「ガーデン・アイランド」とも呼ばれるカウアイ島でぜひ楽しみたいのが、パワーあふれる豊かな大自然。
展望台から乗馬の楽しめる牧場まで見どころ満載な「太平洋のグランド・キャニオン」とも呼ばれる渓谷をご存じですか?
それが、ハワイ州カウアイ島ウエスト・カウアイにある「ワイメア渓谷(ワイメア渓谷州立公園/Waimea Canyon State Park)」。
カウアイ島の中心地「リフエ」から車/レンタカーで約1時間10分~1時間20分の場所にあり、長さ約22km、幅約2km、深さ約1000m以上の規模で広がる渓谷。
その素晴らしい大自然から、「ヒーリングスポット」や「パワースポット」としても知られていますよ♪
今回は、そんな「ワイメア渓谷」への行き方を詳しくご紹介。
ハワイ旅行でワイメア渓谷へ行くことを検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
Contents
ワイメア渓谷への行き方4通り
カウアイバスで行く場合
カウアイ島を走る公共バス「カウアイバス(Kauai Bus)」。
車を持っていないカウアイ島民の通勤や通学、買い物の移動手段として使われることも多く、安価に移動できるのがメリットです。
残念ながら、カウアイ島の中心地である「リフエ」から「ワイメア渓谷」へは、カウアイバスを利用して向かうことはできません。
ワイメア渓谷付近までカウアイバスが運行していないからです。
ワイメア渓谷までは、車/レンタカーやオプショナルツアーを利用してアクセスしてくださいね。
車/レンタカーで行く場合
カウアイ島の中心地である「リフエ」から「ワイメア渓谷」までは、車/レンタカーを利用して向かうことができます。
カウアイ島観光の移動手段として利用されることも多く、移動時の自由度が高いのが魅力!
移動距離は約62㎞(リフエ空港から)、所要時間は約1時間10分~1時間20分です。
ワイメア渓谷への道順は、主に「ワイメア・キャニオン・ドライブを通るルート」と「コケエ・ロードを通るルート」の2通りがありますのでそれぞれご紹介します。
どちらのルートを利用しても、ワイメア渓谷の展望台手前で合流しますよ♪
「ワイメア・キャニオン・ドライブを通るルート」を利用する場合。
カウアイ島の中心地「リフエ」から向かうなら、北西方向に「ワイメアタウン」を目指して走行していきます。
まず、現在地の道路から50号線カウムアリイ・ハイウェイ(Kaumualii Hwy)に入りましょう。
西方面へ向かって、ひたすら道なりに走行。
段々と周囲に建物が無い、木々に囲まれた道に変わっていきますよ。
海岸近くまでやってくると、リロ&ステッチの故郷「ハナペペタウン」がある「ハナぺぺ地区」を通り過ぎます。
海岸沿いを進み「カウマカニ地区」を越え、ワイメア川の橋を渡ると、ついに「ワイメアタウン」へ!
町中を進み、「Captain Cooks Memorial Park」という公園の手前で右折して550号線ワイメア・キャニオン・ドライブ(Waimea Canyon Dr)に入ります。
この時、右手には白い外壁の教会がありますよ。
この 550号線ワイメア・キャニオン・ドライブ(Waimea Canyon Dr)を山へ向かってひたすら道なりに進めば「ワイメア渓谷」に到着!
道路沿いに看板が現れ、ワイメア・キャニオン州立公園(ワイメア・キャニオン・ルックアウト)の駐車場に辿り着きますよ。
道幅が狭く、アップダウンの激しい山道を登っていくルート!
山道を揺られながらドライブを楽しみたい!という方にはおすすめですが、車酔いにはご注意くださいね。
「コケエ・ロードを通るルート」を利用する場合。
途中までは「ワイメア・キャニオン・ドライブを通るルート」と同じ道順です!
カウアイ島の中心地であるリフエから向かうなら、北西方向に「ワイメアタウン」を目指して走行していきます。
まず、最寄りの道路から50号線のカウムアリイ・ハイウェイ(Kaumualii Hwy)に入りましょう。
西方面へ向かって、ひたすら道なりに走行。
段々と周囲に建物が無い、木々に囲まれた道に変わっていきますよ。
海岸近くまでやってくると、リロ&ステッチの故郷「ハナペペタウン」がある「ハナぺぺ地区」を通り過ぎます。
海岸沿いを進み「カウマカニ地区」を越え、ワイメア川の橋を渡ると、ついに「ワイメアタウン」へ!
