ホテルなどに荷物を置いて行けない場合には、ぜひ活用してくださいね。
ビーチシャワーは決まりを守って利用しよう
ワイキキビーチには、海に入った後に体を流せる「無料の屋外シャワー」があります。
公共の設備になりますので、必ずルールを守って利用しましょう。
ビーチシャワーは簡素な作りで、水道と同じくハンドルを回すだけで使用できます。
その際には、シャンプーやボディソープ(石鹸)は使わないでください!
ビーチシャワーの水は、下水道で処理されずそのまま海に流れてしまいます。
綺麗な海を守るために大切なことです。
また、シャワーに並んでいる人がいる場合には、順番を守って利用しましょう。
間違って「ホテル宿泊者専用のシャワー」を使わないように気をつけてくださいね。
「リーフセーフ」の日焼け止めを使おう
ハワイでは、美しい海を守るために「オキシベンゾンとオクチノキサートを含んだ日焼け止め」の販売・流通が禁止されています。
オキシベンゾンとオクチノキサートは、サンゴ礁の白化や弱体化を促す有害成分。
日焼け止めは現地で購入して使うのが安心です。
持っていく場合には、必ず成分欄をチェックしてくださいね!
12歳以下の子どもには付き添いが必要
ハワイでは、「12歳以下の子どもをひとりにする」ことが禁じられています。
未成年者を危険にさらす行為として、保護者が逮捕される可能性があります。
「12歳以下の子どもには、必ず13歳以上の保護者が付き添う」ようにしてくださいね。
ワイキキビーチでゆっくり時間を過ごそう!初めての方も必見のレビューをご紹介
「ワイキキビーチ」では、数時間ゆっくりを時間を過ごす方が多いよう。
実際にビーチで過ごした方のレビューを3つご紹介!
訪れる際の参考にしてくださいね。
1つ目のレビュー
ハワイの象徴ともいえる、ワイキキビーチ。
柔らかい砂と穏やかな波が心地良かったです。
サーフィン初心者でも波に乗りやすく楽しむことができました!
また、ビーチフロントでは「ビーチパラソル」や「ビーチチェア」などの貸出しが充実しているのが嬉しかったです!
人気のビーチなだけあって、観光客の多さには少し圧倒されました…
でも、活気とエネルギーを感じることができてとても思い出に残る時間になりました!
ワイキキ中心部というアクセスの良さも魅力的でした。
2つ目のレビュー
ハワイの象徴ともいえるこのビーチでは、時間帯によって異なる素晴らしい景色を見ることができます。
朝は「ダイヤモンドヘッド」からの日の出を拝み、日中は観光客が多くて賑やかな雰囲気。
日の入りには、美しいサンセットを見ながら1日を振り返ることができます。
毎週火曜日・水曜日の夕方に訪れれば、「フラダンスショー」を無料で楽しむこともできちゃいますよ!
様々な楽しみ方ができるのが魅力のビーチです。
3つ目のレビュー
世界で最も有名なビーチ。
ビーチの近くでは、サーフィンを世界に広めたハワイの英雄「デューク・カハナモク」の像 が待っています。
この像を見に行くだけでも、ビーチに行く価値があります!
ビーチではサーフィンを楽しむ人が多く、初心者にも優しい穏やかな波です。
ハワイを、オアフ島を訪れるなら必見のスポットですよ!
ワイキキビーチに行くときの服装・持ち物
服装
ビーチを「散策」するのか、「海水浴」を楽しみたいのかによって服装を工夫しましょう。
ビーチ散策をするなら、砂の上でも歩きやすい靴に、軽装で行くのがおすすめ。
「Tシャツ」に「ショートパンツ」などで大丈夫です。
日焼け対策として「UVカットパーカー」や「ラッシュガード」を身に付けるのもいいですね。
「リゾートワンピース」なんかも、涼しくてビーチで映えますよ♪
風の強い日は裾がめくれ上がりやすいので、違う服装にした方が過ごしやすいかもしれません。
海水浴を楽しむなら、脱ぎ着しやすい服の下に「水着」を着て出かけましょう。
上に重ねる服は、通気性がよく、乾きやすいアイテムを選ぶのがおすすめです!
ビーチでは「サンダル」が必要になりますが、替えの靴も用意しておくと、その後の観光などがしやすいですよ。
持ち物
ビーチへ行く際には、できるだけ「身軽な状態」で行くのがおすすめ!
なるべく「貴重品」を持っていかないことがポイントです。
ビーチ近くのホテルに泊まっているのであれば、「ホテルのカードキー」と「タオル」だけ持っていく!というくらいが1番安心。
「クレジットカード」や「パスポート」などは持っていかないことをおすすめします。
また、「ブランドもののバッグ」などもスリに遭いやすくなりますので持っていかない方がいいですよ。
海で写真を撮る際には、携帯用の「防水ケース」を準備しておくと安心です。
ワイキキビーチの基本情報と周辺の施設
名称
名称は、ワイキキビーチ(Waikiki Beach)。
「デューク・カハナモク・ビーチ」や「クイーンズ・サーフ・ビーチ」など、8つのビーチを含む総称です。
所在地(住所)
所在地(住所)は、「Waikiki Beach, Kalakaua Ave, Honolulu, HI」。
アクセス
ワイキキの中心部に位置しています。
大きな通りであるクヒオ・アベニュー(Kūhiō Ave.)から車/レンタカーで約5分、徒歩約10分です。
営業時間
施設などではないため、営業時間は特にありません。
常時開放されています。
また、ビーチに作られた公園に関しては、営業時間が決められている場所もあります。
休日
施設などではないため、休日は特にありません。
毎日訪問できます。
所要時間(滞在時間)
基本的には、数時間ビーチでゆっくりと過ごされる方が多いようです。
トイレ
ワイキキビーチ周辺にはいくつか公衆トイレが設置されています。
しかし、ワイキキビーチ中央部にあるトイレが「臨時休業」となっており、問題視されているよう。
トイレを済ませた状態でビーチへ向かうのが安心です。
駐車場
例えば「ロイヤル・ハワイアン・センター」など、ワイキキ中心部にある商業施設の駐車場をご利用ください。
また、周辺にはパーキングも複数ありますよ。
ワイキキビーチでハワイの美しい海を楽しもう!まとめ
「ハワイ ワイキキビーチの行き方|ハワイを象徴するビーチで優雅な時間を!服装・持ち物も」をお伝えしましたが、いかがでしたか?
ワイキキビーチは、「アラモアナセンター」や「ダイヤモンドヘッド」「ホノルル動物園」など人気の観光地から近いのも魅力的!
ワイキキ中心部にあるクヒオ通り(クヒオ・アベニュー)から向かう場合、車/レンタカ―で片道約5分、徒歩でも約10分。
ハワイを代表する有名ビーチへ気軽に遊びに行くことができます!
さらにオプショナルツアーに参加すれば、ハワイに慣れていない方でももっと楽に移動ができますよ。
なんと「8つのビーチ」から構成されているワイキキビーチは、それぞれのビーチに異なる魅力があります。
例えば、「デューク・カハナモク・ビーチ」は綺麗なアーチ型になっているため波が穏やかで、SUPなどのマリンアクティビティに最適。
中心地から少し離れた「アウトリガー・カヌー・クラブ・ビーチ」は、観光客が少なくプライベートな時間が過ごせることなど…
ぜひ色んなビーチを訪れて、自分のお気に入りのビーチを探してくださいね ♪
ハワイといえばやっぱり海は外せません!
ワイキキビーチを訪れて、青い空・白い砂浜・透き通った美しい海が揃った贅沢な時間を過ごしてくださいね。