そのままワイメアタウンを通り抜け、「ケカハタウン」に入っていきます。
道路右側に「WAIMEA CANYON 11」と書かれた緑看板のある場所で右折。
コケエ・ロード(Kokee Rd)を道沿いに進んでいくと、「ワイメア渓谷」に到着!
こちらのルートでは、道順が簡単で、幅の広いなだらかな道路を通っていきます。
初めてワイメア渓谷に向かう方にはおすすめのルートですよ!
ワイメア渓谷には、「ワイメア・キャニオン・ルックアウト / Waimea Canyon Lookout」と「プウ・カ・ペレ・ルックアウト / Puu Ka Pele Lookout」。
「プウ・ヒナヒナ・ルックアウト / Puu Hinahina Lookout」という3つの展望台があります。
どの展望台からもワイメア渓谷の素晴らしい景観を眺めることができますよ♪
全ては回れないという方は、一番有名な「ワイメア・キャニオン・ルックアウト / Waimea Canyon Lookout」の場所を事前に確認しておくといいでしょう。
なお、ワイメアタウンを越えた先には「ガソリンスタンド」がありませんので、給油をお忘れなく!
トロリーで行く場合(運行なし)
オアフ島で主要な移動手段の1つである「トロリーバス」。
ワイキキやホノルル市内の観光スポットを巡回している私鉄のバスのことです。
残念ながら、カウアイ島ではトロリーの運行は行っていません。。
カウアイ島を観光する際は別の移動手段をご利用くださいね。
オプショナルツアーで行く場合
「ワイメア渓谷」へ向かうのに、オプショナルツアーに参加するのもおすすめ!
ハワイでの車の運転やバスの乗り方に慣れていなくて不安…という方は、この方法が一番安心でしょう。
他の観光スポットも一緒に巡るツアーであれば、効率よくハワイ観光ができるのも魅力的ですよね。
ツアーによって、オアフ島からの往復航空券が付いているプランや、ランチが付いているプランなど様々。
自転車でワイメア渓谷のダウンヒル(下り坂)を駆け下りる、気分爽快なツアーなんかもあるようです!
さらに「完全貸し切りのチャーターツアー」を利用すれば、出発時間や目的地が自由に決められるので、理想的なツアーを計画することができちゃいます♪
どんな場所を巡りたいのか、どんなサービスが付いていてほしいのか… ぜひ探してみてくださいね。
ワイメア渓谷を観光する時の注意点
急な天候の変化に対応できるようにしよう
ワイメア渓谷には標高の高い場所もあり、天候が変わりやすいです。
最初は晴れていても、途中から雨が降ってきたり、風が強く吹いたりすることも。
天候の変化に対応できるように、「羽織物」や「雨具」を用意しておきましょう。
紫外線対策・熱中症対策をしていこう
渓谷内のハイキングでは、ハワイの強い日差しのもとで長時間行動することになります。
紫外線対策は万全に!
「帽子」や「サングラス」を着用し、日焼け止めも途中でも塗り直すといいですよ。
また、熱中症対策としてこまめに水分補給を取るのも大切。
近くに自販機や売店はありませんので、十分な量の「飲み物」を持参してくださいね!
ワイメア渓谷は約2~3時間の観光でも自然を楽しめる!初めての方も必見の観光レビューをご紹介
「ワイメア渓谷」は約2~3時間の滞在でも散策を楽しめる、自然のパワー溢れるスポット。
ハイキングをする場合は、コースによってもう少し時間が必要になる場合もあります。
実際に、渓谷内を観光した方のレビューを3つご紹介します!
訪れる際の参考にしてくださいね。
1つ目のレビュー
その壮大な自然から、「太平洋のグランドキャニオン」とも呼ばれるワイメア渓谷!
ワイメア渓谷を抜ける絶景ドライブでは、息をのむような景色をいくつも眺めることができ、自然の驚異に浸ることができます。
勾配を上っていくとジグザグに曲がった道が多くなるので、気をつけて運転してください!
ワイメア渓谷に隣接する「コケエ州立公園」では、アワアワ・プヒ・トレイルというコースのハイキングを楽しむこともできますよ。
時間に余裕をもって訪れた方が、見晴らしに色んな場所に立ち寄れていいかもしれませんね。
公園にはビジターセンターがあるので、トイレやコンビニに寄ることができますよ。
2つ目のレビュー
ワイメア渓谷州立公園での体験は最高でした!
見晴らし台からの展望や、博物館、渓谷でのハイキングを楽しむことができましたよ。
その眺めは壮観で、比較的簡単なコースから難しいコースまで様々あるので、ぴったりのものを探せます。
私達が挑戦したコースは、道のりは激しかったですが、そこまで距離は長くありませんでした。
景色が本当に美しく、訪れる価値がありますよ!
3つ目のレビュー
ワイメア渓谷を眺める絶景ドライブをして、また短いハイキングをするために訪れました。
本当に景色が素晴らしい!!
ワイメア渓谷に隣接する「コケエ州立公園」内にあるレストラン「コケエロッジ」で食事もしました。
ローカルフードを楽しむことができて、いい休憩時間になりましたよ。
ワイメア渓谷に行くときの服装・持ち物
服装
ワイメア渓谷を観光する際は、動きやすい服装・歩きやすい靴で行きましょう。
渓谷一帯は「ワイメア渓谷州立公園(Waimea Canyon State Park)」という公園になっており、園内は舗装されています。
しかし、たくさん歩くことを考慮して「履き慣れたスニーカー」などで向かってくださいね。
5月~10月頃の夏場涼しい恰好でいいですが、11月~4月頃の冬場は、場所によっては寒く感じることがあります。
調節できるように「羽織物」を持っていくなど、体温調節しやすい服装を意識するのもポイントです!
紫外線対策もお忘れなく、「帽子」や「サングラス」の着用もおすすめですよ。
持ち物
ワイメア周辺は雨が多いことで知られています。
いつ天候が変わってもいいように「フード付きのウインドブレーカー」や「レインコート」などを用意しておきましょう。
傘を持つと手がふさがってしまうので、身に付けるタイプのレイングッズを選ぶと良いです。
渓谷を歩き回った後の「着替え」も用意しておけば、その後の観光も快適ですよ。
また、公園内には売店や自販機がありません。
こまめな水分補給を心がけ、十分な量の「飲み物」を持参してくださいね!
ワイメア渓谷の基本情報と周辺施設
名称
名称は、「ワイメア渓谷(Waimea Valley)」。
渓谷一帯は「ワイメア渓谷州立公園(Waimea Canyon State Park)」という公園になっています。
所在地
所在地は、Waimea Valley Rd、Haleiwa、HI 96712。
アクセス
ワイキキ中心部から車/レンタカーで約1時間10分~1時間20分。
ザ・バスやトロリーではアクセスできません。
営業時間
公園の営業時間は、毎日午前9時~午後5時。
公園内のギフトショップの営業時間は、午前9時~午後5時30分。
また、公園内にはいくつかのスナック&バーがあります。
ワヒ・ア・イナ・スナックバーの営業時間は、午前10時~午後5時。
キコニバーの営業時間は、午前10時~午後5時。
ヘイル・コープ・コーヒーハウスの営業時間は、午前8時~午後5時、日曜日のみ午前7時~午後3時。
ワイレレ スナック ショップの営業時間は、 午前10時~午後5時です。
TEL
電話番号は、808-638-7766。
休園日
ワイメア渓谷州立公園に休園日はありません。
毎日営業しています。
入場料
ワイメア渓谷に入るには入場料がかかります。
ハワイ在住者(カマアイナ)や軍人は、割引が適用されます。
ただし、割引適用のためには、入場時に有効な身分証明書を提示する必要があります。
詳しくは、下記リンクのワイメア渓谷公式ウェブサイトからご確認ください。
https://www.waimeavalley.net/admission
所要時間(滞在時間)
ワイメア渓谷の平均所要時間(滞在時間)は、約2~3時間。
ハイキングをする場合には、ハイキングコースによっても所要時間が変わりますよ。
WEBサイト
ワイメア渓谷の公式ウェブサイトはこちらです。
ワイメア渓谷で雄大な自然に触れよう!まとめ
「ハワイ ワイメア渓谷の行き方|太平洋のグランド・キャニオンに行こう!服装・持ち物も」をお伝えしましたが、いかがでしたか?
ワイメア渓谷は、カウアイ島西部の自然豊かな場所に位置しています。
カウアイ島の中心地である「リフエ」から公共交通機関で向かうことはできず、車/レンタカーで片道約1時間10分~1時間20分です。
オプショナルツアーに参加すれば、ハワイに慣れていない方でももっと楽に移動ができますよ。
ワイメア渓谷に広がる豊かな自然はもちろんのこと、カウアイ島で最も有名な滝ともいえる「ワイルア滝」へ併せて訪れるのもおすすめです!
ハワイの魅力は海だけではありません!
ワイメア渓谷を訪れて、地球のエネルギーを感じる神秘的な光景を堪能してくださいね。